玄界島移動運用メモ
[福岡市西区]
玄界島の属する福岡市西区は姪浜など福岡市に一番西の方に位置します。人口は約18.6万人。福岡市に属する離島のうち陸続きの志賀島を除く全ての有人島が西区に属しています。
郊外で定住者が多いためAJAではそれほどレアではありません。
[玄界島]
玄界島は博多湾の入口にある有人島です。北西に開いた博多湾はこの島のおかげで波が穏やかになり博多が交易港として発展できたそうです。玄界島の人口は約700人です。
2005年3月20日の福岡県西方沖地震により多くの家が被害を受け、全島民が避難したことでその名が知られることとなりました。その後の復興事業によりほとんどの家が建て替えられてまるでニュータウンのような家並みとなりました。
集落は島の南にのみあり、北は荒々しい風景が広がります。主な産業は漁業です。集落内にアマチュア局のアンテナは見えませんでしたし、地元の方の話も総合すると玄界島には現在アマチュア局はおられないのではないかと思われます。
ちなみによく「玄海島」と誤記されますが、正しくは「玄界島」です。「玄界灘の入口にある島」と覚えると間違えないと思います。
[島内での運用]
集落は復興工事で大幅に整理され、いくつか公園が作られています。ところが集落が狭いため、民家に近い公園ばかりです。
博多埠頭(ベイサイドプレイス)から市営渡船「ニューげんかい」で約30分です。1日7往復あります。ニューげんかいはフェリーではありませんので車での渡島はできません。
[島内でのアクセス]
たいへん狭いので交通機関等は特にありません。移動は徒歩のみです。
[宿泊施設]
以前は2軒の民宿があったそうですが、私が見た範囲ではそれらしきお宅はありませんでした。
[島内の店]
食堂はなく、港近くに漁協の購買店があります。ただし日曜は休みで弁当の販売もない模様です。食糧は持ち込んでください。博多埠頭にはコンビニがあります。
なお、渡船待合所にはジュースの販売機、集落内の民家に1軒タバコの自販機があります。
[注意点]
なぜかトイレが少ないです。公園にはどこもトイレがなく、来島者が使えるのは客船待合所程度です。
[おみやげ]
ワカメ等を購買店で売っているようですが、休日は閉店しており買うことができません。