1週間前の天気予報では、梅雨の合間で何とか天気は大丈夫そうでしたが、数日前になるとなんと土日は大荒れの予報です。
(どんよりした雨。。)
当日、朝、奥会津に到着すると結構な雨ですね。。今日はどうしたものかと思いながら集合場所の宿に時間通りに到着すると、すでに全員集合していました。
さて、どうしたものかと宿のご主人Tさんに相談して、北の方の川に向かうことにしました。どうやら、雨雲の道があるのである程度の雨なら避けられるとの事です。
本当かな、、と、ちょっと疑心暗鬼ですが、そこは素直に今回参加の7名でちょっと北の方に向かいます。
さすがに7名で同じ川に入るのは窮屈ですから、12時半に道の駅で待ち合わせすることで、まずは手前の川に、TさんとHさん組が入り、奥の方に順番にと思いましたが、結局、5人で前後に分かれてという事で、一番奥の川に向かいました。
目指す場所に到着すると、なんと川がすごい濁りです。仕方なく上流に向かうと、川でユンボーが作業中ですから、この先から釣りかなと思ったら、釣り人の車があり、さらに上流に向かうと一番奥にも釣り人の車が止まっていますから真ん中で釣りですね。しかも、5人で、ですね。まあ、お昼まで二時間ほどですから、とりあえず軽く釣りで良いかという事で、川を見るとイワナがいるのが見えます。早々、順番で狙おうかと思い皆さんがそろうまでイワナをみながら待っていると、だいぶ下流からフライの釣り人が釣りあがってくるのが見えました。どうも下流に止まっていた車の人かもしれませんね。結構、間をあけたつもりですが、ここで川に降りるわけにはいかないので、近くに来るまで待ち、その人に挨拶すると、もう、ここで上がるからこの先はどうぞとの事でした。
ちょっと話をすると、どうも知り合いの知り合いでした。フライフィッシャーの世界は狭いものですね。
では、遠慮なくという事で、まずは新会員のINさんにと話をしていると、なんと、今日は釣りしなくていいから案内だけするよと言っていた、中さんが上流に向かって行ってしまいます。
INさんが下流側から釣り上がり、WさんとITさんは土手の上から上流側を偵察です。どうやら、上流側にイワナがいるのが見えるそうです。中さんが川の中を歩くと、土砂が入っている場所だったので、下流側に泥水が流れ込んで、えらく濁ってしまいました。これでは下流のINさんの釣りは無理ですからINさんを呼びに戻り、中さんの上流側いるイワナを誰かに狙ってもらおうと思いましたが、川に降りるところがなく、下流側から入ったら、中さん、イワナがいた場所をすでに通り越していました。午前中は、そんな訳で中さんの独断場的に終了、ちょっと遅れてお昼の集合場所の道の駅です。
(美味しかった!)
二人はすでにお昼を食べていましたが、さて、なにを食べようか、蕎麦も食べたいし、ソースカツ丼も、、、と、ちょうど、冷たいかけ蕎麦とミニわらじソースカツ丼セット言うのがあって、ちょっと食べ過ぎかもと思いつつ、注文、美味しかったので、完食してしまいました。
さて、午後の釣りですが、中さん、Tさん組は、どうやら雨は大丈夫そうだからと言うことで、南の方の川に行ってみようとのことです。確かに雨さえ無ければもうちょっと大きめの川の方が良さそうですが、ITさんとまず、以前、行った事がある小さな川を覗いてから、南の方の川に向かうことにして、一旦、別れて釣りです。
昨年、行った小さな支流ですが、ちょっとどこから入ったか思い出せないかもしれないと思いましたが、なんとか、見覚えのある場所に到着、川に降りてみ見ました。
(すぐにイワナが釣れて良い感じ)
しばらく釣りを休んでいやITさんに今日は是非、釣ってもらわないといけませんから、まずはイワナがいるか、最初のポイントに毛鉤を送り込むと、良い感じで20cmほどのイワナが釣れました。
これは、行けそうですね。と言うことで、なんとかITさんも2匹イワナが釣れて良かったです。
(ITさんも釣れて良かった!)
一度、ITさんが狙ったポイントの釣り方がちょっと気になったので、こう言う流れは、この辺りに立って、ここに毛鉤を送り込み、なるべく流れにラインをとられないように、毛鉤を流さないとイワナが毛鉤に食いつけ無いですよ。と、やっていたら、イワナが食いついてビックリして、バラしてしまったのは、ご愛敬ですが、無事に初日の釣りは完了です。
宿に帰る前に、いつも通り、近くの温泉で温まりました。
釣りの後に温泉は、疲れをとるだけで無く、ダニとかついていたら洗い流せるから、温泉は結構、重要ですね。
温泉に入っていると、南の川に行っていたメンバーも温泉やって来たので、一緒に、温泉ですが、南の川はなんと雨だったそうです。流石、地元のTさんのアドバイス通り、北の方の川が、雨も無く良かった様です。
晩ご飯の時に、久しぶりにビールを飲んでしまったのと、お昼をたっぷり食べてしまったので、折角の美味しい晩ご飯でしたが、多少、残してしまったのは残念でした。
(晩ご飯はにぎやかに!)
でも、食後に出たワッフルは、別腹なんですね。2つほどいただきました。
(食後のお菓子!)
夜は、22時にはお開き、23時は眠ってしまったので、よく朝はすっきりとした目覚めです。と言いたい所ですが、雨の音でちょっと重い目覚めでした。
今日の釣りはダメかな。。と思いつつ、朝食もバッチリいただき、Tさんと今日の釣場の相談です。
昨日、雨でダメだったと言う、南の川は、今日は雨もすぐにあがって、日射しも出るかも、出ると良い感じになると思うよとのことで、7人で向かいました。
(Tさんの言う通り、出る頃には雨もあがりました)
支流に、中さんとINさんの二人が入り、本流筋の下流側にはTさんとWさんHさんの三人が入り、上流側に、ITさんと二人で向かいましたが、目指す場所にはルアーの釣り人が一人、釣り終わって休憩していましたので、一番、上流側の方まで行ってみました。
川に降りると、なんとTさんが言った通り日射しも出て来て、山春ゼミが鳴き出して良い感じです。
どうも、さっきのルアーの釣り人はまずは上流側で釣りをしたようで、真新しい足跡があったのでちょっと厳しかもと思いましたが、イワナが居そうなポイントには、ちゃんとイワナがいて、今日もITさん、イワナが釣れて満足そうでした。
(今日もITさん釣れました!)
ボクの方もイワナが釣れて、今日も良い感じでした。
(良い感じでイワナが釣れます)
お昼の集合時間が近づいたので、林道を下って行き、途中の3人の所までくると、3人で林道をうろうろしています。
なんと、Hさんがロッドのティップを落としてしまって探しているとの事です。一緒に探しましたが、どうもみつかりません。集合時間も過ぎてしまったので、途中の支流に入った、中さんINさんはやきもきして待っているだろうと言うことで、先に、待ち合わせ場所に向かう事にして移動です。なにせ電波届かないばしょですからね。案の定、中さん、イライラしながら待っていました。
事情を話して、先に蕎麦屋に向かいました。
蕎麦屋に到着すると、もう、みんなの分も注文しておいたよとの事でした。
すぐに後の3人も到着しましたが、結局、ティップはみつからなかったそうで、残念ですね。
みなさんも、今日はきっと良く釣れたんだろうと思っていましたが、話を気いたら中さん組は先行者がいて後追いした感じで、釣れなかったとのこと。中間の3人は、Wさんが1匹釣っただけで、Tさん、Hさんも釣れなかったとの事で、今日もITさんとボクの2人が良い感じだった様でした。
まあ、それでも、今年も美味しいお蕎麦を食べてみんなで満足して、MTGは完了です。
(いせやさんのお蕎麦は美味しい、
でもちょっと高いかな。。1500円)
14時には、解散と言う事で、怪我もなく、梅雨時の雨を何とかすり抜けて釣りも楽しめたので、まうまずではなかったかな。
奥会津の川には、7年ほど前から通うようになり、5年前から新会員歓迎MTGとして主催者側になって来ましたが、当初からあまり参加する新会員がいませんでしたが、ここ2,3年は比較的、新会員の参加もあり良い方向になった気がします。
12年前にJFFに入会して初めて参加したMTGは、長野での新会員歓迎MTGでしたが、それ以来、MTGに良く参加するようになり、今では主催側になっています。
JFFは、今年で38年目ですから、会員歴12年は、まだまだ浅い方なんですけどね。
そうそう、最近思うのは、日本のフライフィッシャーの高齢化ですね。
新会員で入会して来る人には、同年代が結構おおいので、新会員とは言っても会社の様に若い人が居るわけではないです。
ボクも還暦を迎えてもうすぐ定年退職、まあ、世の制度のおかげでまだ、しばらくは退職後再雇用と言うことで、働く事にはなるとは思いますが、そう長くないサラリーマン生活ですから、その後の楽しみとして、フライフィッシングがあると言う事がどれだけ励みになっているかことか!
趣味としてフライフィッシングをやっていて本当に良かったと思っています。
そんな楽しみを少しでも多くの人に味わって欲しい物だと思います。
さて、6月の後半は、久しぶりにアイダホ、モンタナに還暦祝いに、JFFの仲間と一緒に釣りに行く予定です。
本当に楽しみで仕方ないですね。ワクワク!