きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

中央アルプスのイワナ釣り

2010-08-10 | 釣り

8/7,8で中央アルプスのイワナ釣りに行ってきました。

080701_3 (夜明け間近)

毎年、行われる釣りクラブのミーティング(MTG)ですが、今年は会場の予約がなかなか取れず開催できないとの事でした。幹事さんも大変です。それでも、数日前に、やっとキャンプ場の予約がとれたとの事で、非公式ですが、急遽、参加してきました。
お盆休みの時期ですから、渋滞が怖いので金曜のうちに出発しましたが、途中で事故渋滞にはまりました。
まだ暗い中、山道を車で登りはじめると、濃い霧がでてきたのでかなりゆっくり車で山を登りました。キャンプ場の先にある、駐車に着くと雲の上に出たのか晴れて夜空が綺麗でした。まだ暗い4時前、他に車は1台も駐まっていませんので、仮眠しようと思いましたが眠れません。夜明けが近いのか、小鳥のさえずりが聞こえ、そのうち、東の空がうっすらとしらみはじめ、5時には明るくなりましたが、まだ釣り場に向かうには、早すぎます。
車が1台やってきたので、挨拶すると、釣りとの事で釣り場の相談、ボクは上流、その人は下流にと言う事で話はきまり、川まで30分ほど山道歩きですが、一緒に行きました。一人で山道を歩くより、話をしながらだと距離も短く感じますし、熊も寄って来ないでしょうから、安心です。
まだ6時前、川に着いて別れましたが、谷には日が射さず、歩くにはちょうど良い気温でしたが、釣りをはじめるにはまだ早すぎます。しばらく上流に向かい歩きましたが、流れを見ていると良い感じですので、とりあえず釣り初めてみました。
イワナは寝坊助、川に日が射すまでは釣れないものとわかっていても流れを見ると我慢できなくなるものです。川の水に足を入れるとかなり冷たく、やっぱり絶好のポイントでも、全く反応はありません。

080702_2 (やっと日が射して来た川)

9時頃になり、やっと毛鉤に反応があり、イワナが釣れましたが、その後もイワナが少ないのか、あまり反応はないですが、それでもポツポツとイワナが釣れました。サイズは22,3cmくらいで大きなイワナは釣れませんでしたが、久しぶりのイワナの釣りをのんびり楽しみました。

080703 (綺麗なイワナが釣れる)

11時頃には、お昼のおにぎりを食べ、1時頃、これからかと思ったら、なんだか雲行きが怪しくなり、雨が降りだしそうです。ここは無理をせず、念のためあがる事にして、林道を歩いてもどりました。

080704 (今日は、ちょっとラフな格好で釣り)

080705(こんな雲が出て来たので)

川沿いの林道からキャンプ場に向かう山道に入ると、今年もアサギマダラを見る事ができました。

080706
(今年も会えたアサギマダラ)

080707

(キャンプ場の可愛い犬)

080708

(バンガローの窓から見える下界の景色)

キャンプ場の受付で聞いてみたら、まだ、誰もきていないので、先に行って、休んでいたらとの事で、そこから少し離れた山の上のバンガローまで先に行って、一人、バンガローでのんびりコーヒーを煎れて休みました。結局、雨は降りだしませんでしたがね。

今回の参加は、全部で7名だそうですが、3時頃になりMr.Kさん以外は集合したので、炭を熾してnakajimanさんが焼き鳥を焼き、幹事役のOさん、酒豪のアマちゃんがつまみを作りながら宴会突入、5時頃には遅れてきたMr.Kさんも到着し、宴たけなわです。
ここは標高1600mほどのハイランド、日が陰ると一気に気温は下がり、夜も更けると空には満天の星、綺麗な星空の下、焚き火で暖を取りながら星をながめての酒盛りです。
ボクはあまりお酒が飲めませんので、色んなお酒を少しだけ味見しましたが、お酒が大好きな源流隊長は、ほろ酔い気分でニコニコでした。

080709 (色んなお酒がそろいました)

今年のギタリストOさんは、麓のスーパーで聴いたバナナの歌をずっと口ずさんでいました。去年は肉の歌をずっと口ずさんいて、仲間内では密かなブームとなりましたが、今年のバナナの歌は、あまり流行りそうもないです。
今回は、あまり飲めないボクの為にミニ缶ビールまで用意してくれた、仲間の優しさに浸りながら、夜も更けるなか、楽しい時を共有しました。
翌朝は、6時には起床、いつもの源流隊長の鳥雑炊などで朝食をすませ、後片付けして、10時前には撤収です。

080710 (朝の鳥雑炊)

今日は、源流隊長、アマちゃん、Mr.Kさんの4人で釣りに向かいました。
川に向かう途中の山道で、今日もアサギマダラの鑑賞です。
駐車場には釣り人の車が他に2台です。2人の餌釣り師が帰る所だったので、話を聞くと上流側に2Kmほど釣り上がったとの事でした。
川沿いの林道に到着し、上流側と下流側に2人ずつに別れて釣りで、ボクは、Mr.Kさんと上流に向かい、餌師が上がったと思われるあたりから入って見ましたが、あまり反応が良くありません。

080711 (最初に釣れたイワナ)

2時頃になり、ようやくイワナの反応が良くなり、続けて釣れるようになりました。

080712 (少し痩せたイワナ)

080713 (まあまあのイワナ)

ここのイワナは本来、ヤマトイワナですが、ニッコウイワナを放流した結果、完璧なヤマトイワナは釣れません。それでも、かなりヤマトイワナに近いハイブリットワナは綺麗なイワナでした。

080714 (川の流れは良い感じ)

080715 (ヤマトイワナのトラ模様が残るイワナ)

上がる予定の3時になり、Mr.Kさんと林道をまた1時間ほどして戻ると、下流に行った隊長達はすでに帰ったあとでした。
帰り支度をしていると、先に駐まっていた車の釣り人が帰って来たので、話を聞くと、ちょうど同じ場所から川に入ったようで、ボク達はその後を釣っていたようです。釣れ始めた場所辺りでその人は上がり、こんどは、ずっと下流に降りて釣りをしたとの事でした。
釣り場選びは、なかなか旨く行かない時もありますね。
Mr.Kさんと一緒に、温泉に入ってから帰ろうと、麓の隊長の別宅の前を通ると、アマちゃんの車があったので寄ってみると、2人は、もう温泉に入ってサッパリして来たとの事で、これから晩ご飯を食べに行くとの事でしたので、温泉に入り、合流する事にしました。

080716 (美味しかった、スープロー麺)

2人には少し待っていてもらい、Mr.Kさんと温泉に行って、その後、4人で隊長の本宅の近くで、スープロー麺で晩ご飯です。一度食べてみたかった本場のロー麺でお腹を満たし、7時前に3人にお別れして帰宅しましたが、やっぱり、帰りの高速道路は、渋滞でした。

今回は、久しぶりのイワナ釣りで、ちょっと気張って歩いて釣りをしてみましたが、山の中を歩くのはなかなか気持ちが良いですね。今回のルートはアップダウンがあまりきつくないのでちょうど良い歩きで、標高も高い所なので、涼しくて良かったです。
でも、もう少し上流まで歩いて釣りをした方はよさそうなので、今度は、もう少し上流から釣りをしてみます。

コメント (12)
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