ちょっと、気になっていた所に7/16,17で行ってきました。
昨年、8月末に行った、裏磐梯フォレストスプリングス、水温が高くて暑くて釣れませんでしたが、川では良いヤマメが釣れたし、美味しいそば屋のおじさんに、良いイワナが釣れる場所を聞いたので、出かけました。
天気予報を見ると、裏磐梯は、7/16はピンポイントで一日曇り、最高気温27度、午後に雨の予報。 雷で山に入るのはちょっと恐い気もしますので、フォレストスプリングスでリベンジして翌日川に行く事にしました。曇り、雨なら釣れそうな気がしますからね。
(裏磐梯フォレストスプリングスは天気が良すぎ)
ところが、16日朝、天気良すぎます。朝一でライズがあり、毛鉤が引きこまれたものの、フッキングせず。その後は、暑くてライズしません。そのうち曇れば、ライズするはず。雨の後は、活性が上がるはず、ですが、なんと結局、一日、雲一つ無く、陰りもしないし、雨の気配も全く無く、良い天気、撃沈です。
昼間の時間に、ポンドの方で、大物が溜まっている所に毛鉤を浮かべ、3回、切られましたがスレがかりか、、、50cmのブルックは、結構、綺麗でしたが、ちゃんと釣ってないので、写真はなしです。
午後の暑い時間帯には、日陰にボートを浮かべて昼寝しましたが、湖面を吹く風が気持ち良く、しばし爆睡で寝不足は解消されました。
夕方、ライズし始めたけど、ライズは少なく、終了時間間際のちょっとのチャンスもものにできず、またしてもやられてしまい、またリベンジを考えないといけません。
夜は温泉宿で、のんびり温泉、地の素材を生かした料理も美味しくて満足の一時、寝る前にも温泉に浸かって、ぐっすり眠れました。
翌日7/17は、9時頃に川!
川の入り口には、この川で釣った魚は、放射能汚染の可能性があるので、卸してはいけませんと、漁協の張り紙です。こりゃ、魚を持ち帰る、餌釣り師は、入らないな。と思いきや、途中の堰堤下には、3人の餌師が土手の上から釣りをしていたし、林道の一番奥に着くと、なんと、車が4台も駐まっています。
おかしい、こんな小さな川に、車が4台、きっと、釣りじゃないだろうと思い、支度をしていたら、餌釣り師が、1人戻ってきて、小さいのしか釣れないとのこと、他の車も釣りだそうです。
まあ、支度もしたし、時間もだいぶたっているので、釣り上がってみました。
一応、イワナが釣れますが、小さいイワナばかりで、大きくとも、20cmほどのイワナでした。
流れは細く、かなり小さい川なので、別の川に移動する事にしましたが、その前に、そば屋で、美味しい蕎麦を食べて情報収集です。
でも、そば屋は繁盛していて、他の客も多くて、あまり情報を聞けず、一つ教えてもらった川に向かいました。ここの蕎麦は、本当に旨かったです。
ちょっと迷いながらも、川に着くと、渓相は良い感じ、木が覆い被さる流れは涼しくていい気持ちです。でも、どうやらヤマメを沢山放流したようで、ちびヤマメばかりが毛鉤を突っつき、大きくても、20cmくらいのヤマメしか釣れません。滝壺では結構大きいのに逃げられましたが、のんびり涼みながら釣りをしてお仕舞いです。
どうやら、イワナは、もっと上流に行かないと釣れないみたいですね。
こんな時期ですから、小さな復興支援のつもりで、やっぱり東北、福島に出かけてみるか、と思う気持ちもあり、出かけました。
それに、魚を持ち帰る釣り人は、あまり来ないのでは無いかとの思惑もあり、裏磐梯に出かけたのも正直なところです。でも、目指す小さな川には、釣り人が沢山きていて、ちょっと驚き、同じように考える人は多いのかもしれません。
帰りに寄った、道の駅には結構な観光客がいて、めぼしい野菜は殆ど売り切れ、買えなくて残念でしたが、なんとなく、ちょっと一安心でした。
でも、また、もう少ししたら、小さな復興支援に、行きたいと思います、、いや、リベンジかな。。。
落胆の日
釣りに関してボクには一つのパターンが出来ている。
もう、10年以上通いっている川があり、そこは川幅が結構あるのでフライに打って付けの流れだと思っている。いつも釣り人は多いので釣れない事の方が多いが、たまに人がはいっていないと、イワナが良く釣れる事もあり良い思い出もある。集落を過ぎ林道に入ると人家もなく、鹿や狐、タヌキ、猪にも出会った事があるが、幸いな事に熊にはまだ出会っていない。草、花、木、森、山、そして空、その下の流れに、渓にひかれて通っている。良く利用するビジネスホテルの大浴場、レストランの食事もビールも気に入っている。お土産に買う饅頭も好きだし、蕎麦も旨いし、直売所の野菜も新鮮で旨い。ボクにはもう、すっかりなじみの場所になっている。
今年もGWに出かけてみたが、釣り仲間に聞いていた通り、集落の先の林道入り口には立派な門ができ、カギがかかり林道に入る事はできなかった。そこには、5月25日まで工事のため「通行止」と書いてあった。
そんな訳で、6月25日にもう一度出かけた。
前夜はそわそわして眠れないので、夜のうちに家を出た。
途中、仮眠して明るくなったので、林道入り口に向かうと、工事の看板はなくなっていたが、門にはカギがかかっていて、林道には入れなかった。
こんな立派な門ができてカギまで掛かっていると言う事は、この林道の中に車で入る事はもうできないのかもしれないと思うと、ボクはどうしたら良いかわからなくなった。
折角、遠出して来たんだから、別の川に向かおうと思い移動したが、あまり考えもせず、分杭峠にきていた。
(はじめて分杭峠に来た時は静かだったが、今はいつも大勢の人がいる)
今まで行った事が無い中央アルプス側の川に向かってみる事にしたが、急に眠くなり、途中で公園の駐車場に車を止め眠ってしまった。暑くて1時間ほどで目が覚め、川を見に行ったが、中央アルプス側の川は雨で増水、濁りでとても釣りは無理そうだった。
(中央アルプスの川は濁流)
途中、ちょっとぶらぶらしながら、また南アルプス側の川に戻った。
アマゴの川、ひとまず釣りをしたが、集中力もなく、2匹ばらして、遅いお昼のおむすびを食べた。時々雨がサーッと降るが濡れる事は無かったが、なんだか妙に蒸し暑くて、疲れたなと感じる。
今日はもう早めにあがり、いつもの様に大好きな饅頭を買って、いつものビジネスホテルにチェックイン。部屋に入ると眠くてそのまま眠ってしまい、目が覚めてから、ホテルのレストランへ行った。今日はどうした事か、他に客は無かった。もしかして、休日の高速道路の割引が無くなったから、客が減ったのかな。食事と一緒に頼んだビールがやけに旨かった。大浴場、他に人も居ないので、のんびりとして気持ちが良かった。
翌朝は遅く起きて、直売所で野菜を買って来たが、キャベツが新鮮で旨かった。
もしかして、しばらく、この饅頭も、食べられないかもしれないと思った時、ふと寂しくなった。
神様、お願いです、ボクの楽しみを返してください。誰でも良いから、お願いします。
って言うか、頼むから林道の門、開けて、お願い。
(通行止、但し、許可車両は除く、、ってちょっと納得いかない。)