今回の旅は、「中国・貴州省の棚田と少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」と言われています。

ここは貴州省・従江県・黎平県・肇興郷・厦格村です。
厦格村に入って来ました。
厦格村には小学校もありました。
その塀に掲げられているスローガンです。
「父母不在家 学校是我家」と書かれています。何となく分かります。
両親のいない留守を預かる子供たちである。学校は私の家です。
収入の乏しい農村部の農民が、現金収入を求めて都市に行く出稼ぎに行きます。
中国では戸籍制度があって農民は都会で住む資格がなく、農民の子供は都会では学校教育を受けられない、その社会的不正・悲しさが書かれています。

こちらは幼稚園に掲げられたスローガンです。
貼られている写真は棚田です。
厦格村の誇りは棚田である事が伺えます。