きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

初ヤマメ

2011-03-28 | 釣り

東北関東大震災、信じられない大災害です。亡くなられた多くの人の冥福を祈るとともに、災害に見舞われ不自由な日々をおくっている多くの人が早く平穏な日々を迎える事ができる様にと祈るばかりです。
地震の発生から、2週間が過ぎた今でも、まだ余震は続き、それにも増して原発の事故は、いまだに不安な状態です。
地震のあった3/11の翌日は栃木の実家に帰る予定でしたが、帰るどころの騒ぎではなく、実家の両親も心配でしが、無事との事で翌週に実家に帰る事にしました。しかし明けて翌週は物不足、近くのガソリンスタンドは閉店、これでは車で出かけても戻ってこられないかもしれないので、2週間たった3/26、なんとかガソリンも入れることができる様になり、実家に帰りました。

032601 (寒々とした故郷の川)

実家の被害は、屋根の瓦が10枚落ちたくらいで大丈夫でしたが、柱の根本には、揺れたせいで擦れたのか木くずが出ていました。
15時過ぎには買い物も済み、実家の用も一段落したので、折角だから、川に行ってみる事にしました。なにせ実家から川までは、車で10分もかかりません。あまり釣りをするつもりも無かったので、釣り道具が沢山入った、釣りのベストを持って来るのを忘れていましたが、一応予備の道具はあったので、ちょっと釣りしました。川は風が強く寒くてすぐに退散しましたがね。
その日の夜も何度か余震で目が覚め翌朝に。
こんな災害の時だから、気を紛らわせるのに、釣りが一番かもしれないと思い、10時過ぎに、また川に行ってみました。
日が射して、ちょっと暖かですが、日が雲に隠れるとかなり寒いです。まだ寒くてハッチもなくライズもありません。しばらく川縁に座って流れを見ていましたが、それらしい気配もないので、下流に歩いて行ってみましたがライズはありません。他に釣り人は、対岸に2人、何人か対岸に来ましたが、すぐに帰っていきました。
12時頃になると、上流側の緩い流れで、ライズ発見です。ゆっくり近づき、何を食べて居るのか良く見ると、かなり小さなユスリカを食べている様です。しかし、小さな毛鉤は忘れて来た釣りのベストに入っているので、仕方なく、予備に持っていた、大きめの毛鉤を付けてライズしている所に毛鉤を送り込むと、ヤマメはちょっと躊躇したようにも思えましたが、すっと毛鉤に食いつきました。

032701 (今年初のヤマメ)

嬉しい、今年最初のヤマメです。
20cmほどの小さなヤマメでしたが、何とも嬉しい1匹、写真を撮ってもっと大きくなってくれよと流れに帰すと元気に泳いでいきました。その後も少しライズがあり、沖目のライズに毛鉤を流すと良い感じでもう1匹釣れましたが、これも20cmほどのヤマメでした。

032604 (もう一匹、ヤマメ)

1時を過ぎると雪がちらつき太陽が雲に隠れ急に寒くなりライズもなくなり、2時にはお仕舞いです。

032602

(豊かな故郷の川の流れよ、永遠に!)

未曾有の大災害、被災地の復興はまだ時間がかかるでしょうし、原発の問題はこれからどうなるのか非常に心配ですし、物流が不安定で買い占めなどもあり物不足、などなど、世の中どうなっちゃうのと言う不安な日々がつづくなか、ただ、不安に思いながら過ごすのは本当に気持ち的にも暗くなる一方です。こんな時に釣りなんてする気になれないかもと思っていましたが、やっぱり釣りが好きなボクは釣りをすると元気が出てきます。
楽しみを楽しみとして過ごせた今までが平穏過ぎたのかもしれませんが、くよくよしていては始まりませんからね。

コメント (8)
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解禁初釣りは伊豆

2011-03-07 | 釣り

今回の伊豆は、良いところ無しの釣りでした。

030501 (富士山が奇麗に見えました)

3月、渓流解禁、まずはどこに行こうかと思っていると、釣りクラブのWILDCATさんは、解禁2日目に伊豆で、尺アマゴを釣ったそうです。伊豆も良いかもしれなと思って出かける事にしました。3月5日の土曜日、用事を済ませてから、10時過ぎに伊豆に向かって出発しました。今回は、月曜日を休みにして帰りは日曜深夜でも、月曜でも良いかと思って、土曜日は、のんびり出発です。
午後からでも釣りができれば良いと思っていましが、東名は渋滞、おまけに高速を降りてからも渋滞です。結局、到着は15時過ぎでしたから、土曜の釣りはあきらめ、川をみて宿に行きました。

030502 (支流の流れ)

途中で見えた富士山が奇麗でした。
明けて、翌朝、良い天気ですが、なんだか嫌な感じ、どうも風が強いみたいです。川は、大丈夫かもしれないと信じ、まずは支流に行ってみました。川の近くに車を止めて、釣りの準備を始めると、野良仕事をしているお爺さんが、「ここには魚はいないよ。もっと上流に行かないと釣れないよ」と教えてくれました。でも、折角支度もしたので、川の様子を見るだけでもと思い、川に降りてみましたが、お爺さんの言う通り、ライズも無いし、魚のいる気配もありません。試しに毛鉤を流しても何もなんの反応もありませし、風も吹いていますので、すぐにあきらめ、本流に移動しました。
WILDCATさんが尺を釣ったポイントとその下流のポイントには、釣り人が沢山いたので、入るのは無理ですから、さらに上流に向かいました。道路は、やけに車が多いので、帰りが心配です。

030503 (ライズがあったものの1度だけ)

実は、土曜に連絡があり、月曜は会社を休めなくなったのです。まあ、そんな事は気にせず今は釣りです。しばらく上流に向かい、駐車スペースを見つけ、川に降りてみると、ちょっと上流に良い感じのプールがあります。早々に行ってみると、ライズです。毛鉤を取り替えて、もう一度ライズしたらライズポイントに毛鉤を送り込もうと構えて待っていましたが、それっきりライズしません。そのうち今度は、また風が出て来て、ハッチも無く、ライズもありません。しばらく様子を見ましたが、試しに、毛鉤を流しても、何の反応も無く、沈める毛鉤に変えて流しても、追う魚影も見えませんでした。
仕方ないので、その場所はあきらめて、瀬をしばらく釣り上がって見ましたが、風が強くて厳しい状態です。そのうち、さらに風が強くなり、歩くのも大変になり、場所を変える事にしました。
取りあえず、上流に向かいましたが、風が強くて釣りは無理かもしれないと思いつつ、結局、河津まで行ってしまいました。なぜ河津まで行ってしまったかと言うと、実は、すでに、戻る道は、渋滞状態だったので、戻る気になれず、帰りは、海側を回って、伊豆スカイラインで帰るしかないと思ったからなのです。

030504 (美味しかった、金目の味噌焼き)

だいぶ遅いお昼ですが、金目鯛の味噌焼きは、かなり美味しかったので、満足しました。「今日は、これが食べられただけでも良しとするか。」なんて思ったけど、ちょっと河津の川も見にいきました。結構良いサイズのアマゴが見えます。サクラを見ずに川の流れを見ていたのは、ボクだけじゃありません。白サギも、流れをじっとみていました。

030505 (サクラと菜の花と白サギ)

030506 (白サギの後ろには大きな魚影、、、でも、これはコイです)

でも、ここで釣りをするのは無理ですね。なにせ桜祭りの最中ですから川沿いの桜並木には沢山の人がいますので、ちょっと釣りする勇気はありません。4時前には、帰路つきましたが、しばらく行くと、なんとまた、渋滞です。かなりのろのろ運転が続き、やっとのことで、伊豆スカイラインの分かれ道までたどり着き、帰ってきました。
今回の釣りは、ちょっと厳し過ぎました。早く、今年のまずは一匹に会いたいものです。

コメント (6)
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