きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

30th Anniversary JFF

2011-02-21 | 日記・エッセイ・コラム

所属する釣りのクラブ(JFF)は、今年で設立30周年となりました。

022001 (こんな洒落たものもオークションに)

とは、言いつつもボクは入会してまだ4年目ですので、その重みを伝えるなんてちょっとおこがましいですが、そこはさておき、その記念すべきアニュアルMTGに参加してきた報告です。
JFFは日本全国規模のフライフィッシングのクラブで、前日には会の世話役の人達(有志)が集まり今後のクラブの方針などに関して会議を行います。その後は懇親会があるので、ボクは懇親会から参加してきました。
懇親会は、八重洲の中華料理屋さんに、30名ほどのメンバーが日本全国から集まり、食べ放題、飲み放題で、盛り上がります。

022002 (沢山のメニューから食べ放題)

022003 (お酒も進みます)

当然話は釣りの話し、、、と言うだけでもありませんが、今回は、ボクも昨年行ったヘンリーズフォークの話題で盛り上がり、今年は無理でも、来年は行きましょうと2次会でも話はつきません。
翌日(2/20)は総会ですから、ボクは22時過ぎには帰宅しましたが、ホテルに泊まる?みなさんは、その後も楽しい時間を過ごした様です。
明けて翌日は、新宿は京王プラザホテルで総会(アニュアルMTG)です。

022004 (30周年の記念すべきMTG)

022005 (会員着席前の会場)

今年の総会は、午前中は現会員での会で、10年会員、20年会員、そして創設からの30年会員表彰など、総会らしい会で進みます。
30年周年と言うと、石の上にも3年なんて諺(ことわざ)がありますが、それの10倍ですから凄い事だと思います。会を牽引されている先陣会員の方々には本当に敬意を表します。
午後は嗜好をかえ、色々な事情で退会されてしまった元会員の方や、ゆかりの人達も集まりホームカミングパーティー(同窓会)としての会です。

022006
(午後は、立食パーティー)

まずは会の世話役の紹介、遠方からの会員、旧会員の昔話、新会員の紹介などの後に、JPEGコンテスト(写真)の結果発表です。ボクも出展しましたが、本当に出したい写真は後からなんて思っていたら、続々と凄い写真の出展があり、今回はあきらめました。(なんて、負け惜しみですがね。)

優勝は30年会員のSさんです。これは誰が見てもNO1の写真でした。
022008

(JPEGコンテスト優勝の木彫りの盾)

次は、フライコンテストです。これは皆さん、かなりの凄腕ですから、ボクが優勝できるなんて事は絶対的にあり得ませんが、一応、ボクも出してみました。
今までの傾向から大きめの良く見えるフライが優勝を獲得していましたので、洒落で思いっきり小さい20番のフライを出してみました。でも、その20番のフライはボク的には完璧に巻いた、一番得意なエルクヘアーカディスです。虫眼鏡で拡大しなと判りませんが、ハックルも完璧に均等、エルクヘアーのフレアー具合、ハックルの長さ、ボク的には完璧なフライなのですが、何の工夫もないスタンダードです。まあ、洒落ですからね。
その場で審査員が選んだ優勝者は、なんと、JPEG優勝者のSさんとの声、当然みなさんから、ブーイングでざわめきが起きました。待てよ、確か去年の優勝もSさんだったと思い出し、「それは無いよね」と、つぶやいてしまったタイミングが悪かったのか、周りに聞こえてしまい、周りからは、良い間だねと。。。ちょっとお酒も入っていたので、やってしまった感があり、思わず自分の口をふさぎましたが、時すでに遅し、、大先輩のSさんが気を悪くしてしまったのではと引きつっていると、さすがに尊敬すべき大先輩のSさん、にこやかに、「辞退しますよ」とのことで、優勝はOさんの元にいきました。

022009 (フライコンテストの優勝の盾)

そんな感じで、和やかに会は進み、待ちに待ったオークションです。

022007 (オークションの品やメーカ出展品など)

今年は、ちょっと挑戦してみようと思っているダブルハンドロッドでの釣り、ダブルハンドロッドは1本のみ出展でしたが、1万までならと思ってオークションに臨み、見事、1万円ちょっとで落とす事ができました。このロッドは、やっぱり尊敬する30年会員Aさん作の13ft6inchの3PC10番のロッドでした。その他にも、格安でポロシャツもGETし、上機嫌の内に、閉会を迎えました。
閉会後は、8名ほどで近くの居酒屋で2次会となりました。遠路、仙台から来た杜FFさんが新幹線の時間が来たとの事で、帰宅後は、別な2次会に行っていたHさんも合流し、また8人になりアイリッシュバーで3次会です。3次会の会場では、今回のフライコンテストのフライを手に入れてきたOYさんから、今回出展のフライを全部じっくりと見せてもらいましたが、やっぱり、皆さんのフライはなかなか凄いです。もし、ボク達で優勝者を選ぶのであれば、KSさんか、KAさん、SIさんのフライかな、審査員は見る目が無いよね、でも、フライを選ぶのは魚だから、ボクのかもよ、なんて、話でも盛り上がりました。

2日間クラブの集まりで同じ趣味を楽しむ人達と、それはそれは楽しい一時を過ごすことができました。3月からは、いよいよ釣りシーズンが始まりますが、今年も楽しい釣りシーズンを迎えられそうです。
釣りクラブの仲間には、本当に感謝です。

JFFは誰でも入会できて、いつでも、会員募集中ですよ。詳しくは、
http://www.jff.gr.jp/jff_main/
を見てください。

コメント (17)
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2011年手工芸展

2011-02-08 | 日記・エッセイ・コラム

2月に入り、長良川も解禁になりましたが、まだまだ寒いので2月5日はyabechさんと2人でつるやさん主催、フライフィッシング、ハンドクラフト展に行ってきました。

020501 (浅草から見えるスカイツリー)

浅草には、たまに行きますが、最近の目玉はやっぱりこれ、スカイツリーですかね。ここまで来ると、かなり良く見えます。
yabechさんと浅草で待ち合わせて、まずは、腹ごしらえと思い、食事処を探しましたが、浅草らしい所は沢山の観光客で賑わい、行列ができています。
仲見世通りを外して路地をちょっと曲がると、しゃれた歴史を感じるお店「アリゾナ」があります。このお店は文豪「永井荷風」が通い詰めた店だそうで、ボクは何度か行った事あるのでyabechさんを案内してみました。yabechさんは、ハヤシライス、ボクはロールキャベツとガーリックトーストですが、懐かしさを感じる味、結構、好きですねここの味。

020502 (アリゾナ:昔懐かしい味のロールキャベツ)

お腹を満たして、ハンドクラフト展の会場である産業貿易センターに行くと、他のイベントもあり、結構な人がいます。やっと、エレベータに乗り込み開場に着くと、こちらのハンドクラフト展もなかなかの盛況ぶりでした。
今回のボクの目的はだいぶ昔に買ったイワナとヤマメのデザインの入った革のベルトがだいぶくたびれてきたので、新しいのを調達し、岩手でお世話になたBTHRさんも出展しているので激励にと、言う所です。

020503 (大勢のフライフィッシャーで賑わうハンドクラフト展会場)

開場に行くと真っ先にTAC(テヅカアートクラフト)のテヅカさんの元気な笑顔が見えて来ました。テヅカさんは同じ釣りクラブのメンバで、何度かお会いしていますが、昨年はテヅカさん主催のMTGがスキップとなったので、1年ぶりの再会でした。テヅカさん、昨年は体調が優れず釣りもできなかったと事でしたが、今はだいぶ良くなり、作ったバンブーロッドの説明など色々と話を聞きました。
開場をぐるりと見渡すとクラブのYさん夫婦を発見し、挨拶した後に、BTHRさんのブースへ向かい、ちょっとお話して、また遠野での再会の約束をしてきました。
別なブースでは、1番のバンブーロッドを是非試してみてくださいと進められ、開場の一角にあるスペースでロッドの試し振りをしてみましたが、普段使わないバンブーロッド、しかも1番と言う低番手です。ラインの感覚がつかめず、もっとゆっくり振らないと、とのアドバイスにラインを見ながらゆっくりと振ると、なかなか繊細なロッドだなと感心しました。まあ、カーボンロッドばかり使っているボクにはちょっと難しいかなと言う所です。
そのほかにもランディングネットを作っている人や、渓魚のクラフトを作っている人などの話しを聞いて色々と面白かったです。
最後に、yabechさんは、目的のイワナとニジマスの箸置きを買い、ボクはイワナの手ぬぐいを買って開場を後にしました。
結構、疲れたので、yabechさんと2人、喫茶店でコーヒーを飲んでしばしお喋りして休んでから、お土産に人形焼きを買って帰宅しました。
そうそう、ボクの目的だった革のベルトですが、今回は買わずに帰りました。
以前、購入したクラフトの人と話をしましたが、革製品はちゃんと油で手入れをしないといけないのに、ボクは全く手入れしてきませんでした。正直、ちょっとくたびれてしまったボクのベルトを見せてなんだか申し訳ないと感じたのです。早々、家に帰って、野球のグローブを手入れするワックスで革のベルトを磨くと白くなってしまっていた所がちょっとだけ革の色に戻りました。
革のベルトはボクのお気に入りのベルトでしたが、いつの間にか大事にせず、ほったらかしでした。こうして作り手と話をすると、くたびれてしまったからまた新しいのを買えばいいや、なんて考えていたことをちょっと恥ずかしく思ったクラフト展でした。

コメント (8)
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