今回の旅は、「中国・貴州省の棚田と少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」と言われています。
ここは貴州省・黎平県・肇興郷・厦格村です。
厦格村に入るところにある棚田です。「厦格の棚田」と名付けました。
集落までの約1Kmは棚田です。徒歩で棚田地帯を歩きます。
写真左中央に樋が見えます。
樋を渡して田から田へと水を流すシステムです。
貴州省の面積は日本の約半分で、人口は4000万人と約93%が山岳地帯ということで、
平地の部分がほとんどない。
昔の日本の農耕社会と非常に似たような条件である山岳地帯で、いたるところに棚(梯)田が広がる。
昔の日本の農耕社会と非常に似たような条件である山岳地帯で、いたるところに棚(梯)田が広がる。
少数民族の歴史は漢民族から受ける迫害の歴史で苗族と漢民族との戦いは
100回以上も繰り返され、やっとこの山岳地を安寧の場として勝ち得た。
人々は迫害を受けるほどに、より強固な団結と
独自文化への誇りと昇華度を高めるものなのであろう。
独自文化への誇りと昇華度を高めるものなのであろう。