今回の旅は、「中国・貴州省の棚田と少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」と言われています。
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ここは貴州省の榕江県(ようこう-けん)・忠誠鎮・平場村です。
大利村を後に棚田地帯に来ました。
谷間の傾斜地に階段状に作られた水田です。
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水管理をするお百姓さんです。
水管理が非常に重要です
少ない水を全ての田に行き渡るように回し、
大雨の日には水がなるべく入らないように排水させます。
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手押し代掻き機を使って代掻きをしているお百姓さんです。
田植えの下準備として、田んぼに水を引き、土をならして苗が育ちやすくする作業です。
中国の山間地で手押し代掻き機を見るのは稀なことです。
牛と人手で1週間くらいかかっていた代掻きも機械なら1日で可能です。