きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

秋の岩手の釣り(2013/09/13-15)

2013-09-21 | 釣り

岩手で行われた北東北MTGに行ってきた。

091300 (最初の川は鬱蒼とした森の中を流れる沢)

最近のガソリンの高騰は正直かなり痛い。岩手まで往復すると1,200Kmくらいは走る事になるので、ガソリン代もかなりの金額になるし運転もかなりきつい。誰か一緒に行ってくれそうな人はいないかなと思っていると、会長も行くというので是非一緒に行きましょうと言う事になった。
前日は会社を休んで、前乗りで盛岡の東にある沢に入る事にしたが、林道を走る事になるので、燃費の悪い自分の車で行こうかと思ったが、それほど長い距離でもないので、燃費の良い会長の車で行くことにした。深夜2時過ぎに都会を離れ、川に到着したのは、10時頃だ。やはり岩手は遠い。着いて支度をはじめると雨が降り出したが、木の葉の屋根に覆われた駐車スペースでの支度はたいして濡れることはない。
まずは林道を歩いて下り入渓ポイントに向かったが、すでに雨は止み、何となく蒸し暑い感じだったが、渓に下りるとひんやりとした心地の良い空気が流れてくる。
今年の夏は、「これまでに経験したことのないような大雨」と言う天気予報があったが、秋田、岩手を襲ったのもその雨で、この辺りにも結構な影響を与え、この小さな沢の水をかなり押し上げた後が残っていた。
091301 (最初に釣れたイワナ)

もしかしたらイワナはみな流されてしまったかもしれないなと、ちょっと疑いながら流れに毛鉤を浮かべてみると、イワナが毛鉤を突っついてどっかに行ってしまった。なんだ、やっぱりイワナは残っている。ちょっとにんまりして釣りをはじめると、早々にイワナが釣れた。今日の天気は、どうやら本格的な雨は降らないまでも、一日どんよりとした曇りになりそうだ。木に覆われた流れでは、昼間でもちょっと暗い感じに思える。少し釣り上がると、山の木が伐採されちょっと明るくなった場所に出た。キャスティングを阻む枝もないので、ちょっと大きなプールに遠目から毛鉤を送り込んでみると、いきなり水面にかなり大きな盛り上がりができたが、水面から顔を出すまでには至らなかった。あれは、大きい、かなりの大物だ。もう一度、こんどは慎重に毛鉤を送り込んだ。すると、今度はガバッと毛鉤を咥えた!よっし!合わせてロッドあおるとロッドは大きく弧を描いた。と思った瞬間だった、毛鉤がはずれてしまった。。悔しくてこぶしを振り上げ水面をたたいていた。左腕はびしょびしょになった。やっぱり最初の一投が大事なのだ。
会長と一緒に釣り上がって行くと、そこそこイワナが釣れるもののあまり反応は良く無い。どうやら、あの開けた場所あたりから、早朝に釣り人が入ったに違いない。そういえば、今回はこの上流域では珍しく良い型のヤマメが釣れた。きっと水が増えた時に上って来たのかもしれない。

091302 (ヤマメも釣れた)

車まで戻ってきた所でお昼を食べ、もう少し上流に移動しようかとも思ったが、そのまま釣り上がってみた。ここぞと思う所でイワナが出なかったら移動しようと思ったが、そういう時にはイワナが釣れるので、決心が付かないまま釣り上がった。滝を越えるとより反応が良くなった。どうやら滝までは早朝に他の釣り師が入ったようだ。あまり調子が上がらなかった、会長だったが、絶好のポイントで尺イワナを釣り上げた。この1匹でもう、上機嫌だ。釣りはそんなものだ。沢山釣れるのも良いが、それよりも、満足のいく1匹で良いのだ。釣り人は誰しも単純だ。
宿に向かう会長は、上機嫌。今夜の宿に到着すると、同じ宿に泊まる事になっていたHさんはすでに到着していた。晩ご飯は、近くのラーメン屋に3人で出かけ、ビールと餃子で乾杯!明日がMTGの本番だけど、宿に戻ってからも3人で少しだけ酒盛り、楽しい時間を過ごした。
091303
(MTG初日の川は渓相は素晴らしい)

翌朝の集合は9時半、のんびり寝てから行っても間に合うところが前乗りの良いところ、当然時間も正確なので、到着は最後になった。早々、川に移動して、それぞれ釣場に向かった。会長と最上流に向かったが、先に向かった2人はちょうど支度が終わって先に上流に向かった。支度が終わって川沿いの道を先に行った2人を探しながら歩いて行き、川に入れそうな場所で川に入ってみた。2人の姿は見えないので、もう少し上流に行ったのかもしれない。流れは水量の多い流れだったが、毛鉤を流すと20cm弱のイワナが早々に釣れた。すぐに堰堤があり、堰堤下は期待したが、全く反応が無く堰堤を越えると、その先の堰堤の上に釣り師が見えたので、てっきり先に行った2人だとその時は思った。

091304

(綺麗なイワナが釣れるが大物は出ない)

ポイントに毛鉤を送り込むと、イワナの反応はあるが、なかなか毛鉤に掛からない。おそらく、この堰堤の上から入ったのだろうと思い少し、ピッチを上げ、堰堤を越えるとその先の堰堤の下に2人がいた。2人に追いついて、話をすると、どうやら2人は一番下から入り、上流に自分達が見えたので、その先に来たとの事だ。という事は、先にいたのは違う釣り人という事になる。案の上すぐ上流の岸際に3人の餌釣り師が昼を食べていた。2人は、下流に移動すると行ってしまったので、先にいる釣り師に挨拶して話をしてみた。上流に行くつもりで来たが台風が来ているので、今日はこの辺りでのんびりするとの事。この先、2,300mは釣りをした後だそうで、釣り上がっても良いとの事。会長と二人で、釣り上がってみた。どうも、毛鉤に反応するもののなかなか食いつかない。
この川は、両岸を自然林に囲まれた広い流れに岩が満遍なく敷き詰められ、そこに澄んだ水が流れ、実に良い渓相で、そこら中で大きなイワナが釣れそうな気がする。が、そうは甘く無いようだ。数匹のイワナは釣れたものの何となく物足りなく釣りは終わった。091306

(この川の釣れそうな流れだが)

川を下ってくる途中でちょっとした異変に気が付いた。足下をみると、ウェーディングシューズのフェルトが剥がれて、口を空いてしまっていた。こまった、今回は会長の車で来たので予備は持ってきていない。。明日は釣りができないかなと、ちょっとブルーだった。
今回のMTGは12名参加、これだけいると、備えの良い人が何人もいる。明日は中さんの予備のウェーディングシューズを借りる事ができて一安心だ。
温泉に入って夕食後の夜の宴会は、盛り上がる。差し入れのお酒の本数は、参加人数より多いかもしれない。

091305

(差し入れのお酒の一部)

明日は台風が接近しているが、なんとか午前中は釣りができるかもしれないと思い、眠りについた。
朝食を食べ、全員で道の駅まで移動して、川を覗いてちょっと愕然とした。「これまでに経験したことのないような大雨」はこの辺りが一番ひどかった様で、橋の欄干は曲がり、川は土手を削り取り、流れを変えてしまっている。この川での釣りはちょっと無理そうだ。近くの支流への道も通行できないし、雨も少し降り出してきた。空を見上げて雨雲が薄い方向に会長と移動する事にした。

091307 (小さな里川の流れ)

会長の知っている小さな里川に着くと雨はそれほど降っていないので、早々に川におりてみた。小さなヤマメが毛鉤に出てくるが、会長が1匹釣れただけで、昼には雨も強くなり釣りは完了だ。
091308 (少し雨が降り始めたが、稲生が頭を垂れる田んぼの脇の道を歩くのは良い物だ)

近くの会長お勧めの蕎麦屋で蕎麦を食べて帰路に着いた。
下世話な事かもしれないが、今回、会長の燃費の良いハイブリッド車で出かけたが、結果的にガソリン代は、自分の車の1/3で済んだし、交通費は割り勘だから、さらに1/2、運転も交代なので、とても助かった。会長は、また月末に岩手に行くそうだが、ボクの東北の釣りはこれが、今シーズン最初で最後になりそうだ。

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大ヤマメよ 来年よろしく!かな(2013/09/7,8)

2013-09-21 | 釣り

9月最初の土日は実家に行って本流で釣りをしました。

090701
(ちょっと良いサイズだったヤマメ)

ここのところ何かと忙しく夏の疲れもあって、週末は実家に帰るのを止めようかと思ったが、年老いた親も待っているので、土曜の午後になって重い腰を上げた。
高速道路も連休前週の土日だからか混雑も無く、すんなり実家に到着、途中で見えた川の水位は思ったほど高く無いので、川に行って見た。いつものポイントも濁りはまだ残っているようだったが釣りには問題無い。
090702 (ドンよりとした流れに夕闇が迫る)

ドンよりとした空を見上げると、ツバメが飛んでいて、遠くで散発ライズがあり、近くでも小魚のライズが起きた。これはもしかしたら良い感じかと思ったが、少し暗くなり始めると気温が急に下がりだしたためか川霧が出て来て水面が良く見えなくなった。そうこうしていたら、雨まで降り出す始末だ。結局、暗くなって何も見えなくなる18時半まで川にいたが、雨も強くなり、終了。今回は大物のライズも見る事はできなかった。
夜は雨音を聞きながら、明日の釣りは無理だろうと思いながら眠りについた。
翌朝は、やはり雨だったが、小降り、10時頃には一端雨は上がったので、11時には川に行ってみた。いつもの合流ポイントの上流に行ってみると、他に釣り人はいない。
しばらく流れ込みをみていると、小さな魚がジャンプした。そのあと、あまり大きくは無いだろうが、ヤマメらしいライズだ。水面をよく見ても、流下する虫は判らない。いったい何にライズしたのか。ひとまず、小さめの毛鉤に結び変えて送り込んでみたが、反応しない。何度目かにガバッと毛鉤に出た。小さいかと思っていたが意外に良い引き、ランディングすると、尺には及ばないまでも、綺麗で立派なヤマメだった。綺麗に写真を撮りたかったけど、この時期は産卵をひかえているから、水から出さずにパチリとやってすぐにリリースしたのでこのヤマメの綺麗さは伝わらないかな。

090703
(よく見るとたまにライズはあるが、、)

ちょっと、、、いや、結構、嬉し一匹だな。その後は、流れでほとんど良いライズを見つけられないままいると、上流側に、2人の餌釣り師がやってきて、少しずつこっちに近づいて来くる。雨もだいぶ強くなって来たので、釣りは終了。1時間ちょっとの釣りだったが、良いヤマメも釣れたので、満足だった。
この川での釣りは、9/19までだが、翌週は岩手に釣りに行く予定なので、故郷の川での釣りは、これでお仕舞いだな。
今年も、目標の大ヤマメは釣ることができなかった。来年こそは、大ヤマメと対面したいものだ。

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キャンプミニMTG(2013/08/24,25)

2013-09-03 | 釣り

栃木北部で釣りクラブのミニMTGがあるので参加した。
082401
(雨で花は生き生きかな)

金曜と月曜を夏休みにして、金曜にイブニングの本流の釣りをやるつもりで、のんびり実家に帰ったが、雨で釣りなんて気分では無かった。翌日のミニMTGのメインは火鍋と言う事なので、旨い肉を買いに行った。
そんな訳で、土曜日は早めにでたが、あまり早いと入漁券が買えないから、川には7時到着。車止めには、3台の車が止まっていたが、釣りとは限らない。

082402 (小雨の早朝?の林道)

今日は上流に行こう。林道をすたすたと歩き出したが、何とも天気が良くない。少し霞みがかった林道を一人歩くのは心もとないが、しばらくすれば、仲間が下流側で釣りをする筈だ。林道を少しいくとキノコ取りの人に遭遇し、挨拶した。これで、先行する釣り人の数が減った。たぶん下流に入ると信じて、40分ほど林道を歩いて川に下りた。この川は流れに下りるのはかなり急斜面を慎重に下りないといけないので辛い。やっと川に下りると息が切れる。
最初にここに来た時は、川に下りられる場所が見つからなくてやっと下りて、息も整わないままに毛鉤を浮かべたらいきなり、良いサイズのイワナが飛び出して思わず合わせ切れ、その悔しさがおさまらないうちにまたしてもばらしと言う結果だった事を思いだし、冷静に毛鉤を浮かべたが、初っぱなの良いサイズのイワナはまたしてもばらしてしまった。
082403
(最初に釣れたイワナ)

それでも、イワナが数匹釣れ、滝の下。滝壺は今回も1匹で終わったが、いない訳では無いはずで、餌師が粘る所だから反応も悪いのかもしれない。やはり先行者ありの様だ。この滝を越えるのは、結構、大変だ。

082404
(滝越えは結構きつい)

はじめに2段の滝の斜面の緩そうな所をよじ登り、次の滝は急な山を這い上がり、やっと滝の上に出る。滝の上流に出た時には、かなり息が上がった。

082405 (滝の上流はなめ底)

そこから先は、なめ底で、ラバーソールのシューズではスベリ易くて、かなり疲れる。なんだか、天候も怪しくなり、雨も降り出して来たので、じっくりなんてできず、あまり反応が無いまま、脱渓ポイントの橋が見える所まで来てしまった。橋のそばまで来た途端、今までの弱い雨は、土砂降りに変わり、諦めもついた。林道を下ってくると、雨は止み、寒いくらいだった気温も急に上がり初めて、暑くなって来た。下流側の橋の上から流れを見ると、良いサイズのイワナが見えた。下から、川に下りて狙ってみたが、反応しなかった。
車止めに着くと、他に車は無く、どうやら仲間は別の川にでも行ったようだ。キャンプ場にも、誰もおらず、さっきまでいた山の方を見ると、ちょうど雨雲の下、こちらは降っていないが、山の方はまだ雨の様だった。

082406(下流で釣れたヤマメ)

まだ、帰って来るまでには時間がありそうなので、下流の方に、車で移動し、ヤマメを1匹釣って、戻ってくると、仲間も集まり初めていた。キャンプ場のすぐ前で、暗くなりだした川でイブニング狙い。大きいのもいるという事だったが、見えなくなる寸前で釣れたのは20cmにも満たない魚で、暗くてイワナかヤマメか確認しないままリリースした。
082407

(夕暮れが迫る)

夜は10人ほどで火鍋宴会、深夜12時頃まで盛り上がった。実に楽しい宴会だった。ちょうど、眠りに入り始めた深夜1時頃、車の防犯ブザーの音で目が覚めた。どうやら車で寝て居る誰かが間違えてならしてしまったようだが、目が覚めてしまうと、ちょっと寝付かれず、外に出てみると、雲一つ無い空、月明かりで回りの山々がボーッと見えて何とも綺麗だった。

082408 (翌日も晴天)

翌朝、7時過ぎに起床、まったりと、コーヒーを入れて、軽めの野菜などと、フランスパンを炭火で焼いてみんなでのんびり朝食をとったが、朝のコーヒーは実に旨い。

082409 (朝食)

釣りに向かったのは10時過ぎ。釣りをしないで帰る仲間を見送り、3組に別れて釣りに向かった。ボクは川もっちゃんと真ん中に入ったが、そこは昨日帰りがけに良いサイズのイワナを見つけた場所でもある。しかし、今日は天気も良いので釣り人が多い。

082410
(キャンプ場の朝はまったり)

イワナが着いているポイントに川もっちゃんが毛鉤を流すが、イワナは食いつかない。やっぱり先行者に荒らされたかなと思って、流れをみると、なんと、、岸際にイワナが浮かんでいるではないか。。あろう事か、昨日見た尺ほどはあるイワナはそこで息絶えている。。
なんてこった。。息絶えてからそれほどの時間は経っていない。おそらく、先に入った釣り人が、釣り上げ、嬉しくて、散々、写真を撮ったりしてとうとう息絶えてしまったのだろうと思う。なんて事をするのだ。。ネットなどでたまに見るに堪えない渓流魚の写真がある。
乾いた場所におかれていたり、魚体が乾いてしまっていたり、しっかり握られたり。。。
いずれにしろ釣りをするという事は、魚に傷を負わせる事であり、大きな事は言えないが、キャッチアンドリリースするなら、もう少し考えて、いじくり回さず、さっさとリリースしてほしいと思う。朝から、いやなものを見てしまった。
そこから釣り上ったが、魚の反応が無いまま堰堤下に出た。堰堤下でも、反応が無いが、しばらく粘ってみた。アントに変えると下からゆっくり上がってきて毛鉤に食いついたと思ったが、食いついていなかった。
実はこれで十分かもしれないな。。などと思ってもみたが、やはり釣り上げて写真を撮っておきたい。でももし、釣り上げたとしても、極力水から上げずに、下手な写真でも良いので、素早く生きたまま必ずリリースする事を優先しようと思いながら、帰りの林道を下ってきた。
例のポイントには、一回り、二回りほど小さな3匹のイワナが着いていた。

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お盆の前に夏休み第一弾(2013/08/10,11)

2013-09-03 | 釣り

お盆前に実家に帰ってきた。
081101 (本流の流れは静かかな。。)

実家の親も歳をとり、草刈りをしてくれと言うので、盆前にかたづけなきゃと思った訳だ。
しかし、世間は盆休み突入だから、道路は混んでいるだろうと思い出て見たが、混んでいるのはもっと先の方で、実家まではいつも通りに到着した。
夕方にしか着かないと言ってあったので、実家につくと誰もいなかった。
早々に草刈りをしておくかと、草刈り機を担いで、実家の裏に回ってみたがそれほど草がのびていないので、草刈りはすぐに終了だ。
夕方は、ちょっと川に出て見た。はたしてライズはあるのか、まあ、行ってみないことには解らないので、行ってみたわけだ。日没は18:30、さて鱒はその姿を見せるのだろうか。。結局、ライズは3,4回ほど見たが、釣れなかった。
対岸にはルアーマンが2人いて、こちらの近くまでルアーが飛んでくるのでちょっと釣りづらい。ルアーマンが1匹釣ったその後の事、ちょうどルアーマンとの間で、かなり大きな魚がジャンプした。あれはたぶんヤマメでは無い。19時過ぎ、暗くなるまで粘ったものの、結局、一度も毛鉤への反応は無く終了だった。
実家に帰って、草刈りの事を聞いてみたら、先日、やってしまったそうだ。

明日の夕方は雷注意報、明日のイブニングの釣りはだめそうだし、ならば、イワナを釣りに行く事にして寝た。
081102 (朝靄の中の流れ)

翌朝は、夜明け前に起きるつもりが、寝坊して、6時に実家を出て7時半に川に到着だ。
前を走る車が、同じ方向に曲がったの、ちょっと不味いなと思ったら、案の上、車止めに止った。すでに車止めには数台の車が止まっているので、釣り支度をしていると、車の主が近づいてきて、「ちょっと遅いんじゃない。これだけ車が止まってちゃ今日はだめだね。オレはもうあきらめた」との事。「フライなので、のんびり釣り上がるつもりです」と言うと、フライなら、遅い時間の方が良いね。そうですね。
という事で、釣り支度をして川に向かった。
はじめは、上流まで歩いて行こうかと思っていたが、この車の中の誰かが上流に行っていたら時間を空けるのが困難だと思い、下から釣り上がってみた。

081103 (アマゴの朱点が。。。)

川に入ってすぐに、ヤマメが釣れたが、ヤマメ、の筈なんのに、どうもアマゴっぽい。
まあ、いずれにしろ、結構行けそうな感じだと思ったら、その後はさっぱり。魚がいないわけではないが、毛鉤には反応しない。最初の堰堤下では、良いサイズが毛鉤に出たが、おしくも掛からず。さらに粘ると今度は良いサイズが掛かったが、ランディング前にばれた。堰堤を越えてまたヤマメが釣れたが、今度は完璧なヤマメだった。でも、今日はイワナを釣りに来たんだよ。イワナは寝ぼすけだけど、もう、出て来て良い時間はとっくに過ぎているはず、、もしかしたら、、、そう思って毛鉤を変えてみた。特に深い考えは無いけど、どうやら、もう少し小さめの毛鉤の方が良い様だ。

081104 (イワナをすくったらカジカもネットイン)

ちょうどその時、上流から2人連れの餌師が下ってきたので、明るくこんにちはと挨拶した。(心の中では、上の林道、帰れよな。。と思いつつだが。。)
「出ましたか」と、聞くので、「渋いけど、ポツポツですね」っと答えながら、また心の中で、リリースするとこ見ていたろうと付け加えた。
「ここ釣り上がったんですよね、どうでしたか」「全然ダメでした。」
先行者が居るのは解っていたので、ゆっくり釣り上がったのに、これで、こっちもお仕舞いか。。と思いつつ、釣り上がっていくと、それでも、ポツポツとイワナが出た。

081105 (良い感じでイワナが釣れた)

尺は出なかったが、27,8cmのイワナも2つほど出たので、まずまずだ。最後にまた、ヤマメが釣れて今日の釣りは完了。
081106

(夏の川)

林道に出てのんびりと歩いて帰ってきたが、車止め近くの橋の上から川を覗くと40cmはありそうなイワナがいた。川に下りようとしたら、ちょうどその時、下流から親子連れが歩いて来て、イワナはどこかに行ってしまったので、完了とした。
081107
(最後に釣れたヤマメ)

帰りは途中で、チタケ盛り蕎麦と言う蕎麦を食べて帰ってきたが、やはりこの辺りの蕎麦は実に旨かった。
人の後だったが、それなり釣れて満足な釣りだった。

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