きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

それはないよね(敬老の日は色々考える)(20120915-17)

2012-09-28 | 釣り

9月の3連休は実家に帰りました。
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(湧水の川だけは渇水じゃない)

実家は年老いた両親が2人、敬老の日ぐらいは実家で両親とすごそうと、土曜日に実家に向かいました。
なんだかんだ金曜日は早上がりできませんでしたので、夜明け前の川はあきらめて、土曜日は日の出とともに出発です。
やはり3連休初日ですから、早朝でも車は多く、まさかと思いましたが、実家の前の川にはすでに車が2,3台駐まっています。

091501 (ちょっと遅かったのか。。本流の流れ)

まあ、渓流シーズンラストの休日ですから、しかたないです。
いつもの場所に行くと、釣り人は下流の方に行っているのか場所は空いていますが、かなり水は少なくなっています。それでも本流の流れですから、奥までは入れません。しばらく流れをみていると、目の前でちびがライズしました。するとその後でモコッと水面が盛り上がりました。結構良いサイズと思われる魚ですね。すかさず毛鉤を送り込むと吸い込まれたものの、かかりませんでした。大きな魚だったのか、小さな魚がつついたのか、それは謎です。
朝8時には実家に行き、ちょっと昼寝をしてから支流に行ってみました。
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(湧水の流れのヤマメ)

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(そしてイワナ)

その支流は、美味しい湧き水が出ることでちょっと人気の場所ですが、一応釣りもできます。近辺の支流は渇水で水が少ないですが、やはりその支流だけは水の流れに生気があります。でも、水の湧き出している一帯までは遊歩道があって、結構、ハイキング客がいるので、釣りはしづらいのですがね。流れの緩いところを見るとイワナが数匹泳いでいるのが見えましたが、毛鉤には反応しません。
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(湧き出る水)

ハイキングコースから良い感じの溜まりに毛鉤を浮かべると、25,6cmほどのお腹が黄色い居着きのイワナが毛鉤に食いつきましたが、写真を撮る前に逃げられました。
釣り上がって行くと今度は20cmほどヤマメが釣れましたが、ちょっとさびが入っている感じです。その後イワナが釣れましたが、20cmないチビでした。水が湧き出している一帯を通り過ぎ、そのまま上流に行ってみましたが、上流はやはり渇水で流れにはほとんど水が無い状態で釣りは終了です。
湧き出ている水をすくって飲んでみましたが、本当に冷たくて美味しい水です。水温は年間を通して11℃、湧き出る水の量は雨が降らないこの時期でも一定量を保っています。
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(湧き出す水の流れ)

今度は一端実家に帰りイブニングの本流に向かいましたが、なんと車がすでに5,6台駐まっています。川は入る場所がありませんので、一番下流側まで行ってみました。
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(イブニングの本流の流れ)

まれにライズするものの小さい魚で毛鉤を送り込んでもでません。今朝見たライズがどうしても気になり、上流のいつものポイントに行くと、そこだけ開いていたので、見てみました。ライズはありませんが、もう少し暗くなればと思い水面を見ていると暗くなってきた水面にライズです。毛鉤を送り込むと毛鉤をつつくもののかかりません。暗くて良く解りませんが、どうやらかなり小さい魚のようです。もう、毛鉤も見えなくなったので川から上がりましたが、まだ数名の釣り人は残っていました。

091507 (朝の流れ)

翌朝また、行ってみると、すでに数名の餌釣りさんがいましたが、今朝は、ライズすら見つけられず終了です。
昼ご飯を食べた後に両親を釣れてデパートに買い物です。主に食料品ばかり買ってきました。さて、イブニングタイムは川ですが、なんと川に着いた途端に、雷と雨です。。
ちょっと車の中で待っていましたが、雨は止みそうもないので、終了。実家に帰って晩ご飯。買い物してきた食材だけで、かなりのご馳走でした。
本当は、両親を連れて外食でもと思っていたのですが、外で食べるより家で食べた方が落ち着くとのことで、その様になりました。
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(実家の庭の花)

翌朝もちょっと川の様子を見に行こうかと思っていましたが、夜明け前、雨の音を聞きながら寝ていました。
今日は敬老の日、両親が近くで行われる敬老の日のイベントから返ってきたので、母の実家に行ってきました。母の兄、叔父はすでに他界し、従兄弟がブドウ園を継いでやっています。今年も美味しいブドウが採れたということで試食です。ブドウ畑をハクビシンが荒らすそうで、ハクビシンは退治されてしまいます。なんだか可哀想な気がしますが、ブドウを栽培している農家にとっては大問題ですからね。。犬でも飼ってみてはどうかと思うのですが。。

091509 (ブドウ)

しかし、こののどかな田園と山林の地域に獣害よりもっと重大な問題が発生しています。
ここは、今、問題になっている栃木県矢板市なのです。
放射能汚染物質の廃棄場所予定の国有林は、しかも従兄弟の山林から数百メートルしか離れていないそうです。
当然、地域として反対運動を展開中ですが、そんな騒動は今まで平和だった地域に様々な波紋を起こし、大変な騒ぎになっています。
また、近隣の地域でも同じように騒動は広がります。
とても複雑な問題です。
元をただせば原発が悪いのですが、起こってしまった始末はなんとかしないといけないでしょう。今回はたまたま、ボクの実家の地域での話です。でも、突然、関わりのある地域でこのような話があったら、どうします。。。それはないよね。。
ひとまず、ボクは反対の署名をしてきました。
これからどうなってしまうのか。。色んな事がとても心配な敬老の日でした。

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渇水の川渇水の川(2012/9/8,9)

2012-09-28 | 釣り

すっかり更新が遅れましたが。。。9月8,9日は栃木北部の川に釣り仲間と行ってきました。

090801_5 (出迎えてくれるキャンプ場のマリー)

今回は、遠野の仲間でJFFにも入ったNさんの誘いで栃木北部のキャンプ場でキャンプと釣りにHさんと一緒に出かけました。今回は5人で釣りとキャンプです。
川はしばらく雨が無くかなり渇水ですが、前の週は尺イワナも釣れたとのことで、ちょっと期待しての釣りです。
10時にキャンプ場に到着すると、キャンプ場の番犬マリーが迎えてくれます。
なんだかとっても人なつっこくて、腕をガブガブします。
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(釣りに向かう前の準備)

11時ごろ川に向かいますが、2手に分かれ3人は先に上流側に向かい、ボクとNさんは下流から釣り上がり、追いつく段取りです。

090803 (キャンプ場から川まで少し歩いて)

やはり川は水が少ないですね。先行者もいたためか、途中何度か、イワナの反応はありますが、毛鉤にかからずじまいで、3人に追いつきました。堰堤下では、Sさんが良いサイズのヤマメとイワナを釣りましたが、どうもたまに毛鉤に出るものの食いつきません。
これだけ水が少ないと魚は堰堤下に逃げ込んでいるのですかね。

090804 (良いポイントは堰堤下だけ。。)

キャンプ場に戻って、晩ご飯&宴会ですが、今回はNさんのタイ料理が中心で、料理はほとんどお任せ。

090805 (雷雲に願いますが。。)

キャンプ場の管理棟で管理人さんとなじみ客の2人を入れて8人で食事です。暗くなってくると雷がなり始めましたが、雨はそれほど降りませんでした。もう少し降ってくれると、良かったのですがね。

090806 (晩餐の後。。)

深夜、月が出てきて明るくなりました。天気予報では曇り時々雨でしたが明日も天気良さそうです。

090807 (紅葉が色づくのはいつかな)

翌朝は良い天気、朝6時前には目がさめ、朝ご飯は外のテーブルで食べましたが、木漏れ日の下での食事は格別でした。


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(立ち枯れの木にトンビ)
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(外で食べる朝食)

昨晩の雨は川の流れには全く影響なしで、相変わらず渇水です。ちょっとした溜まりで結構良い感じのライズがあり、毛鉤を送り込みましたが、釣れたのは20cm弱のイワナでした。昨日散々粘った堰堤下にくると、ちょっと臭い感じです。堰堤上は水がたまっていて、そこに藻がたくさんありますが、どうも藻が臭くなってしまっているようです。堰堤下でも、毛鉤を色々変えて毛鉤には何度か出るものの、結局かかりませんでした。
帰りは途中のイタリアンレストランで、ちょっとリッチなお昼を食べてきました。

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(デザートのソフトクリーム)

今回は実は前回行った川の下流側での釣りでしたが、雨が少なくかなりの渇水で、釣りの方は厳しかったけど、終わらない夏のイワナ釣り、仲間とわいわい、楽しいひと時でした。

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