困惑させる二千円札

職場の近くにはアジア系の留学生の方々が集まる施設があって、
そこに昼になると弁当屋が出てそこの留学生も店番のアルバイトをしていたりします。
たまにその弁当屋を利用するのですが、今日行って弁当を選び、
アジア系のアルバイトさんに会計をしてもらう際、
手持ちの札に二千円札しかなかったので、それで支払おうとすると、
その若い女性の留学生はその札に見覚えがなかったのか、怪訝そうな顔。
いつもならスピーディーに会計をしてくれるのですが、
この時ばっかりは固まってしまっていました。

その様子を見た日本人スタッフが駆け寄ってきて、
あ、それはね、二千円札だから気をつけてね、というと、
何とかその意を理解したのかたどたどしくおつりを用意してくれました。
そりゃ日本人だってあんまり目にすることのない二千円札ですからね。
外国のお方がわからないってのは無理なからぬこと。
にもかかわらずATMでお金をおろすと結構な確立で出会うんですがね。
今回私が使った二千円札もATMで8000円降ろしたときに4枚出てきた代物。
必死で流通させようと言う意思は伝わってくるのですが、どうもねぇ。

やはり厄介で、その存在が中途半端な二千円札。
いつしか市民権を得ることを願ってやみません。

恐懼謹言。