きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

故郷の川(2012/4/14-16)

2012-04-17 | 釣り

4/14,15、昨年は震災の影響で実施しなかった、故郷の川で行われる所属する釣りクラブ(JFF)のミーティング(MTG)に参加してきました。

041400 (快晴の朝は気持ちが良かった)

ボクの故郷は栃木県の北部にありますが、放射能の影響で川の解禁が遅れ、一部のみ4/7から解禁となりました。キャッチ&リリースで全面解禁でも良いではないか、などとも思いますが、気持ちはもっと複雑です。
故郷の川は実家から歩いてすぐの所にあり、ボクにとって川は、子供の頃、二十数年前に他界した祖父と一緒に魚採りをしたり、春になると河原に咲く花を採りにいったり、夏は一日中川で泳いだりと、とにかく思い出が沢山ある場所なのです。その川に住む魚や生き物たちが原発事故の影響を受けているのですから、釣りできないと言う事より、なにか複雑な思いがこみ上げて来ます。それでも、釣りが好きだし、くよくよ考えても何も進みませんから、実家に帰るついでに、MTGに参加してきました。(MTGのついでに実家、かもしれませんが。。)
久しぶりの故郷の川での釣りですが、当日は一日雨です。実家で朝ご飯を食べ、年券を購入してから、MTG会場に行き、まずは、雨の中でも大丈夫なようにタープの設営です。

Photo (タープ設営完了)

タープの設営が終わると、すでに下流で、クラブのメンバーがこんな雨の中でもヤマメを釣ったとの連絡があり、早々に向かいました。
到着すると、すでにライズは下火なので、休憩すると言う仲間を見送り、一人、川に残り、ライズ待ちです。昼過ぎななると、またぽつりぽつりとライズがはじまり、毛鉤を送り込むと反応するもののかかりません。小さめの毛鉤に変え、やっとヤマメとご対面です。
ちょうど休んでいた仲間が戻り、「おっ釣れたね。そんじゃ」って、事で、またみんなと一緒にライズ狙いですが、どうも、午前中にたっぷり教育した仲間がいる様で、毛鉤に出るものの、かかりません。

041402 (雨の中、ヤマメが釣れました!)

少し上流側に移動してライズを狙うと、いきなり合わせ切れしてしまいました。まだライズがあったので、少し下流にいたyabechさんを呼ぶと、yabechさんもhヤマメを釣り上げました。
夕方になり、MTG会場に引き返して、宴会突入です。

041403_2
(タープの下で宴会です)

今年も二十数名の仲間が参加し、地元メンバーなどが用意してくれた、餃子と軍鶏鍋、パエリアなどで晩餐です。

041404 (軍鶏鍋とパエリア)

お酒も進み、火を囲みながら楽しい会話の中、夜が更けて行きます。雨はすっかり止み、明日は良い天気になりそうですね。

041405 (焚き火を囲んで団欒です)

朝、6時に目が覚めると、快晴、山の上の方は雪だったようで、白くなり、山の下の霧がなんとも良い感じでした。
朝食の後は、恒例の蹄鉄投げ大会です。

041406 (蹄鉄投げの盾)

041407 (蹄鉄投げ)

今年は、20回目ですが、全回無欠席のメンバーが新しい盾を作ってきてくれたので、優勝、準優勝、3位までの人に盾が渡される事になり、みんな張り切りましたが、優勝はただ一人、リンガー(ステーク(杭)にかかる)を取った、スーさんとなりました。
競技が終わり、MTGはひとまずお開きになり、また釣りに向かいます。
yabechさんと、前日のポイントに行くと、地元のフライフィッシャーが1人いたので、挨拶して、少し話しをしましたが、しばらくはライズ待ちですねと言う事でしたので、ちょっと下流側でライズ待ちです。今日は快晴の天気ですからライズする気配が無く、釣りの方は厳しいかもしれませんが、ライズ待ちにはぽかぽか陽気で良い感じです。

041408 (川面のライズを待ちながらのんびりかな?)

すぐに他の仲間、数名もやってきて、一緒にライズ待ち、時々単発のライズがあるので狙ってみますが、反応無しです。
一度、ライズしたので毛鉤を送り込もうとすると川面に陰が流れて行くと思ったら、上空にいたトンビが急降下して、ヤマメをさらって行きました。ヤマメを狙っているのは、釣り人だけじゃないのですね。
お昼近い時間になり、一緒にいたyabechさんしょーちゃんが、先に帰ると言う事でいなくなると、目の前でライズ、今度は、フッキングしてヤマメとご対面です。

041409 (今日もヤマメとご対面)

その後、少しライズが増えたので、狙って毛鉤を送り込みますが、どうも毛鉤に出るもののフッキングせず、結局、17時頃には寒くて、終了としました。
翌日4/16はボクの誕生日なので、会社はお休みをもらい、釣りをしようと思っていましたが、実家の畑仕事もあったので、釣りはせず、畑仕事の後は、実家の周りの花の写真を撮ったりして、のんびり過ごしました。

041410 041411 041412
やっと春がやって来た故郷の川で、楽しい時間を仲間と一緒に過ごせて本当に良かったです。まだ、本当の故郷の川は、解禁となっていませんが、それでも一部は解禁となったので、今年は今まで以上に里帰りをしたいと思っています。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥飛騨膨張(美味しい食事とヤマメ)2012/03/24

2012-04-07 | 釣り

3月24,25日は、所属する釣りクラブJFFの仲間と奥飛騨に行ってきました。

032401 (奥飛騨は雨でした)

事の始まりは、3/23に岐阜出張が入りそうになったので、岐阜のnobuさんに奥飛騨に連れていってもらおうと思ったのでしたが、結局、出張は無。3/24,25でJFFの仲間と奥飛騨に温泉1泊釣りミニミーティング開催と言う事なりました。
天気予報では土曜日は雨のち雪、日曜日は雪、もしかすると行ったのは良いけど、雪で帰って来られなくなるかもしれません。まあ、その時はその時と気軽に出かけました。
釣りの前の晩は、年度末の疲れもあってすぐに眠れたのに、いつもの釣りの前夜と同じで、2時間で目が覚め、深夜2時前には出発となりました。
途中の道に雪は無く、奥飛騨の道の駅には順調に夜が明ける前に到着し、仮眠ですが、途中、コンビニで朝食を買うのを忘れたので、後から来るyabechさんに朝食のサンドイッチのデリバリーをお願いして仮眠です。
WILDCATさん、yabechさんが到着し、ひとまず、釣り券を買って川を見に行くと、雨の影響で濁っていますので、上流に向かい、ちょっと釣りしましたが水も多いようで反応はありません。nobuさんが到着したので、4人でコーヒーでも飲みに行きますかと言うことで、ちょっとコーヒータイムです。
コーヒー店の主人が、「まさか、今日は釣りに来た訳じゃないよね」とからかわれましたが、そんな天候でも、ちらほらと、釣り人は居ますからね。
コーヒーを飲んだ後は、雨も小降りになった気がしたので、釣りをしましたが、それは勘違いだったのか、雨とカゼと寒さで、まるで罰ゲームの様な釣りになりました。

032402 (対岸に3人)

そんな中、橋の下で、どうもライズがあるようで、yabechさんとWILDCATさんが粘っているので、nobuさんと行くとWILDCATさんがヤマメを釣り上げました。あれ、やっぱり釣れるんだと言う事で、ボクは対岸にわったって、イワナ狙いで脇の弛みに毛鉤を浮かべましたが反応はありません。すると、目の前でライズがあったので狙ってみましたが、反応なし。水面を良く観ても何が流れているかわかりません、もしかして水面直下かなと思って半沈みの毛鉤に交換し、上流に毛鉤を送り込みましたが、反応なし。そのまま、毛鉤を下流に流して行くと、ガボッと、20cm弱のヤマメが釣れました。

032403 (今年初のヤマメ)

対岸に渡って3人の所に行くと、「酷い人だな!」と、なんの事?と思ったら、そのヤマメはyachechさんが狙っていたそうです。これは、悪いことしましたね。yabechさんが狙っているなんて気がつかず、釣ってしまったようです。ゴメンね>yabech\(^o^)/
お昼になったので、奥飛騨では、ボーズの時は鰻を食べると言うnobuさんの習慣に合わせ、ボーズではないですが、鰻を食べに行きました。ボーズで無い時に食べても、美味しい鰻でした。

032404 (奥飛騨で鰻)

お昼の後は2手に別れ、ボクとWILDCATさんは今夜の宿の上流で釣りをはじめましたが、しばらく反応がありません。しばらく釣り上がると、WILDCATさんがイワナを釣り、、ボクの毛鉤にもイワナが反応、やっと20cmちょっとのイワナが釣れて、今日はもう、お仕舞いの雰囲気です。

032405 (イワナの釣れて満足)

別れて釣りをしていた2人も合流したところで、今日の釣りは完了としました。
なにせ、風があり、寒かったので、温泉に早く入りたいと言うところですね。
本日の宿、今日の天候もあるのか、他に客は居ないと言う事で、温泉貸し切りで、のんびり暖まりました。
そう、宿に、到着すると、富山県のJFFの仲間が面会にやってきました。仕事が終わってから来たので、これから釣りして、その後は帰るそうですが、しっかりヤマメを釣って帰っていきました。差しいれまでもらってしまいました。感謝です。
まずは、温泉と言う事で、ゆったりのんびり温泉、その後は4人で、湯上がりのビールでまったり気分でした。
晩ご飯は、飛騨牛を焼いてわさび醤油を付けて食べるとそれはそれは旨かったです。あまりおいしので、だいぶ食べ過ぎました。沢山食べて、部屋でごろごろして、露天風呂にも入りましたが、雪もちらほら、やっぱりかなり冷え込みました。

032406
(晩ご飯は豪華に!)

翌朝はかなり早めに寝たので、6時には目が覚め、朝の露天風呂ですが、昨夜は雪になったので、外は雪が結構、積もっていました。

032407
(翌朝は吹雪の朝)

032408 (朝の露天風呂)

どうも、雪は横殴りの状態ですから、今日の釣りは厳しいだろうし、帰りの雪道が心配だったので、朝ご飯を食べてすぐに帰る事にしましたが、下流側まで来るとちょっと晴れ間も見えたので、ちょっと後ろ髪引かれる思いでしたが、途中でお土産を買って、2時前には帰りつきました。

032409 (帰りは晴れ間も見えてきたけど。。)

nobuさんの話では、午前中は良かったけど、午後からはまた冷え込んだそうです。
今回、久しぶりに奥飛騨に釣りに行きましたが、かなり厳しい天候の中、良く釣れたものだと思いますが、釣りもそれなりに楽しめ、仲間と温泉に入ってのんびり休日を過ごせたのが何より楽しかったです。
釣りシーズンが始まりますが、また、今年も楽しくやって行きたいと思います。
そう、帰って来てから体重を量ったら2Kgも増えていました。ちょっと食べ過ぎちゃいましたね。そんな訳で、奥飛騨膨張です。。

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボックス回収(発眼卵放流活動)2012/03/18

2012-04-07 | 釣り

ちょっと、更新をサボりました。

3月18日は、所属する釣りクラブJFFで行っている発眼卵放流活動として、昨年11月に埋設したWVB(バイバードボックス)の回収をしてきました。

031801
(川を歩いて埋設場所に向かいます)

養沢に集合して、二手に分かれてボックス回収ですが、埋設ポイントには、白い札が目印にぶらせげてあるので、今回はあまり迷うこと無く埋設ポイントを見つけられましたが、それでも、ちょっとは探し回る訳です。

031802 (こんな感じで埋設してあります)

6つのボックスを回収しましたが、ボックの中に、まだヤマメの稚魚がいたりするので、丁寧に扱います。ヤマメの稚魚をみるとなんとも嬉しいものですね。

031803 (生まれたヤマメの赤ちゃん)

しかし、その中には、わずか、1,2%ですが、孵る事ができなかった命もあります。それに、ちょっとショックですが、奇形のヤマメの子もわずかにいます。
1つの河川に放流した卵は6000卵、他に2つの河川にも放流していますが、死卵や奇形、多少は仕方が無い事です。埋設する時に、有精卵を紫外線に当たらないように気を付けたり、WVBをヨウ素液で消毒したり、埋設ポイントを吟味したりなど、少しでも、成功率を上げるためにやっている重要な事なのです。

031804 (ちゃんと結果は結果は残しました)

そんなわけで、今後の為にも、データを残す様にしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする