きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

秋晴れの養沢毛鉤専用釣場

2009-10-19 | 釣り

101801 (朝日が差してきた養沢)

10月は毎週のお出かけ、家の事がすっかりおろそかになっていて、今週(10/17,18)行われる釣りクラブのMTGは欠席しました。
おかげで土曜日には買い物やら衣替えも完了し、日曜はのんびりとできます。
さて土曜の夜、天気予報では明日は快晴、どうせ暇だな、養沢にでも行こうかな。
そう思い、早めに床につきましたが、夜中に目がさめて、バタバタして2時間ほどの睡眠で、朝5時に家を出発、6時過ぎに養沢に到着です。受付をすると受付番号4番でした。
まずは管理棟の前から入って、釣り上がってみる事にしました。
寒くてジャンパーを着ようかと思いましたが、日が出て来ると、きっと暑くなり邪魔になるので、着ませんでしたが、水場は駐車場より寒くて、息が白くなりました。
山に日が差しはじめると、山は水蒸気でけむり、キラキラとした日の光が綺麗でした。やがて川にも日が当り、水の流れは透明度を増し、心なしかマスも元気になった様に見えます。

101802 (流れにも日が差してきて暖かくなってきました)

少し暖かくなったので、釣り上がって行くと16番の小さめのドライフライでニジマスがぽつぽつとつれます。
試しに少し大きめの12番の毛鉤に変えると反応が悪くなるので、小さめの毛鉤で釣り上がりました。毛鉤の色は日が昇るにつれ、黒への反応が良い感じです。釣れるニジマスはどれも30cm以下で小さめですが、比較的鰭が綺麗で良く引いて楽しませてもらいました。
途中で、養沢で初めてのイワナが釣れましたが、さすがにニジマスが沢山いる川で、おっとりしたイワナは餌を食べる機会が少ないのか、痩せていました。

101803 (養沢で初めて釣った痩せたイワナ)

橋の下の大場所には沢山のニジマスが流れに揺らめいていますが、ドライフライには反応しません。
試しにエッグフライを落としてみると、にわかに活気づき、ニジマスが動きますが、さすがに仕込まれている様で、なかなか食いつきはしません。それでも、何匹かニジマスを釣りあげる事ができましたが、岩の陰に隠れて顔を少しだけだしているニジマスがいたので、ドライフライを浮かべてみたら、勢いよくドライフライに食いつきました。やっぱり、ドライフライの釣りが面白いですね。
お昼はコンビニでおにぎりを買ってきましたが、12時を過ぎたので、場所を移動するついでに、そば屋でざるそばを食べました。
その後、10月からは上流は禁漁となるので、禁漁でない最上流部の堰堤の手前から入りましたが、さすがに最上流部は人気があるのかニジマスは沢山いますが、ドライフライにはなかなか反応しません。岩陰にドライフライを落とすと勢いよくニジマスが掛かっただけで、堰堤下に到着です。
堰堤下でヤマメが釣れ、少し粘るつもりでしたがトイレに行きたくなり、すぐに移動して管理棟前で釣りです。
3時頃ですが、どうも、管理棟前は人気が無いのか誰もおらず、ニジマスは見えるもののドライフライには、反応しませんでした。4時くらいには上がろうと思っていましたが、4時頃になるとライズも少しする様になり、ドライフライに反応するようになりました。この時間になると黒よりも黄色など明るい色に反応が良く、やはり小さな毛鉤の方が良い様で、18番まで落とし、流れもあまりないので、ティペットも5番から6番に細くしてやってみました。
しかし、やっぱりすれているのか毛鉤に掛かっても掛かりが浅く途中でばれたり、突っついただけだったりとかなり手強かったですが、最後にライズの釣りを楽しみました。

今週はのんびりしようと思っていましたが、天気も良いという予報を聞いて、どうせ暇ならと思い、養沢に行って来ましたが、発病してしまった「釣りしたい病」を、一日、川で治療してきました。
これで、今週は大丈夫です。でも、来週まで保つかが問題です。

注)養沢毛鉤専用釣場は、10月1日~10月末は、ニジマスのみになりますので、ニジマス以外は釣れてしまったら、すべてリリースです。

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風の中の管釣り

2009-10-12 | 釣り

今日、10月11日は、同じ釣りクラブのFFriderさんと、栃木県大田原の「みどりフィッシングエリア」に行ってきました。

101101 (那須の山が見える管釣り)

朝、7時前に現地で待ち合わせて、2人で管釣り三昧です。
朝の内は曇っていて、ドライでニジマスが良く釣れますが、そのうち日射しが強くなり、ドライへの反応もあまり無くなりました。毛鉤を小さめに変えるとそれなり、反応は良くなり釣れますが、どうもなかなかフッキングしませんね。地元のFFriderさんの話では、ここには、60cmオーバーのニジマス、ヤシオマスもいるそうですが、深場にいるので毛鉤を沈めるか、夕方の活性の高い時でないと、難しいとの話でした。

101102 (ロッド曲げてくれるニジマス)

101103 (頬が赤いニジマス)

日射しは強いけど、一日、那須連全から吹き下ろしてくる風があり、ちょっと厳しめでしたが、頬が赤いニジマスも混じり、終了の17時まで、一日楽しくお喋りしながら、釣りをしました。
日射しが強かったので、頬が日焼けでちょっと痛いです。
結局、40cm以上のニジマスは釣れませんでしたが、今日も一日良く遊びました。

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キャンプと釣りとカヌーの休日

2009-10-05 | 釣り

10月に入り、渓流は禁漁となった最初の週末(10/3)に、新潟の津南に出かけてきました。

100301 (山伏山をバックに薬師湖でカヌー)

禁漁のちょっと寂しい気分を味わう間もなく、新潟津南で開催される所属する釣りクラブのバナナカップMTGと言うカヌーレースと管理釣り場でのニジマスバトル、そしてキャンプというイベントです。
今年はへんりーさんと一緒に参加し、会場となる津南の無印キャンプ場に朝8時頃には到着しました。着いて、早々に2人だけで釣り堀で釣りをはじめましたが、良いサイズの綺麗なニジマスが、ドライで良く釣れます。
昨日まで水が少なかった池は、昨夜の雨で復活したとの事でしたが、ちょっと濁りが入ってしまい表層にニジマスがかろうじて見えので表層の大きなニジマス狙いです。

100302 (管理棟の後ろにある釣りの池)

1時間ほど管理棟のそばの池で大きなニジマスと格闘し、折角なので、もっと大きな湖の方でやって見ましょうと言うことで、移動しました。
湖の方は釣りのためにある艀から、ライズ狙いの釣りですが、時々ライズするニジマスめがけて毛鉤を送り込む釣りです。1時間ほどして、aoyamameさんがやってきましたが、湖での釣りの方が掛かれば面白いのですが、あまりライズも無いので、池の方でやりましょうと、3人で池での釣りです。

100303

(釣れるニジマスは鰭も綺麗で引きも強い)

へんりーさんもaoyamameさんも凄腕のフライフィッシャーですから、次から次に大きなニジマスを釣りあげますので、ボクもなんとか表層の大きなニジマス狙いで50オーバーのニジマスを釣りあげて喜んでいると、本日参加のメンバーが到着です。
到着したメンバーの第一声、3人でニジマスいじめすぎだよ!
お昼には、キャンプサイトに行き、今夜のキャンプの準備を完了させ、夕方暗くなるまで、湖の方でライズ狙いの釣りを楽しみました。
夜は、キャンプで盛り上がります。
今回、ボクは味噌汁を作ろうと思っていましたが、キャンプ場に戻った時は、すでに酒宴が盛り上がり、タイミングを逃してしまい、明日の朝、味噌汁を作ろうと思い、焼き鳥やら、津南ポークやら、富山の黒作りやらで、ご飯をたべ、酒宴に参加です。
夜は冷え込んみ、焚き火で暖をとって盛り上がり、楽しいキャンプの夜は更けていきます。
偶然ですが、へんりーさん、aoyamameさん、ボクの3人は今回参加のメンバーのなかでは、お酒があまり飲めない3人なので、10時頃に早めに就寝です。

100304 (夜、焚き火)

夜中に寒くて目が覚め、フリースを着込んでまたぐっすり眠ました。

朝は、5時半に目が覚め、コーヒーを飲んで、湖でライズしているかもしれないから、行って見ようとへんりーさん、aoyamameさん、nakajimanさんの4人で湖に向かいました。
奥から、nakajimanさん、へんりーさん、ボク、aoyamameさんと並んで釣りです。

100305
(朝の湖、朝日が射して来る)

朝の湖は冷え込んでいて湖面には靄がかかりかなり寒いくて、ライズはほとんどありません。
へんりーさんのすぐ前でライズがあり、そのニジマスを狙って、ボクとその奥のaoyamameさんがそれぞれ自分の前に毛鉤を浮かべると、aoyamameさんの毛鉤にヒットしました。
1匹だけの釣り果で、7時過ぎにキャンプ場に戻るとすでに、朝食の準備が終わり朝ご飯です。
朝、味噌汁を作るつもりでしたが、またしても機を逸しました。
朝ご飯が終わると、今回のメインテーマカヌー競争ですね。
抽選でペアになったのは、主催者Tさんの奥さんですが、さすが、カヌーはなれているので、練習も調子が良く、優勝できるかもと思っていましたが、実際のタイムトライアルの時は、コース取りを誤り、ロスタイム、残念ながら6位でした。

100306 (カヌーレース)

優勝は、初参加のタケさん、主催者Tさんチームでした。
nakajimanさんチームは、作戦ミスか、コンビネーションも思わしく無く、なかなか面白いレースをし、みんなを楽しませてくれましたが、本人達は、真剣そのもので汗と水しぶきでびっしょりでした。
その後は、また、管理棟のそばの池で、へんりーさん、aoyamameさんと3人で最初に池に到着して釣りですが、しばらく、池は静かだったので、早々にへんりーさんと、aoyamameさんが、大物のニジマスを釣りあげますが、ボクの方には、毛鉤に出るものの掛かりません。
後から他のメンバーもやって来て、みんなで池を囲みますが、今日は天気も良くて、さすがにニジマスの活性は低いようで、大きな毛鉤では食いつきも悪く、まだ誰も毛鉤を浮かべていない反対側でやってようやく釣れました。

100307
(管理棟の後ろの池で釣り)

一度、噴水の下で、かなりの大物がかかり、リールが悲鳴をあげましたが、出島のところで反対側に回られてしまい、ティペットを切られました。たぶん毛鉤に出た顔の大きさと引きからして、60cmは越える大物だったはずですね。。残念。
3時過ぎには、みなさん帰られ、へんりーさんと2人だけになりましたが、相変わらずへんりーさんは、好調に釣りますので、へんりーさんを観察すると、小さな毛鉤で釣っています。
その後ユスリカが大量に出て、池のニジマスの活性が急に上がりライズが多くなると小さな毛鉤に反応が良くなりました。

100308 (こんなニジマスの引きは楽しい)

#18の毛鉤には反応が良いのに、#14まで大きくすると、謙虚に反応が悪くなります。
大きな毛鉤で釣りたいけど、やっぱり小さな毛鉤でないと、ダメみたいです。
十分楽しんだので、4時過ぎに完了にして、へんりーさんと帰路につきました。
帰りの関越道は、やっぱり、25Kmの渋滞ですから、SAで、夕食を食べ、のんびり帰宅、家には22時到着でした。
去年は、#10の大きな毛鉤で沢山釣れましたが、今回は、凄腕揃いでしたから、毛鉤を小さくしないと釣れませんでした。
それでもここのニジマスは、大きくて綺麗なので、かなり引きますから楽しく釣りができました。
木々の葉も紅葉し始めた津南のキャンプ場で、カヌーとキャンプ、そしてニジマスバトルは、楽しかったですね。
会場を提供してくださった津南キャンプ場と幹事のTさん、一緒に遊んでくれたみなさん、そして元気なニジマスに感謝です。また、来年も参加して楽しみたいと思います。

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2009年最後の渓流(9月25日)

2009-10-01 | 釣り

岩手の釣り旅の帰りの高速道路は、平日で順調にドライブです。が、さすがに疲れもあり、PAで爆睡してしまいました。
目が覚め、ここはどこ状態。。そうだ、岩手で釣りをしてきて今帰りだったのだ。
なんだか、もう、今年の渓流釣りのシーズンはおしまいですね。。
急に寂しくなって来ました。
今日は、9月25日の金曜日、一応平日です。
そうだ、最後は、いつもの山梨の川でちょっと釣りをして、川の様子をみて温泉にでも入ってこようかと思い、家にも帰らず、そのまま、山梨に向かいました。

092501 (山梨の川)

考えてみると山梨の川には、今年は、あまり行っていませんし、年券を買うペンションがある川には、3月の解禁頃以来行っていませんので、行ってみることにしました。
途中でお昼を食べてのんびりしていたので、川に着いたのは、昼もだいぶ過ぎていました。
最初の場所では、堰堤下を覗いて見ましたが、堰堤直下はあまり水もなく、20cm程のイワナが1匹釣れただけでした。その後なんと、ハヤが釣れました。
この川でハヤが釣れたのは初めてで、ハヤが居るとは知りませんでした。

092502 (山梨のイワナ)

次は、一応、最上流まで行ってみましたが、奥に見える山が綺麗だったので、特に意味もなくダムまで行ってみました。
ダム湖は禁漁区ですので釣りは出来ませんが、山の景色とダム湖をみていると、風がありましたがダム湖でかなり大きな魚がライズしました。
またライズしないかちょっと見ていると、遠くで1度ライズがありました。また下流に移動です。
堰堤下を狙って見る事にしましたが、堰堤下には、直接降りられなかったので、堰堤の少し下流の違う堰堤の上に行ってみました。

092503
(ダム湖からの山)

ここは、来るときに他の釣り人が川を見て居ましたが、今はいないので、取りあえず降りてみました。
堰堤の上は流れの溜まりになっており、イワナが表層にいるのが見えます。
あまり大きく無いように見えましたが、一応狙ってみました。
何投目かにイワナは毛鉤に食いつきましたが、なんと、途中で毛鉤がはずれてしまいました。小さいかと思っていましたが、24,5cmはあるお腹の黄色い綺麗なイワナでした。それだけで、ちょっと満足しました。
その少し上流側には、尺近いアマゴと一回り小さいアマゴがペアリングしている様で仲良く泳いでいます。。。邪魔しちゃ行けないかとも思いましたが、一応、毛鉤を送り込みましたが、やっぱり見向きもしません。
少し、上流では、浅い流れから、尺を越えるイワナが泳いで上流に走ってしまいました。
今日の釣り、今年の渓流での釣りはこれでおしまいです。
木の葉が舞い落ちるこの川にも、イワナやアマゴがまだ結構残っていて、来年が楽しみです。

092504
(魚が結構いた、緩い流れ)

やはり植林された森では無く、自然な森でみる木々の葉っぱはこの季節、綺麗に色づきはじめ、すごく綺麗でした。また、来年、岩手でも、山梨でも、自然な森を流れる綺麗な風景の中、のんびり釣りができる事を夢見て、のんびり温泉に入って今年の渓流での釣りはおしまいです。
ちっとも、のんびりなんてしてないだろうと、思われるかもしれませんが、ボクには十分のんびりした休日でした。
でもね。2009年、渓流での釣りはおしまいですが、来週からは、管理釣り場での釣りを堪能する予定でいます。

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