さて、伊豆大島でバスやタクシーの運転手さんとかから聞いた話をまとめてみます。
[伊豆大島について]
かつて1万3千人ほどの人口があったが、現在は9千人台に落ち込んでいるとのこと。産業がないため若い人はみんな都会に出てしまい(大島は東京都ではありますが)、残っているのは年寄りばかりとのこと。特に昭和61年の三原山噴火で全島避難(約1ヶ月)があってからはその傾向が強まったそうです。
昭和61年の全島避難は島民にとって大きな出来事だったようで、バスの運転手さんは島民を無事に港まで運んだことを誇りを持って話してくれましたし、タクシーの運転手さんも今なお当時の写真を車に置いていました。ただ、過去の三原山の活動周期から言えば、そろそろ噴火があってもおかしくないとのことです。
[伊豆大島のハム]
タクシーの運転手さん曰く「アマチュア無線のアンテナはいくつか見たことがある」とのことです。ただし、アクティブにQRVしているかは不明です。漁船との連絡用などで開局している局がいるのかも知れませんね。
観光客の多くは釣り客で、椿など花の時期には花の見物客がいるそうですが、アマチュア無線をしに来た客は珍しいとのことでした。
[宿泊施設について]
伊豆大島の宿は観光客相手の観光ホテルか釣り客相手の民宿がほとんどとのことです。ビジネスで訪れるお客は少ないそうでビジネスホテルはないようです。工事などで本土から来た人は民宿に泊まり、長期滞在用の食事(観光客用の豪華なものではなく質素なもの)で安く泊まっているそうです。
民宿だと安いのですが、ピーク期には1人とか2人では泊まれないため、ビジネスホテルみたいのがあればいいのですが。