きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

2014年養沢WVB回収(2014/03/30)

2014-04-24 | 釣り

3月30日はJFFの発眼卵放流活動で養沢のWVB回収作業をしてきました。
033001
(WVB回収作業)

今日はモリオさんも一緒なので、朝、モリオさんを拾って集合場所に30分前に着くと、まだ誰もいません。まさか、誰も来ないなんて事は無いよな。と疑いましたが、時間までには全部で7名が集まりました。回収は埋設よりずっと楽ですから充分な人数です。

033002 (川縁には雪が残っています)

今年は本当に雪が多い年でしたから、川岸にはまだ雪も残っているので転ばないように慎重に川にお入り、プールをのぞき込むと川に倒れ込んだ木の回りに沢山のヤマメの稚魚が泳いでいました。
033003 (川に倒れ込んだ木、ヤマメの稚魚の隠れ場所)

最初の回収ポイントでのボックス回収はすぐに終わりました。死卵の数も少なくボックスの中にもヤマメの稚魚は残っていなかったので、ほとんど元気に泳ぎ出したようです。
033004 (流れから出したWVB)

ただ、1,2匹の奇形の子は残っています。埋設する際には、直射日光に当てないとか、WVBをヨウド液で消毒したりとか色々やっていますが、発眼卵の元々の遺伝子のためか、どうしても奇形の子が1,2匹は生まれてしまい、泳ぎ出せずにボックスの中に残っています。仕方がない事なのかもしれませんが、可哀想に思ってしまう出来事です。

033005 (林道は雪で閉鎖。。)

次の埋設ポイントに車で移動しましたが、なんと、雪が林道を封鎖しています。仕方がないですから歩いて埋設ポイントまで移動です。今年の雪は本当に多かった様で折れた大きな木が川に落ちていました。
033006 (ボックスに残っていた稚魚)

こちらのボックスも無事回収しました。昨年、埋設の時に大きな魚がいたポイントを覗いてみましたが、大物はいませんでした。

033007 (回収作業完了)

回収の際に、小さな溜まりに2匹のヤマメの子がいるのでみていると、ライズしました。可愛いいですね。無事に大きくなりライズして欲しいと切に願うばかりですね。
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(ライズしていた稚魚)

雨の天気予報でしたが、降らずに回収を終えることができました。終わった後に釣りをしようかと思っていましたが、モリオさんは釣り道具も持ってきていなかったし、何時雨が降るか解らないので、帰る事にしました。
033009
(最後はコーヒーで〆)

途中で、お土産におやきを買って、コーヒーを飲んで外に出たら、土砂降りの雨が降っていました。
発眼卵放流の作業を行うと、魚に対する愛情が増しますね。釣りでは味わえない楽しさと充実感がそこにあります。興味のある方はJFFまで!

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お彼岸はおとなしくしているべし(2014/03/21-23)

2014-04-24 | 釣り

3月21日は春分の日で休み、3連休だ。実家に帰ってお墓参りして釣りに行って来た。
032101
(夕暮れの堰堤上)

21日は風が強い天気予報だったし、年度末でちょっと疲れ気味だったので朝はなかなか起きられず家を出るのが10時になった。やはり幹線道路は渋滞で、外環道に乗ったはいいが動かない。下道を行く事にしたが、3時間で走行した距離はたった35Km。
ファミレスでお昼を食べ、エンジン始動、何か異音がしたがとりあえず東北道になんとか乗り渋滞を抜けると、バッテリーのアラームが点灯。。ん、しかもどうもハンドルがやけに重くなった。高速を下りてディラーに電話して聞いてみると、ファンベルトが切れた可能性が高いので早々に修理屋にみてもらった方が良いとの事。実家までなんとか到着して、ボンネットを開けてみてビックリ。。
032102
(ファンベルトがはずれてました。。)


ファンベルトは切れてはいないがはずれている。
近くのディラーに車を取りに来てもらい愛車は病院行きだ。
まあ、他にする事もないので釣りの道具を実家の車に積んで川に行こうと思ったら、今度はリールを持って来るのを忘れていた事に気が付いた。。幸いな事に今日はJFFの仲間が何人か川に来ているので、電話してリールの予備を借りる算段ができた。釣りの方はライズはみたものの全く駄目だった。そのまま帰るというW田さんと別れ、ノダッチとシノちゃんと3人で温泉に入ったが、寒いと思ってはいたが雪がちらついていた。
032103
(冷え込んできた、、温泉へ)


明日も釣りをするノダッチは実家の離れにお泊まり、シノちゃんは愛妻の待つ自宅に帰宅した。

032104 (翌日も快晴、ハッチ無し)

翌日は、ノダッチと本流に行ってみたがハッチもライズも無い。今日は、オケやん、カワモっちゃん、三ちゃんが川に来ているというので、お昼には合流して5人でとんかつ屋でお昼。
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(大判のトンカツ)
032106 (分厚い豚肉の生姜焼き)

カワモっちゃんとオケヤンは禁断の大判とんかつ。。これはかなりデカイ。
こっちは、おとなしく豚の生姜焼きだがこれでもかなり多い。


032107 (オケヤンがライズを狙う)

外は、天気が良すぎて風もあり本流は駄目そうだ、という事で5人で支流に向かったが、ライズはなかなかない。低い堰堤下の流れをオケヤンとしばらくみていると、ライズだ!オケヤンが突撃し苦戦の据え良いヤマメを釣った。結局、その後ライズは見つけられずに、別な場所に移動する事になったが、車の修理が完了して車が届くと言うので、みんなと別れて自宅に戻った。
032108 (これが故障の原因。。)

車の修理は完了したが、修理代は3万円ちょっととかなり痛い出費、ファンベルトが緩まない為の、テンショナーが破損していた為だった。どうも最近、エンジン音が変だなと思っていたが、これが原因だったようだ。何かおかしいと思った時は、点検してもらわないとだめだな。遠出しているときで無くて良かったと思うべきだ。

032109(曇り気味だがライズは無い)

翌日は、すっかり寝坊したが外は曇り空で風も無いので川に行ってみたが、やはり流下もライズも無いまま昼が過ぎた。
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(ハッチもライズも無い静かな本流の流れ)

諦めて、道の駅で蕎麦を食べて実家にもどった。
お彼岸だから墓参りをしに帰ってきたのに、バタバタとしてまだ墓参りに行っていない事に気が付き、墓参りをしてから昼寝をした。しまった、まずは墓参りに行ってから釣りに行かなといけなかったのだね。順番を間違えちゃいけない。
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(遅いお昼は野菜天盛り蕎麦)

帰りも当然、渋滞だったが、ちょっと遅く帰ったのでそれほどひどい渋滞では無くまあ、良かったかな。
まだ、3月後半、本流のライズ狙いの釣りにはちょっと早かったようだ。

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山梨WVB回収2014(2014/03/16)

2014-04-05 | 釣り

今年、雪害がひどかった山梨のWVBの回収作業に行ってきました。
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(南アルプスの山はまだ雪山)

今回も、埋設の時には行けなかったけど、回収は参加です。
待ちあわせのデニーズに到着し、ヘルシーな朝食をたべ、途中のコンビニで今年も峡北漁協の年券を買って最初の回収場所に到着です。

031602 (ヘルシーな朝食で)

上流のダムからの放水と雪代でちょっと水は多めでだいぶ冷たかったですが、アマゴの子供達は元気でした。今年もまだ、WVBの中に残っていた子供達を緩い流れに放してあげると元気に泳ぎ出しました。南アルプスの山々はまだ雪山で綺麗でした。
031603 (最初の回収場所)

次の回収場所まで移動して、さあ回収です。次の回収場所からは、雪の八ヶ岳が綺麗に見えます。


 
 
     
  
 

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(アマゴの子達)

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(遠くに雪の八ヶ岳が見えます)

こちらの方が水温が高いので、WVBの中に残っていたアマゴの子供達はちょっと少なく、ほとんどの子達はWVBから出て元気に外の世界に行ったようです。
031605
(次の回収場所)

川縁にはまだ少し雪が残っていましたが、とても暖かい日で回収は楽に完了です。
実は回収作業は他の人が中心で、記録取りの写真撮影中心だったのですけどね。
さてさて、回収も完了し、川辺の公園に移動して、お昼です。
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(蕗の薹の天ぷら)

まずは大きなパーコレータで、コーヒーをいれて、今年は、うどんとカレーを作り、蕗の薹とシシトウ、大葉の天ぷらを揚げて、差し入れのおいなりさんをつまみながら、おしゃべりです。うどんにカレーをお好みでかけて、カレーうどんでお腹はいっぱいになりました。 

 

031608 (カレーうどん、天かすは蕗の薹の天ぷらの副産物)

その後は、折角、年券も買ったので、釣りに出かけましたが、風も出てきて生態反応は無し、、一度だけ毛鉤に出たものの釣れませんでした。
釣りを諦め、上がって車に戻り釣りの支度を解除。それでも流れが気になるので、見ているとちょっと上流側で、大きな鱒のライズがありました。ライズのあった場所を良くみていると、それはかなり大きな鱒だったようで、上流にゆっくり泳いで行く時に泳ぐ筋ができたのを見てびっくりしました。そのあと近くまで見に行きましたが何処に行ってしまったのかは判りませんでした。
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(この流れに大きな鱒が。。)

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(渋滞中の中央高速からの夕日がやけに綺麗でした)

帰りの中央高速では、やはり渋滞ですね。車の運転が一番疲れましたが、発眼卵放流、釣りとは違った楽しさがあります。埋設は、準備など結構大変ですが、発眼卵を見ていると、愛情がわいて来ます。そして、回収、WVBの中に残っている稚魚はとても愛らしく、本当に楽しい作業です。しかし、全ての卵が稚魚になる訳ではないし、全ての稚魚が大きくなる訳ではありませんからね。ちょっと考えてしまう事もありますが、それはそれはとても気持ちの良い作業です。やった事がない人は、是非、経験してみると良いと思います。
興味がある方は、JFF

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2014年つ抜け解禁(2014/03/01)

2014-04-05 | 釣り

「つ抜け」と言うのを知っているかな?
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(今年の初ヤマメ)

日本古来の数の数え方は、「ひとつ、ふたつ、、、、ここのつ、とう」。なので、つ抜けとは、「とう」以上って事だそうだ。恥ずかしながら、最近知った。
2014年の解禁は、故郷の川に向かった。
年度末は仕事も忙しいけど、早起きして家を出たが、どうもここ最近の傾向として、5時過ぎと言うのは、けして早く無いようだ。6時前だと言うのに都内は渋滞もあり、途中のPAで朝食にアメリカンドックを食べ、川に着いたのは8時過ぎだった。
030102
(アメリカンドックはツキを呼ぶ?)

何時もの所で年券を購入し、まず上流のポイントに入ってみたが、解禁日だと言うのに他に誰もいない。
この時期にしては気温が高めなのでハッチがあるかもしれないと水面をみたが、流下もライズも無い。下流に入った仲間に連絡してみると、「ライズはまばらにあるがかなり渋いので、途中のポイントをみてきて欲しい」と言うので、少し下流のポイントに移動しようと車にもどると、ちょうど餌釣師が何人か、ぞろぞろとやってきたので、良いタイミングだった。
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(去年の年券と今年の年券)

少し下流の堰堤ポイントには、車が2台あり、堰堤上にルアー、堰堤下に餌師が1人ずつ釣りをしていた。広い場所なのでひとまず堰堤上の流れ下りてみると、目の前の流れでライズだ。
すかさず、ライズした場所に毛鉤を送り込んだが反応しない。ピックアップしようと軽くひいた毛鉤に、ヤマメが食いついた。なんともあっさり釣れてしまった。次のライズがあったので毛鉤を送り込んだが反応しない。まてよ、もしかしたらと思って毛鉤を少し引いてみるとヤマメが飛び出してきたが毛鉤にはかからなかった。どやら動く毛鉤の方が魅力的なようだ。下流にいる仲間に状況を連絡すると、下流側でもう少し粘ってダメらこちらに来るとの事だったので、それまでは思う存分釣りだ。数匹釣った後に、ちょっと大きめのライズがあったので狙ってみるとガバッと毛鉤に出てジャンプまでしたのは尺越えのニジマスだった。良く引いて面白かった。

030104 (雨がしとしと、急に気温も低下してきました)

昼を過ぎた頃から気温が急に低下しライズもそれほど無くなると、下流にいた2人がやってきた。堰堤下と上にいたルアーも餌師もいなくなり、2人は上と下に別れて釣りはじめたが、上に入ったSくん、毛鉤に何度か出していたものの、合わせ切れとすっぽ抜け。下に入ったWさんは4つほど釣れたそうなので、Sくんは下に向かった。Sくんがいなくなったので、やってみると、ニジマスが釣れた。下の方に見に行くと、こちらでもすっぽ抜けだそうだ。解禁当初は、はじめの1匹を釣るまではなかなか旨く行かないものだから、はじめの1匹と言うのは結構大事かな。

030105(ニジマスも釣れました)

対岸側の流れのライズを狙っているが、手前側にもたまにライズがあるので狙ってみると小さなヤマメが釣れた。その内、下流で粘っていたOKやんもやってきて下流側のライズを狙いはじめた。上流ではまたSくんが、狙いはじめたが、なかなか出ない。
その後2つほどヤマメを釣って、今日の釣りは完了となった。解禁早々、つ抜けたので満足した。堰堤上の溜まりはどうやら放流したヤマメがとニジマスがたまっていたようだ。

030106 (さて、帰りますか。。)

その日は、実家に泊まって翌朝も釣りと思っていたが、翌日は寒くて釣りはしなかった。
一応、川は見に行ってみたが前日と打って変わって釣り人は極端に少なかった。
もう少し暖かくならないと、難しいけど楽しいライズの釣りは始まらないかもしれない。

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