引っ越し屋もどき

教員の仕事が多岐に渡るということはこの一年間でよくわかったことですが、
今日は引っ越し屋もどきのお仕事をすることに。

というのも、ご近所にある高校さんが諸事情により卓球台が不要になったものの、
比較的新しいもので、大して使っているものでもないので、
処分するのはもったいないから引き取ってくれないかという申し出を受けたため。
わが高校でももちろん卓球台はあったのですが、
それこそ20年近く使用して傷んでいるものが多かったので、
この申し出を受け入れて卓球台をいただきに行くことに。

そんなわけで私を含め力のあると思しき若手の教員約7人が動員され、
その高校まで出向き、卓球台計6台をいただくことになりました。
早速、体育館から卓球台を搬出にかかるわけなのですが、
厄介なことにこの高校の体育館が2階にあり、しかもエレベーターがないときた。
となると、もうこれは卓球台を抱えて搬出しなければならないわけで。
またこの卓球台が結構な重さで、大の大人4人で持ってやっと。
階段を降りるときなんかは神経使うので、それだけでも結構な重労働でした。
そんな作業を数往復こなしてやっとこさ輸送用のトラックに積み込み、いざ学校へ。

で、また自分の学校に帰ってきたらきたで今度は搬入作業。
面倒なことにわが高校の体育館は地下にあって、
エレベーターはあるものの、肝心の卓球台は一部しか積み込めず、
結局これも地下まで数人で持って階段を一段一段降りて運ぶことに。
かつて引っ越し屋でアルバイトした経験のある先生のアドバイスのもと、
なんとかかんとか運びきることができたわけですが、こりゃー疲れます。
学生時代に一回ぐらい引っ越しバイトやっとくんだったなぁ。

とりあえずこれでわが高校でも快適な卓球ライフが送れるようになったわけです。
そういった見返りがあることを考えるとこんな労働、容易いものです。
私には卓球は直接関係ないじゃねぇかって話もありますが。

恐懼謹言。