JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2012-06-17 | シャック便り

[津国汽船が破産]
岡山県の宇野港と香川県の直島(風戸港)を結んでいた津国汽船が5/31に破産し運航を停止しました。宇野-直島間は四国汽船も運航していることから航路は維持されます。

津国汽船はかつて宇野-高松間の航路も持っており、日本通運と組んで「日通フェリー」として運航していました。瀬戸大橋開通後は所有船を売却し四国フェリーと共同運航にするなどして航路を維持していましたが、燃油費の高騰により2009年に撤退しています。

宇野-直島風戸間はトラックの安定需要があっただけに破産に至ったのは驚きです。

 
[隠岐汽船のジェットフォイルは2014年就航予定]
現在の高速船に代わってジェットフォイルの就航を発表していた隠岐汽船は就航が2014年になることを発表しています。既に昨年1隻を購入し、現在神戸の川崎重工でオーバーホール中で、オーバーホールと乗務員の訓練が完了する2014年に就航させたい模様です。

既にジェットフォイルは新規の製造が行われておらず、中古船の借り受けか購入となるのですが、購入先は予想通りいわさきグループの「トッピー5」でした。この船は鹿児島-種子島等に就航していましたが、同じ航路で運航していた市丸グループといわさきグループが競合を解消し共同運航に踏み切ったことから、船が余剰になっていました。

オーバーホールに丸2年以上もの時間がかかるとは思えず、何らか事情があるんでしょうね。

 
[久米商船のフェリー琉球は7/14就航]
那覇から渡名喜島を経由し久米島までのフェリーを運航している久米商船が老朽化した「フェリーなは」の後継として大分の臼杵造船所で建造していた「フェリー琉球」は7/14就航と決まりました。

これに先立ち「フェリーなは」が6/15の航海を最後に「ドック入り」として引退しました。フェリー琉球就航までの間は毎日1往復となりますのでご注意下さい。

 
[岡山空港にJAL/ANAがラウンジを設置]
この夏から岡山空港にJALとANAの両社がラウンジを設けることとなりました。

JALはターミナルビルが運営するラウンジマスカットの利用となり、空港のカウンターで入室券をもらう形となります。一方のANAは会社で独自にラウンジを設けるようです。いずれも入室資格は羽田空港などと同じです。

岡山から東京方面は今年開業40周年となった新幹線が長年大きなシェアを握ってきました。しかしながら岡山空港は東京との間で新幹線と互角の所要時間であることから、空港の駐車料金を無料にしたりボーイング787の定期運航初便を岡山行きとするなど様々な形で営業攻勢をかけています。今回のラウンジ設置も上級顧客の利用促進という意味合いがあると思います。

一方の新幹線はJR東海が相も変わらず殿様商売を続けており、JR西日本だけでは十分な対抗策が打てないために若い層やツアー客を中心に徐々に切り崩されているのも確かです。

 
[岩国飛行場の民間機乗り入れは12月13日から]
48年ぶりに民間機の乗り入れが再開される岩国飛行場の民間機乗り入れは12月13日と決まった模様です。これに伴い、全日空が羽田との間に1日4往復を運航する予定を既に発表しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする