昨年11月4日に鬼怒川水系で埋設したWVBの回収を行ってきました。
(WVBの回収が終わると日光連山に雪雲です)
集合は、鬼怒川のほとりにある船場邸に10時ですが、ちょっと早めにいって、今年の鬼怒川の年券を購入しました。
天気もよく、春を思わせる日和りです。
集合時間の10時には、全員が集まり、まずは支流の回収に向かいます。
埋設する時は、水位が高く、冬の減水を考えるとちょっと深場に埋設する必要がありますから、苦労して深場に埋設しました。でも、その苦労の甲斐あって、水から出ることなく、水中にあって一安心です。
(埋設したWVBはちゃんと水中にあって一安心)
WVBを開けて見ると、死卵も多少ありましたが、まだ、スイムアウトせずに残っていた、ヤマメの稚魚も少し残っていましたので、多くのヤマメの子供たちは、スイムアウトして元気に川に旅立ったものと思います。
(WVBの中に残っていヤマメの稚魚)
(WVBを入れる外側のかごの中にはカジカもいました)
次は、本流の回収ですが、やっぱり埋設の時には水位が高く、以前、埋設したポイントに埋設するのは困難だったため、今回、初めての場所に埋設したので、ちょっと心配でした。でもこちらも、ちゃんと水中に残っており、多少、WVBに泥が入ってしまっていましたが、その中にも稚魚が残っていたので、こちらも多くの子供たちは、スイムアウトして旅立ったのだと思います。
(本流の回収作業中です)
(本流も、泥が少し入っていましたが、稚魚たちは元気でした)
終わった後に川から上がろうとしたら、何尾かの稚魚が岸際を泳いでいたので、ちょっと安心しました。
日光連山を見ると、雪雲がかぶり始め、風も少し吹いてきました。作業をしている間は、風もなく天気もよくて、穏やかな日和だったのでよかったです。
(写真ではわかりませんが、岸際にヤマメの子供達が泳いでいました)
船場邸に戻った頃には、山からの雪が舞い始め気温も急に下がってきました。
お昼をのんびり食べた後は解散です。
今回の発眼卵放流も無事完了ですね。
もうすぐ、解禁となりますが、さて、今年はどんな釣りができる、とても楽しみです。
2018年の年が明け、JFFの活動開始は、今年で37回目となるアニュアルミーティング(総会)です。
(今年で37日目のアニュアルミーティン(総会)です)
前日の2/3はCP(コンタクトパースン)が全国から集まってJFFの活動に関する会議です。
(会議では、全国のお土産も!)
何かと盛り上がる会議ですが、夜は火鍋で前夜祭ですからさらに盛り上がりますが、翌日は総会当日なので、早めの上がりです。
(前夜祭は火鍋で盛り上がります)
翌日は総会当日、朝は早起きして8時過ぎには京王プラザに到着です。
開始は10時ですが、準備作業は会員みんなで進めます。受付、JPEG/フライコンテストの作品受付と展示、オークション品の受付と展示、会場のプロジェクターの準備やらほぼ終わると、10時の開演です。
午前中は、会計報告、活動報告などが終わると、会の役員の紹介、そして永年会員の表彰など終わると、午前の部は完了です。ここまで来るとちょっとほっとしますね。
(総会の様子です)
今年のランチもカレーと食後にショートケーキとコーヒーですが、ちょっと一息の時間ですが、午後の部のことも気になりますので、あまり落ち着いてもいられず、午後の準備です。
(デザートはショートケーキ)
今年の午後の部では4年前にも講演をお願いした、水産総合研究センターの坪井博士にお願いして、「釣の科学 Ver.2」としての講演です。釣り人目線の話でとても楽しい話を聞かせていただけました。時間が気になるところではありますが、質問なども活発に色々と出て楽しひとときです。
(坪井博士の講演はもりあがりました)
(JPEGコンテスト、フライコンテスト参加作品です)
講演の次は、JPEGコンテストの結果発表と表彰式です。今年も20点ほどの作品のなから、出席者の投票により1位から3位までが表彰されました。
(JPEGコンテスト、1位から3位までのトロフィー、豪華です)
次はフライコンテストですが、今年のテーマは、夏フライ、ボクも応募しましたが、色々考えて、夏といえば、あの忌々しいアブを思い出しますので、アブフライを創作して応募しました。
審査員は、今回のゲスト、さて結果発表ですが、「やっぱり夏といえば、あのアブが、、、」ということで、なんと、優勝をもらえました。
(フライコンテスト優勝トロフィー、すごい力作です)
JFFにはタイイングに秀でた会員も沢山いますし、フライフィッシャーとしてフライコンテストの優勝というのはとても名誉なことで、今回優勝をもらえると思ってもみなかったです。アイデアの勝利だったと思いますが、なんだかとてもうれしかったです。
(優勝をもらったフライです)
そして総会の最後は毎年のことですが、会員が持ち寄った品々で、オークションで盛り上がって終了です。
総会の後は、ご苦労様会を軽く開いて解散となりました。
今年も、準備は結構大変でしたが、なんとか総会が無事できて一安心です。
今年の釣りの方はさてどうなりますかね、今シーズンも楽しんでいきたいと思います。