3月の3連休、お彼岸ですから、帰省してお墓参りです。当然、故郷の川で、ヤマメに会えると嬉しいなと言う思惑です。
3/20は、高速道路が本格的な渋滞となる前に、故郷の川に到着しました。まず、はじめにやる事は、年券の購入ですので、実家に行く前に、今年も年券を購入しました。
実家に到着して、朝ご飯をたべ、10時頃に、川に行ってみました。
支流の合流では、虫の流下もなくライズもありませんが、少し上流のトロ場を見ると3人のフライフィッシャーが、キャストしています。もしや、上流では、ライズがあるのかもしれないと行ってみましたが、ライズはありません。水温を測ってみると7、8度ですね。ちょっと水が冷たすぎますので、もう少し時間がたたないと虫も飛びませんし、ライズも起きませんね。
対岸のフライフィッシャー3人は、そのうち諦めて行ってしまいましたが、なんと、その3人の内の一人がちょうど立っていた場所で、ライズです。定期的に流下する虫を食べているのか、良い感じでライズしています。でも、届きません。さすがに対岸の岸よりですので、ボクがいる場所からとうていキャストしても届きません。しかし、ライズすると言う事は、こちら側でもライズしても良いはずですので、しばらく待ってみましたが、こちら岸では、ライズはありませんでした。
お昼には、姪がもうすぐ2才になる娘、リオちゃんを連れて遊びに来るとの事でしたので、早々実家に戻りました。
リオちゃんは、孫みたいなものですが、正月に来た時にはボクになつかず、寂しい思いをしたので、今回の目的の一つ、「リオちゃんと仲良くなる」の実践です。
リオちゃんと一緒にお昼ですが、煮豆が好物の様で、煮豆を可愛いお口に運んであげると照れながらも嬉しそうです。今日は、いけそうな気がします。
昼過ぎには、ぽかぽか陽気のなか、散歩がてらお墓参りです。リオちゃん、やっと、なれてくれた様で、手をつないでくれました。
夕方早々には帰ると言うリオちゃんとお別れして、また、川に行ってみました。
支流との合流点に行くと、川から帰るときに入れ替わりで来た2人のフライフィッシャーが、まだ岸辺でライズ待ちをしています。
2時くらいにライズがあり、かかったけど手元でばれてしまったそうで、その後は、ライズはないそうです。
6時頃まで、川でライズを待ちましたが、結局ライズはなし、2人のフライフィッシャーは、これだけ暖かい日なのにライズが無いのはおかしいね、と言いながら帰って行きました。
同じ釣りクラブに所属する地元のFFriderさんの情報では、下流の方ではライズもあり、釣れたそうですので、やはり、下流に行けば良かったかなと。。ちょっと後悔です。
その日の夜は、雨が降り、時々突風が吹く春の嵐の夜でした。
翌朝は、天気は良いものの風が強く釣りは困難です。午前中は母の実家に母と一緒に、大好きだった祖父母と、ちょっと怖かった叔父の墓前にお線香をあげに行って来ました。
ちょうど、釣り好きの叔父が来ていたので、しばし釣りの話です。ボクの釣り好きは、2人の祖父譲りですが、母の弟である叔父も釣りが好きです。しかし母の実家を継いだ従兄弟は釣りをしませんが、それには、訳があります。亡くなった叔父は果樹園をやっていて、ブドウの栽培に特に力を入れていましたが、釣り好きの祖父は、釣りの餌にと山からブドウ虫を捕ってきて、家に待ち帰る訳です。一生懸命ブドウの栽培をしている叔父にとって、その行為は許せいない事であり、祖父は、叔父にしょっちゅう叱られていました。
そんな光景を見ていた従兄弟が、釣りをしなかったのは、当然の成り行きですね。
昼過ぎ、風が幾分おさまったので、また、川に行ってみましたが、昨夜の雨の為か、川は増水しており、昨日より、2,30cmは水位が上がっていますし、川では風が強く、釣りはダメそうです。
諦めて、下流のポイントを見て回りましたが、やはり強風で釣りは困難でした。
最後は、何時も沢山釣り人がいる、支流との合流点の対岸に行きましたが、さすがに車は1台もなく、車の中から川をみていました。時々吹く強風で車が揺れます。そんななか、水面すれすれを、カワセミが飛んで行くのを見る事ができてなんだか、トクした気分でした。
翌日は、良い天気ですが、朝は冷え込み、川に行く途中の水たまりには、氷が張っていました。9時頃に川につくと水は昨日と同じで水量が多く、水温6度です。これは、今日も無理ですね。そう、今回の帰省の目的の一つ、「地元の美味しいお饅頭を食べる」が残っています。
昨日は午後にお店に行ってみましたが、さすが人気のお店で、おまけにお彼岸ですから、すでに売り切れでしたが、今日は今から行けば買えるかもしれません。
お店に行くと、店の中には、お客さんが沢山います。とりあえず、注文だけして、川に行き、帰りに取りに寄れば良いかと思って、注文だけお願いしようと、並んでいる人に、もう、注文はしたのか聞いてみると、予約したのだけれど、まだ、お店の人と話ができていないそうで、その後ろに並んでいた人は、まだ、注文もしていないとの事でした。これは、取りあえず後ろに並んでいるしかないですね。すると、その後ろに並んでいた、おじさんが、お店のおばあさんに、注文だけ取ってよと声をかけ、おばあさん、やっと注文を取ってくれました。
まだ、注文していなかった人の話では、ここは、注文してもあまり関係無いから、ここで待っていないとなかなか買えないよとの事です。予約をして取りに来たと言う人は、2度ほど顔をだしたけど、まだ、20分ほどお待ちくださいと言われて、また、出って行ったそうです。
そう言えば、何度かここでお饅頭を買いましたが、どういうシステムかまったく良く判りません。お店は、おばあさんとおじいさん達でやっているのですが、何時もお饅頭作りが忙しそうで、てんてこ舞いと言う感じですから、声をかけては悪い気がします。
他のお客のアドバイスのおかげで、お店で、待っていたら、ちょっとたってすぐに注文したお饅頭を受け取る事ができました。
おばあさんが、お待たせしてすみませんねぇ。と何時もの様に、おまけのお饅頭を2個くれました。
おまけの饅頭2個をポケットにいれて川に行くと、昨日目星を付けていた場所には、餌釣りさんがしっかり入ってますので、その上流側に行くしかありません。
上流側で良さそうな場所までは、川を少し歩いて行かないといけませんので、ネオプレーンのウェーダーでは歩きづらいので、普通のウェーダーを履いて行く事にしました。そうです、こないだ購入したラバーソールのウェーディングシューズの滑り具合を試すには良い機会です。
早々に川に降りてウェーディングシューズを試してみましたが、さすがにぬるぬるのコケの石はなにを履いてもダメですが、なかなか水中でのグリップは良い感じです。
しばらく川を歩いてみましたが、気配もライズもないので、移動する事にしました。
少し下流の橋の下に行くと、東京から来たと言うフライフィッシャーがいたので話をしました。
たまにライズするそうですが、ここのポイントは、雑誌についているDVDで紹介されたポイントだそうで、かなり、鍛えられたヤマメのようです。それに、今月の雑誌には、この辺りの川のポイントが紹介されていたそうで、どうやら、この辺りでの釣りは、これからちょっと厳しくなりそうですね。
ちょっとすると、橋の下では、雨の様なライズが起き始めました。でも、ライズは全部チビハヤですね。。
2度ほどヤマメのライズも有りましたが、単発で釣れそうもない対岸の方でのライズです。
上流がから戻ってきた餌師のおじさんの魚籠に入っていた、ヤマメは、尺近い立派なヤマメでした。
おじさんの話では、ここに人がいるとヤマメはみんな向こうに行っちゃうんだよとの事でした。
その後、上流の支流をみに行きましたが、釣り人は結構いますが、ライズはありません。
また、朝、行った何時もの場所に行ってみましたが、朝より水は多くなっているくらいで、水温を測ったら、6度でした。当然、ライズなんてあるわけないですね。。
これで、今回の休日はおしまいです。
3日間とも、釣りは撃沈しました。
まあ、故郷の川での釣りは、4月以降ですね。
今回の目的、年券購入、お線香あげる、リオちゃんと仲良くなる、大好物の饅頭をたべる、新しいウェーディングシューズを試してみる、の目的は達成したので、良しとします。
ヤマメを釣るのは、また、今度にします。
まあ、負け惜しみですがね。