恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

身の丈に合わぬ髪色

2007年03月05日 | 所感とか
一昨日に卒業式を終えて巣立っていったはずの3年生がどういうわけか学校に。
といっても制服姿で登校してきたわけではなくて、
私服でもって「遊びに来た」と言うほうが正しいでしょうか。
卒業式の日に会えなかった先生に会いに来たりだとか、
卒業制作で作成中のものを仕上げに来たりだとかその理由はさまざまでしたが、
今日だけで10人近くに校内で遭遇しました。
なんか卒業したばかりなのになんだか変なの、とか思いつつ、
その中でふと思うのはやっぱり見慣れていた制服じゃなくて私服だと、
若干大人っぽく見えるということもあるのですが、
それ以上に驚いたのはあまりにも早く髪の毛の色が変わっていたこと。

確かに厳しい校則の中という重圧の中で3年間暮らしてきたわけで、
そこから解放されて世間の若い女の子のように髪を染めたいと、
思うのは至極当然なのですが、しかしそれにしても早すぎだろ、と。
まぁ2日間あれば美容室に行くなり何なりできるのでしょうが、
中にはかなーり明るいオレンジ色に髪の毛を綺麗に染め上げて、
いわゆるビジュアル系に扮するような者までいる始末。

別にそれまでの慣れとか古い価値観からこういうことを言うわけじゃないのですが、
やっぱり日本人は黒髪が一番似合うように思います。
昨今日本人が海外で注目されている原因のひとつにはその艶やかな黒髪があるわけで、
それを身の丈に合わない色に無理に染めるってのはあまりにも似合いません。
なんかこう、無理して染めてるっていう感じでしょうかね。
かつて私も髪の毛を染めていたことのある人間ですから、
こんなことをあーだこーだ言うのも筋違いかもしれませんが、
あれもあれでやってると飽きてくるもんで、
結局は黒髪が一番、という結論に至ったわけで。

とまぁ、わずかな間で無理して(?)外見が変わった卒業生に対する所感。

恐懼謹言。
コメント (2)
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