JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

ぷちアワードが大賑わいですが・・・

2013-01-14 | シャック便り

年が明けて「ぷちアワード」というのが始まったようです。やっているのは名勝アワードと同じじゃぱん ひなたぼっこの会というところで、先の名勝アワードと同じく2年間の限定になるみたいです。

各都道府県から人口の少ない市町村10個を選び出し、そことQSOしましょうというルールだそうです。中にはアクティブ局がいて人口の割にQSOしやすいところもありますが、難関になっている市町村が多いようです。そういうレアなところの掘り起こしを狙っているのかも知れませんね。

 

リストを見ていると香川県に仲多度郡琴平町が入っていたりします。初詣で多くの参拝客を集める金刀比羅宮のお膝元でJRの特急が全て停車しますが、人口が減り続け今や1万人を切っています。駅前から金刀比羅宮に向かう道ですら近年更地が目立ちます。

そのほか対象地には離島町村も混じっており、ざっとカウントしただけで約40カ所(全体の8.5%)に上ります。もちろん「海なし県」ではゼロですが、沖縄県では10カ所全て、東京都でも8カ所が離島町村です。鹿児島や長崎なんかも離島町村の占める割合が多く、この辺が特に難関でしょうか。

 
最近はアワードの発行団体が挙って新アワードを出すことが多く、直近1年だけでも
・湯けむりアワード
・湖沼アワード
・ウォーターフロントアワード
・ぷちアワード
と次々と出てきています。いずれも対象地のナンバーを送るため、クラスタには様々なアワードのナンバーがアップされています。

一方で次々とアワードが出てくるためにスタート年次の古いアワードは次々と淘汰されています。先の名勝アワードなんかもスタート後1年くらいは皆さんナンバーを送っていましたが、最後の頃(2012年後半)になると対象地でもクラスタでナンバーを見かけることはほとんどなくなり、アワードへの取り組みが遅れた局には厳しかったのではないかと思います。

淘汰によって実質1年かそこらしかアワードの寿命がない状態で、これではマラソンコンテストとあまり変わらないんじゃないかとも思えます。特に渡島の難しい離島ですと果たして1年くらいの間に移動する局が出てくるのでしょうか?

 
移動する側としてはあまりにもサイクルが短すぎて段々ついてゆけなくなってきましたし、当惑させられているのが実情です。「50MHzのWACAに15年取り組んで達成しました」という方もおられますし、「全市町村とのQSOを目指して地道に取り組んでいます」という方もおられます。こんな風にじっくり取り組めるアワードもあっていいのではないかと思います。

コメント
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