8月24日は人間ドックが終わってから実家に帰り、翌日はイワナ釣りに出かけました。
(この滝を越えてイワナ釣り)
人間ドック、終わった段階で、体重、お腹周りは順調に減っていてちょっといい感じでしたが、腸に関しては要精密検査、内視鏡検査の予約ということで、ちょっとブルーですがね。
実家の川のイブニングタイムには、十分、間に合うと思いきや、首都高で事故渋滞、ぎりぎりなので川に直行しましたが、ライズは対岸で一度、近くでちびのライズのみで結局なにもなしでした。
(夕暮れの本流の流れ)
大ヤマメへの道は遠いですね。
翌日はちょっとだけ早めに起きて、上流域に向かいました。
狭い道を進んで行くと、大きなキャンプ場の所にある林道ゲートが閉まっていたので、ゲート脇の車が駐まっている広い場所に車を止めて歩き出すと、キャンプ場のおばさんに呼び止められ、「今日お泊まりですか?」 「いえ違います」と答えると、「ではだめです、出ていってください。」とのこと。もう少し言い方があるような気がしますが、そこはキャンプ場の駐車場らしく、ゲート手前の方の駐車スペースに数台の車が止まっていたのは、そういうことのようです。
車を止め直して、キャンプ場の真ん中の道を歩いて行くと、いい感じのキャビンが並んでいます。ここに泊まるのも結構良さそうだなぁ。今度、泊まりに来たいな、とも思いましたが、このキャンプ場は利用しないことにしよう、と思いなおしました。
橋を渡ってすぐに川にとも思いましたが、たぶん、車が数台あったので、釣り人がいるだろうから上流を目指しました。
すぐにキノコ採りの人に遭遇。あまりとれないそうです。これで車1台。
川沿いの林道を行くとすぐに1人釣り人がいました。これで2台。
もう少し歩くと、すぐにまた2人連れの釣り人。これで3台。
猿の群れがいます。これは関係無し。
しばらく歩くと堰堤があり、さらにしばらくするとまた堰堤、堰堤上に1人の釣り人がいました。これで最後のはずです。ここから、もう少し上流に行かないと行けませんね。
しかし、そこから先はさらに林道と川の高低差があり川に降りられそうな場所がなかなかみつかりません。
しばらく歩くと、車が止まっています。通行止めのはずなのにかなりがっかりです。
支流から本流に降りようと支流を下って行くと、本流手前で滝になっていて降りられず、また一端、林道にもどりちょっと急な斜面をおりてやっと本流に出られました。
ちょっとした溜まりでライズです。ちょっと気が焦り、毛鉤を送り込むとがばっと出たと思ったら合わせ切れしてしまいました。次のたまりでは結構大きなイワナが顔を出したけど、毛鉤には食いつきません。結構、イワナはいる感じですから、ちょっと落ち着いて釣りと思いきや、目前に大きな滝。滝壺は狙い目、毛鉤を浮かべましたが、手前の滝壺では反応なし。奥の滝壺で出たイワナは20cmちょっとのイワナです。
(目前に現れた滝)
この滝は超えられるのだろうかと見上げると、二段の滝の上にも滝壺があるので、ひとまず1段目の滝をよじ登って、滝壺に毛鉤を浮かべましたが反応なし。。もしかしてさっきの車の主が滝壺は、やった後かもしれません。そう思うとあまり粘る気にもなれずに、右岸側から高巻きしようと、斜面を登り始めました。やっと上に出られそうになったところで、なんと背中に入れていたお茶のペットボトルが落ちてしまいました。。ここから先、飲み物が無いと厳しいですから、仕方なく降りて取ってきました。
(滝の上に出ました)
滝の上はなめ底の流れです。今日は、ウェーダーを履かずにウェットウェーディング、フェルトソールに変えておけば良かったのですが、ラバーソールのままです。。水の中ではあまりすべらないけど、水がかぶるくらいの岩は滑り安く、歩くのは普段よりかなり疲れますね。
釣り上がってみたものの、毛鉤への反応は良くありません。やはり先行者がいるのかなと半分疑いつつ、ちょっとしたたまりに毛鉤をしばらく浮かべるとイワナが食いつきました。
(綺麗なイワナが釣れました)
あまり大きく無いですが、なんとも綺麗なイワナです。そうです、かなり減水しているので、下流側よりさらに水が少ない上流では、イワナも警戒心が強くなっていて、すぐには毛鉤に食いつかないようです。慎重にのんびり釣らなきゃと思いつつ、ちょっとした溜まりに毛鉤をしばらく浮かべると、がぼっとイワナが出たのはいいけど、合わせが強すぎて合わせ切れです。その後はまずまずの反応ですが、サイズは25,6cm止まりでした。
(このぐらいのイワナが釣れると満足です)
一つ心配なのは、林道へ出る場所ですが、相変わらず林道は高い所にあり、出られる場所が見当たりません。ちょっとペースを上げて釣り上がって行くと、先に橋が見えました。橋からは林道に出られそうですから、またペースを落としてじっくり釣り上がります。橋を越えると支流と本流に分かれますが、かなりの減水で、どうも支流の方の水が多いみたいです。でも、支流側はしばらく休漁期間ですので、本流側を行きますが、すぐに古い堰堤がありました。
(古い堰堤)
雲行きが怪しく、ちょっとぱらぱらと雨が降ってきましたが、すぐに止んだので慎重に堰堤下に望みます。まずは毛鉤を送り込む前に、大きいのがいないかのぞき込んでみると、ちょっといいサイズが右の奥の方にいるのが見えます。
まずはそいつを狙って見ることにして毛鉤をチェックしてもう一度みるといません。毛鉤を送り込んでも出ません。
左側に毛鉤を浮かべると、24,5cmのイワナが釣れましたが、これでは無いですね。
もう一度、右の方をみると、堰堤の壁の方を向いています。
毛鉤を堰堤の壁にぶつけて落とすと、毛鉤をつついたと思ったら、一目散に逃げていってしまいました。
この堰堤で釣りはお仕舞いです。
戻りは林道を歩いて約1時間ですから、それほど奥深くまで入った訳では無いですが、釣りをした区間もそれほど長くないですね。
なんど、それほど歩きがきつい訳でも無かったのに、翌日は筋肉痛になりました。考えてみると今年はイワナの釣りが少なくて、体がなまったかな。などとも思いましたが、なめ底の川をラバーソールで滑らないように歩いたからかな。 ってことで。