今回は、所属する釣りクラブ(JFF)の丸沼、菅沼ミーティング(MTG)に参加してきました。
(風がないと穏やかな湖面)
紅葉のシーズンにはまだちょっと早い奥日光ですが、それでもほんのり色づいて来た山を見ながら集合場所の丸沼に到着したのは、朝7時頃です。
気の早いメンバーはすでに到着、釣りの準備を始めています。湖の方はすでに結構な数の釣り人が釣りをしているし、沖の方ではライズリングも見えますので、早々に釣りの準備です。
心配していた天気は大丈夫、ボートにエレキモータをつけて出船、湖の真ん中辺りでライズ!ニジマスが向かう方向に毛鉤を浮かべると、なんと、手前で潜ってしまいました。
まあ、本番は、集合時間の9時以降、それに今日はクラブの会長と一緒にボートに乗る予定ですから、単なる下見、岸際を回ってみました。ライズはあまりありませんね。
9時前には集合場所に戻り、軽く開会式をして再度湖に出ました。
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(集合場所で開会式)
岸際のライズはあまりないので、居そうな場所に毛鉤を浮かべて様子を見ると言う手ですね。岸際に魚らしき動きが見えたので、毛鉤を浮かべると45cmくらいのニジマスが釣れました。
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(最初に釣れたニジマス)
でも、放流してそれほどたっていないのかあまり奇麗なニジマスではないので、ちょっと残念でした。
そんな感じで、ボートで移動しながら釣りですが、会長が釣ったニジマスは、40cmほどの奇麗なニジマスでした。
移動中のボートの横でライズしたニジマスが勢いよく泳いで行くのが見えましたが、その先にはそのまま流してきたボクの毛鉤があります。と思った瞬間、毛鉤に食いついて釣れてしまいました。まあ、そんな事もあるわけですね。
一日、穏やかな天気、なんてことは無く、日が陰ると寒くて、日の当たる場所に移動したり、風が吹けば風裏に逃げ込んだりと、湖の上をウロウロするわけです。
お昼は岸辺にボートを着けて、今日は、良く釣っていた、幹事のSさんチームと一緒にたべました。ちょっと色づき始めた木々と湖を見ながらの昼食はなかなか良いものですが、どうしても景色を楽しむよりライズを探してしまいます。。まだまだですね。
(お昼は湖岸で!)
午後になると、風が出てきてあまり反応もないまま放水口に行ってみると、クラブのメンバーが釣りをしていたので、状況を聞くと、ここで3匹釣れたそうですが、ドライではなく、沈めての釣りだそうです。会長が沈める釣りをするとすぐに奇麗なニジマスが釣れましたが、その後は反応無しです。「沈める釣りはやっぱり面白く無いね。」と会長。じゃ、ためしに湖の真ん中でぽっかり毛鉤を浮かべて漂ってみますか。と言う事で、毛鉤を浮かべてのんびり、1匹ニジマスが釣れましたが、台風の後の濁りもあり、反応も良くないし、寒くなって来たので、16時頃には終了としました。
(風が無く日が差すと暖かで静かな湖面)
温泉に浸かって冷えた体を温めて、晩ご飯。参加者14名で晩ご飯ですが、他のお客さんも居ますから、紳士的に静かに食事です。もう、10年もこの会をやっているので、宿の方も気を利かせてくれて、晩ご飯の後は、別室の方で2次会、いえ、釣りのミーティングです。
2次会では、楽しい話しもはずみますが、明日は菅沼での釣りですから、期待も膨らみ、明日に備えて、10時過ぎには、解散、各部屋での歓談、11時には就寝です。
朝は、7時15分からの朝食ですが、少しでも早く釣りがしたいので、7時には朝食会場に行ってしまいました。
晴れの予報でしたが、どうも雲が多くて晴れそうに無い天気です。
(朝、天気が心配)
今日の乗船は、栃木のΟさんと一緒です。
Οさんは、エレキモータを持っていたはずなのに、なんでエレキモータを持っているボクと一緒なのかとちょっと不思議に思ったら、なんと、3.11の震災で家がダメになり、立て替え中、今は仮住まいのため、荷物を倉庫に預けているので、出せないとのことです。
栃木のボクの実家は震災の被害は免れましたが、同じ栃木県でもそんな災難にあっている人がいると言うのは知りませんでした。
そんな訳で、今日はΟさんと一緒に釣りです。Οさんとは今まであまりお話をしたことがありませんでしたが、今回の釣りで、すっかり仲良しになれました。
(いざ、菅沼に出港)
で、大いに期待していた菅沼の釣りですが、なんと急激に気温が低下して、ライズも見つけられずに、湖をウロウロ、、、どうも、一番手前が釣れそうな感じです。
風が吹くと寒くてライズはしませんが、風がやむと湖面が静かになり、小さな虫が出て来て、ライズします。
(静かな湖面に毛鉤を浮かべて釣りあげるOさん)
しかし、ライズした場所に毛鉤を浮かべてもニジマスはすぐにどこかに行ってしまうようで、ライズしそうな場所に毛鉤を浮かべて待つと言う感じです。Οさんが2匹釣り、ボクも2匹釣ってお仕舞いです。
(菅沼のニジマス)
毛鉤には何度かでてきますが、浮かべて待っている時によそ見して、合わせられなかったりなんてこともあり、バラしも多いです。
一度、かなりの大物が毛鉤に食いつき、一気に潜って行き、ロッドが大きく弧を描いたのですが、なんと、ラインがリールに絡まり、そのまま糸が切れてしまいました。あれは、きっとボクが釣りたかった、70cmオーバーのニジマスだったに違いありません。
今日はまだ釣れて居ないと言っていたカッシーも2時にはニジマスを釣り、ニンマリ、2時に、ニジマスのカッシーですね!
(背景の木々はちょっと色づいてきたか)
Tさんと会長のボートがやってきて、Tさんと毛鉤を並べて浮かべて待っていると、Tさんの毛鉤に、ガッボッとニジマスが出ましたが、よそ見していた様で、合わせません。「出た!」のボクの声に合わせましたが、時すでに遅し、だったのか、ググッとロッドが曲がった瞬間はずれてしまいました。残念。。
ニジマスが釣れる2時も過ぎ、急に寒くなってきたので、2時半には終了として、今回の釣りは終了です。
菅沼は今年、2回目、前回夏に来た時には雨で半日だけの釣りだったので、今回はリベンジで70cmオーバーのニジマスを釣ると言う目論みでしたが、またしても、達成できませんでした。それでも、紅葉が始まりかかけた丸沼、菅沼で仲間と楽しい釣りができて良い時間をもてました。
今年はもう、寒くなりますので個人的には、菅沼、丸沼はお仕舞い。菅沼は来年はクローズですから再来年、その代わり、来年、丸沼、大尻でリベンジかな。
そう、今回は気温が急激に下がったため、湖はターンオーバーと言われる現象で濁ってしまい,釣りは厳しかったようです。
後から聞いたのですが、湖などでは、そのような事もあるそうで、一つ勉強になりました。