今回の旅は、「中国・貴州省の棚田と少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」と言われています。

ここは貴州省の黎平県(れいへいーけん)・徳鳳鎮・古鎮・翹街(チョウジエ)です。
黎平縣の中心地・徳鳳鎮に来ました。街を散策しました。
木造の古い建物があった。この先から石畳の道になり清の時代の古い建物が続きます。
翹街の通りだ。道の両側には清の時代の建物が並んでいる。
通りの外れに階段があり登ると翹街を一望できる。

建物は「うだつ」がずらっとあがっており、いかにも昔の中国の印象にある様相。
うだつの上がった建物がズーッと一本道に沿って真直ぐに伸びているのを見ると、往時は経済活動が随分盛んだったのだろうなと思わされる。

この街の街並が行き届いて保存されているのは、
ここが紅軍(当時は中国工農軍)の長征で、
毛澤東・周恩来らが軍隊を率いて湖南省の通道県から入ってきて、
貴州省北部の遵義方面に進むことを決定した黎平会議が開かれた地であるからです。