今回の旅は、「滋賀県の棚田と里地里山を訪ねる旅」です。
滋賀県の真ん中には琵琶湖が横たわっている。
その周囲には多くの棚田と里地里山があります。
日本中が豪雨の中、稲穂たちはスクスクと育っていました。

ここは滋賀県・近江八幡市・白王町です。
「権座(ごんざ)」です。湖中水田です。
今もなお、田船で通っ田んぼを営んでいる、湖上の飛び地です。
白王集落のある西の湖・長命寺川周辺は、西の湖に展開するヨシ原や
「権座」と呼ばれる内湖に飛び地した湖中水田の風景などが、
平成18年に文化庁の「近江八幡の水郷」として
重要文化的景観の全国第1号に選定されました。

「権座」へ渡る船着場です。残念!舟は出航しませんでした。
湖中水田「権座」をシンボルとして「権座・水郷を守り育てる会」を発足し、
都市住民等との交流の機会を設け、環境保全活動に取り組んでいます。
営農組合女性部が中心となって各種イベント(権座コンサート、収穫感謝祭など)での地元産農産物の直売や加工農産物の研究に取り組んでいます。