恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

江戸・下町に触れる

2006年08月17日 | 日記とか
本日もお休み。近場の博物館・深川江戸資料館へ行ってきました。
たしか高校生ぐらいのときに訪れたような記憶もあるのですが、
とりあえず改めて江戸の風俗を身をもって体験しようということで。
清澄白河駅を降りて、なんとなく風情のある通りを歩いていくと、
なかなか立派な建物があるわけで、入館料は300円。まぁこんなもんでしょう。

江戸・深川にゆかりのある人物をタペストリーにして紹介していたり、
江戸の町並みを屋内ながらもうまい具合に復元してあり、
ある程度知識を持った今改めて訪問してみると、
かつて来たときには気がつかなかったようなことにも気がつくので、
広くない館内ながらも飽きません。
両国の江戸東京博物館ほどのゴージャスさはありませんが、
こじんまりと見るならこれぐらいが手ごろですな。

併設されていた特別展では江戸の独楽を集めた企画展が行われていました。
江戸の古くから作られていた伝統的な独楽を始め、
独楽の原理を応用したからくりおもちゃなど、
1000点近い作品が展示されていて、
その場にいたおじさんが丁寧に説明してくれました。
電気とかそんなものを使わずとも面白い仕組みのおもちゃが多くあり、
先人の知恵にはとにかく頭が下がります。

独楽の展示会の横では昔なつかしのベーゴマコーナーがあり、
こちらもちょっと顔を出してみました。
小学生のころちょっと流行った時期があったのですが、
今となっては紐の巻き方など忘れてしまっていたので、
その場に来ていた博物館実習中の学生さんに教えてもらって、
何とか対戦できるぐらいまでには上達しました。
改めてベーゴマもやってみると面白いですね。
単純ながら奥が深いというかなんというか。
もし駄菓子屋なんかでベーゴマ見かけたら買っちゃいそうだなぁ。

とにかく、江戸から下町の深川といった雰囲気を味わった一日でした。
やっぱりなにごとも「温故知新」が大事ですよ。

恐懼再拝。
コメント (2)
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