きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

晩秋の嵐そして翌日(2011.11.20)

2011-11-21 | インポート

なんだかおかしな気候ですが、11/20は「すそのフィッシングパーク」に出かけてきました。

112001 (幻のイトウ:ヤセッポ)

基本的に管釣りに行くのは土曜日で、日曜日はのんびりするというのが方針なのですが、土曜日は全国的に雨、日曜は天候回復との事ですので、土曜は管釣りの側のビジホに泊まって、翌日思いっきり釣りをして、帰って来るというパターンに変更です。きっと渋滞は避けられないので、日帰りする自信はちょっとありません。
そんなわけで、土曜日の午後に家を出て東名高速で富士の裾野を目指しましたが、御殿場あたりまでくると、凄い嵐、横殴りの風と雨、まるで台風です。どこか温泉に寄ってから宿に行こうと思っていましたが、宿に直行。いつものビジホです。時間もまだ早めだったので、大浴場に入り、昼寝してしまいましたが、それにしても、凄い風と雨でした。
翌朝は、雨も風も無く、昼前には、雲一つ無い快晴。気温も上昇、とても11月末とは思えない気温です。

112002 (魚が良く見えるクリアポンド)

まずは、上のクリアポンドで#10のドライフライを浮かべると、ワンキャスト、ワンフィッシュ、推定70cmほどのイトウがかかりましたが、スレがかり、でも意外に簡単に寄ってきました。頭はかなり大物ですが、かなり痩せていて体力が無かったようです。
あまり、奇麗なニジマスは掛かりませんが、それでも40cmほどのニジマスがよく釣れ、腕が疲れてきた頃には、反応も悪くなりました。
昼前には、下のマッディーポンドに移動しまたが、結構混んでいて、風も出てきました。
フライスペースもあまり空きがなく、ドライフライへの反応もすこぶる良くありません。どうやら先にやっているフライの人達は、沈めて引っ張って釣りをしていますが、コンスタントに釣っているので、かなり釣られた後で反応が悪くなっているようです。
でも、ここ、魚が多すぎるので、沈めて引っ張ると、釣れるより引けてしまう事の方が多い様な感じで、毛鉤を浮かべていても、ラインを引っ張るニジマスがいて、沈んだ毛鉤に、何度かスレがかりしてしまいました。

112004 (下のマッディーポンド、風で波だちました)

それでも、ちょっと沖目に浮かべた毛鉤に、ヘッドアンドテイルで毛鉤を吸い込むニジマスを見るのはなかなか良い物ですね。そういう食い方をするニジマスは、結構奇麗なニジマスで、楽しめました。60cmくらいのニジマスはかなり引き、ネットに入りきらないくらいの大きさでしたが、かなりヒレぼろのニジマスで、がっくりします。40cmあれば、小さくとも奇麗なニジマスの方が嬉しいですね。

112003
(結構、良い引きのキレイめのレッドバンドのニジマス)

一度、かなり大きなニジマスがかかり池を左に、右にと泳ぎ回って、最後には毛鉤がはずれてしまいましたが、腕が吊ってしましました。
そう、夕方ごろ、ルアーの若者グループが近くに来て池の左右に入りましたが、時々、ボクのラインの上をルアーが飛んで行き、引っかけられます。ちょっと嫌な感じでした。
帰りの東名は怒渋滞でかなり疲労困憊でしたが、どっぷり1日、管釣りで遊んできて、ちょっと、気分爽快です。でも、もう少し、奇麗なニジマスだと良いのですがね。。

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清々しい日(発眼卵放流)2011.11.13

2011-11-14 | 釣り

11月13日は清々しいひとときを過ごしました。

111301(快晴で暖か日より)

所属する釣りクラブ(JFF)で行っている、ヤマメの発眼卵放流活動に参加してきました。
今年の4月には、WVB(バイバードボックス)の回収をしましたが、今度は、ヤマメの発眼卵放流です。
ただし、勝手に放流活動を行うのは、いけませんので、JFFでは、管理する漁協の許可を得て実施しています。
どんな感じでやるのか、簡単に紹介しますが、詳 しく知りたい人は、JFFのHPを見てください。また、発眼卵放流は誰でも参加できますので、実際に行ってみたい人は問い合わせなどしてみてくださいね。
まず、発眼卵を入れるWVBを、少しでも発眼率を高くするため、ヨード液などで消毒します。

111302 (WVBを消毒します)

次に、1つのWVBに入れる発眼卵は500粒ですので、それを数えて容器にいれます。
毎回数えるのは大変ですから、あらかじめ用意した容器に、最初は数えて入れますが、その後は、目分量です。

111303 (500粒の命!)

WVBには、発眼卵を入れますが、このWVBは上に入れた卵がかえると、下の方でしばらく安全に育ち、巣立って行く訳です。外敵からヤマメの子を少しでも守ってあげられる優れものです。

111304 (WVBに発眼卵を入れるとこんな感じ)

次に、このWVBを2つほど籠に入れて、川に沈めますが、手頃な砂利が必要なので、砂利採りをしますが、これが結構、重労働です。

111305

(砂利集めは重労働)

WVBを入れた籠に採ってきた砂利を入れて固定し、今度は、いよいよ川の流れに置きます。

1113061

(砂利を敷き詰めて)

111306
(こんな感じにします)

水が枯れること無く、常に酸素が運ばれてくる緩やかな流れの場所を選んで籠を埋めて行きます。

111307

(良い場所を選んで流れの中へ)

最後には、WVBをおいた場所に印を付けて、また4月に回収する時にわかりやすいようにして終了です。

111308 (印を付けてお仕舞いです)

ヤマメの発眼卵は羽化寸前ですから、卵の中に小さな命が動いているのが解りますので、なんだか愛情さえ感じます。
通りかかった4人組の女性ハイカーが、発眼卵を見て、思わず「可愛い」と言っていましたが、まさにその通り、可愛いのです。
もしも、発眼卵を入れた場所などを見つけても、けして掘り起こしたりしないようにお願いしますね。もうすぐヤマメの小さな子供達が卵からかえって泳ぎだし、春には元気な姿を見せてくれるのですからね。楽しみです。

天気もよく、暖かな日和で、冷たい川の水も気持ちが良く感じ、なんだかほのぼのとした良い一日を、JFFの仲間と一緒に過ごして、ちょっとだけ心が豊かになった気持ちです。

コメント (8)
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汗ばむ陽気の管釣り

2011-11-07 | 釣り

11/5は、天気が良く暖かな一日になるとの天気予報を信じて、開成水辺フォレスト-スプリングスに行ってきました。

110501 (午後からは薄曇りですが暑かった)

9時頃に、受付をして釣り場に行くと結構な人がずらりと池を囲んでいて、入る場所は限られます。
昨年来た時に比べ池の水はかなり濁っている為か、ドライフライへの反応はすこぶる良くありません。
ニジマスは時々ジャンプして、沢山いますが、周りを見てもあまり釣れていない様ですし、ボクもあまり釣れないので、あまり書く事がない釣りでした。
でも、お昼を食べた後に、ティペットをすこし細くして、ちょっと遠投すると、良い感じで40cm弱のニジマスが連続で釣れました。さらに、沖目に浮かべると結構大きなニジマスが掛かり、しばらく走った後に、毛鉤がはずれてしまいましたが、なんだか、良い感じでしたね。
その後は、やっぱりまた反応が無くなってしまい、なんだか、気が抜けましたがね。
大きな毛鉤、小さな毛鉤、沈める毛鉤、沈めて引っ張る毛鉤、いろいろ毛鉤を変えて、あの手この手でやってみましたが、今回も釣れるパターンを掴めず仕舞い、、、でも、なんだか、ちょっと面白かったかもしれません。110502

(イワナ系のブルックもドライで釣れました)

釣れるパターンがわかるとそれはそれで面白いのですが、釣れなくてあの手この手で悩むのもまた面白いものです。
あまり釣れなくて熱くなっていたせいかもしれませんが、もう、11月だと言うのに、暖かくて昼間はシャツを着ていると汗ばみ、Tシャツ1枚でも、平気な陽気でした。
帰りは、汗もかいたし、渋滞を避ける意味でも、温泉に入って、晩ご飯を食べ、のんびりしてから帰宅しましたが、結構遅い時間まで、渋滞は続くものですね。帰宅は深夜となってしまいました。
また、そのうち管釣りに行ってきます。今度は、沢山釣りますよ。

コメント (6)
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