JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

鹿児島移動運用報告⑥

2025-03-08 | 移動運用結果報告
3/1(土)喜界島→鹿児島空港→鹿児島市内
本日は午前中QRVし、午後は朝日酒造さんの蔵元見学をしてから鹿児島市内に向かいます。

テレビで名瀬の天気予報を確認したところ今日は雨は降らないようです。奄美では全く意味のない「桜島上空の風向き」が表示されるのはご愛敬でしょうかhi 日の出は6時46分ですから6時30分に宿を出て昨日と同じ場所に向かいます。

7時に7MHzでスタートさせます。12時までの予定ですから途中でアンテナを張り替える時間を含み約5時間。張り替え中はリグの電源を落としますからその間はバッテリを消耗しませんが、それでもかなりギリギリです。

周波数をXで知らせていますので、見ていただいた方に次々声をかけていただけます。早い時間にクラスタに乗せていただいたこともあってどんどん呼ばれます。

しかしながらこちらでは分からないQRMがあるとのこと。「7xxxkHzが空いていますよ」といったご提案なら有り難いのですが「QRMがあります」では言われてもこっちにはQRMがないので何もできないので困りものです(他の空き周波数にQSYしても本土ではQRMかも知れないため)。

しかも7MHzのCondxは昼に向かって下がってゆく方向ですから8時過ぎで呼ばれなくなりました。ここで7MHzは断念しましょう。沖縄奄美からだと夕方のオープンの方がやりやすいですね。

ということで想定より早い8時20分から18MHzにQSYしました。こんな時間でと思われる方もいるかも知れませんが、東日本は意外と開いています。9時になると今度は3エリアくらいまでオープンしてきて楽しくなりました。

この日は朝の鹿児島からの便が鹿児島空港の視界不良で1時間近く離陸できず、大幅に遅れて喜界に来ていました。この機材が午後の鹿児島便になるので注意しておく必要がありそうです。

2時間ほどで呼ばれなくなったので今度は21MHzにQSYしましょう。こちらも1エリア中心の東日本がオープン。他バンドでQSOしており「21もFBですね」と声をかけていただける方もいます。Sも比較的安定しており快適です。

817に内蔵させた「予備の予備」のバッテリもほぼ使い切り何とか12時まで持ちこたえました。これにて喜界島からのQRVは終了です。400局を軽く超えており、プリントパックにカラーQSLを発注することになりました。


お昼は昨年できた沖縄そばの「島そばDARUMA」で。沖縄市の「だるまそば」じゃありませんhi

炙りソーキの沖縄そばとジューシー(炊き込みご飯)のセットをお願いしました。

炙りソーキは本島でもトレンドで時折見かけます。こちらでは麺の上に載せていますが、沖縄ではスープの味に影響が出るため別皿で出してくれるお店もあります。ご主人は沖縄本島にいたそうで、Uターンして店を開いたとのこと。すっきり系のかつおだしで、麺は沖縄から取り寄せているそうです。


本日は13時15分から朝日酒造さんの蔵元見学です。

朝日酒造さんは事務所と工場が別の場所にあり、宿泊先近くの事務所に来て下さいとのことでした。

いい感じの写真が撮れました。

1916年に創業した蔵元で代表銘柄は「朝日」です。奄美群島で一番東にある喜界島は朝日が一番先に昇ることから名付けたとのこと。朝日酒造さんでは河内菌(河内源一郎商店の白麹や黒麹)を使っています。与論までは河内菌、沖縄は石川種麹店の黒麹を使っていてはっきり分かれるのが特徴です。黒糖は波照間産とのこと。米を蒸す工程の関係で3日サイクルでの作業になるそうです。

朝日酒造は見学をするとタンクから汲んでくれる原酒の試飲と量り売りをやってくれます。蒸留から数日しか経っていない「朝日」の原酒が旨いの何の。加水していないので市販の「朝日」以上の旨みが詰まっています。もちろんお土産で買いました。360/720/900/1800の好きなサイズで売ってくれるのが嬉しいです。

宿に戻り荷物を引き取って空港まで送ってもらいました。鹿児島行きのJAL3784便に乗りましょう。ATR42ですから狭いためお隣にお客さんがいない席をお願いしておきました。プロペラ機の場合は重量バランスの関係できないでの座席変更ができないケースがあるため、カウンターでお願いしておくのがベターです。乗客は15人ほどと少なかったです。

朝の遅れのその影響が午後便にも出ており、15時30分出発予定となりました。

空港には小さな売店兼食堂があります。いろいろ売っていますがヨシカワの方が豊富かも知れませんね。徒歩でも10分かからない場所ですし。

とにかく狭いので保安検査後の待合室はプレハブで増設したもので、なんと通過後はトイレがありません。テレビも故障してますしhi

喜界には出入口が機体後方にあるATRしか来ないので搭乗順案内の③「後方席のお客様」を「前方席のお客様」に張り替えています。私は②に相当しますが、こんなとこで「オレはJGCだ」とか鼻高々に優先搭乗しても意味がないので④で乗っていますhi

#優先搭乗の権利行使をしたのは那覇→石垣の1回だけです。お昼を食べる余裕がなく慌ただしかったので機内でおにぎりを食べるためでした。

いかにもプロペラ機のふわっとした離陸で喜界島を後にしました。思ったよりお店とかが便利で過ごしやすいし、人当たりも穏やかな島で良かったです。

桜島が見えてきました。あと少しです。

定刻より20分遅れの16時40分に鹿児島空港到着。次の鹿児島市内行きリムジンバスは16時45分発ですがこれは無理、その次は17時で荷物を受け取りバスに乗ろうとするも結構な行列で、17時発は補助椅子まで満席で乗れませんでした。幸い次の17時10分はお客が少なめで乗ることができました。バスに乗りさえすれば天文館まで寝てればいいので有り難いです。

18時過ぎに天文館に到着。宿にチェックインし荷物を下ろします。「礎」の開店は19時30分。大急ぎで買い物と夕食を済ませましょう。

またもや鹿児島マラソンと重なったため人出が多くて飲食店は混み合っています。仕方ない・・・ここにしましょう。

鹿児島王将。京都の「餃子の王将」とそっくりですが、鹿児島県内での出店の権利を京都の王将側からもらっています。それに関わったのが京セラの稲盛さんで、弟さんが鹿児島王将の社長になっています。

看板メニューは黒酢を使った「天津飯」です。確かに京都の王将とは明らかに違う味わいです。

あとはスーパーで「つぼ漬け」や「豚みそ」などを購入しいつもの焼酎バー「礎」へ。マスターがいましたのでお礼を言いました。楽しく飲んで宿に帰りましょう。


本日は7MHzで55局、18MHzで72局、21MHzで51局の計178局でした。7MHzが割と早い時間で終わってしまいましたが18MHzが伸びてくれましたので救われました。ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする