今日はこの地での最後の釣りだ。
(快晴、気持ちの良い朝)
最終日は、シルバークリークに行く予定でいたが、最後もヘンリーズフォークで釣りをやる事にして、宿に1日延長を依頼したが、満室との事。そう、7/4のIndependence Dayが近いからだ。しかたなく、近くのキャビンを予約した。
(最終日にり利用したキャビン)
いつもの様にレストランで朝食を食べ、荷物を今夜の宿に運んで、スタンドで、ガスを入れてから、釣りに出かけた。
今日、目指すは、ボーンフィッシュフラットの手前のライズポイント、昨日のリベンジだ。
(今日の釣りのポイント、風があり、ちょっと厳しいかも)
到着すると、すでに、3人のフライフィッシャーが立ち込んでいたが、風がありライズはない。
下流側にnakajimanさんと2人で入りライズを待ったが、風が強くハッチもライズも無い。
下流のボーンフィッシュフラットに行ったへんりーさんが戻ってきた頃、上流でカモメが盛んに飛び始めた。
風の中、グリーンドレイクが少し流れてくると、ライズ。鱒たちも腹を空かせているようだ。
黄色のエルクヘアーカディス、16番を送り込むと、40cmほどのレインボーが釣れた。
(40cmほどのレインボー)
nakajimanさんは、良いサイズをヒットさせたが、L.D.R。
へんりーさんも、1匹釣ると、風が強くライズも殆どなくなったので引き上げた。
(川にはペリカンがいるが、こいつはかなりデカイ、側を飛んで行った時にはさすがに驚いた)

(ここには何度も足を運んだ、先にみえるのがお立ち台)
帰りにマーケットにより、明日、日本に帰ると告げると、別れを惜しんでくれ、お互いの写真を撮りあった。
(お世話になった、マーケットの2人)
ちょっと、ジィーんとくる別れを味わった。
お昼をレストランで食べ、宿で少し休んでから、イブニングの釣り、最後の釣り、ラストチャンス!
nakajimanさんは、以前訪れた時に思い出のあるポイントに行ってみると、一人で、駐車場より上流に向かって行った。ボクはへんりーさんと、2人で下流側に向かう。
(今回この流れで釣りをするのも最後、今度はここにいつ来られるのか)
今日も、大物を追い回したが、毛鉤を2度ほど口に送り込むことには成功したものの、またしてもフッキングまでには至らなかった。鱒たちも、日に日に賢くなっているのか、ボクが甘かったのか、その答えはまた次の機会に出すしかない。
帰りがけにみた夕日は、やけ綺麗だった。
(本当に綺麗な夕日、またこの夕日に会える時を楽しみに、ここを後にした)
駐車場近くに戻ると、nakajimanさんが笑顔で待っていた。思い出のポイントで、とうとう、20インチオーバー、22インチのビッグフィッシュを物にできたとのことだ。良かった!
ラストチャンス!これで、3人全員20インチUPを達成した。本当に物語の様なラストだった。
翌日、深夜3時過ぎアイランドパークを後に、アイダフォフォールズの空港に向かい、帰国の途についた。
と、まあ、めでたしめでたしの、今回のヘンリーズフォークの釣りでした。
ボクにとって初めての海外での釣り、50cmオーバーのレインボートラウトを釣るという思惑は、大成功に終わりました。
イエローストーンカントリー、また、必ず訪れたい所が増えました。
今回の旅で、色んな事を学びました。
USAでの車の運転にも慣れたし、なんとなく、土地勘もつかんだ気がします。
食いの悪いときのレインボーは、ウイングの色すらも気にする気がしますが、食いが良いときはその辺はアバウトだろうと思いますが、まあ、その秘密は、鱒のみぞ知るですね。
異国で釣りする時に、忘れてはいけないと感じた事が一つあります。
マナーですね。
白人は沢山いるので、どこの国の人か良くわかりません(実際フランス人がいました)が、日本人は、よくわかります。もし、日本人の一人が、マナーに欠ける行為をした場合、日本人の奴らはと、、、、すべての日本人の行為と見なされる恐れがあります。どこにいっても同じですが、マナーはしっかり守って釣りをしないといけません。特に異国の地では、望まなくとも日本人代表になってしまいますからね。
また、同じ日本人のマナー違反を見た時は、そっと、優しく注意を促せる心の余裕を持ちたいものだと感じました。
それに、正直もう少し会話ができないと心許ないです。
一度、一人で釣りをしていたときに、一人のフライフィッシャーが下流側に来たのですが、ボクが場所を変える為にその場を立ち去ろうとしたら、「邪魔をしたかい?」と言う様な事を聞いてきたのですが、良く理解できずに、「I cannot speak English well.」とだけ答えて、その場を去りました。ちょっと嫌な思いをさせてしまったかもしれません。
今回、川であったフライフィッシャーは、思っていた以上に年配の人が多かった事もありますが、今からでも遅くないから、もう少し英会話を学んでまた、訪れたいと思うところです。