JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

香川移動運用報告③

2017-10-16 | 移動運用結果報告
10/8(日)高松→女木島→高松→神戸
今日は全市全郡コンテスト参加のため女木島に行ってみます。コンテストは50MHz一本勝負のつもりです。昨日ウイスキーを結構飲んだはずですが二日酔いもなく起きることができました。起きたら早速天気予報を確認。問題なさそうですね。

朝食を食べたらホテルを出て高松駅を目指します。瓦町からバスに乗りましょう。

JR高松駅のコインロッカーに使わない荷物を預け、お昼のおにぎりを買ってからフェリー乗り場に向かいます。雌雄島海運の切符売り場で女木島行きの乗船券を買って8時発の始発に乗りましょう。今日は臨時の乗船券売り場も設けており、船内もかなり盛況です。

通常就航している「めおん2」は1998年建造、予備船となっている「めおん」は1987年建造で、「めおん」の老朽化が進んでおり次の瀬戸内国際芸術祭が開催される2年後の2019年秋を目処に新しいフェリーが建造されることになりました。

300t前後で航海速力は10.5ノットと「めおん2」に近い船になるようですが、ランプドアが前面のみの芸予型から前後2つの備讃型になるようです。新しい船が就航すると「めおん2」が予備船に回る予定です。

高松から20分で女木島に到着です。鬼ヶ島観光自動車の乗車券を買いバスに乗り込みましょう。

ドアが開いていたのは新しい方のバスですからこちらに乗り込みます。こちらも盛況で発車です。


他のお客が鬼の洞窟に向かう中で一人だけ展望台を目指します。ところが展望台には「スズメバチ発生中 登らないでください」とあります。確かに以前もスズメバチを見かけましたが増えているのでしょうか。このため展望台を使わず少し外れた北の方に展開します。

蚊は虫除けスプレー、メマトイはハッカ油で対策を取れますが、スズメバチは忌避剤がないので相手を刺激しないことしかありません。

50MHzの3エレを上げます。JARL主催コンテストの50MHz5エリアはJA5RCTさんをはじめ強豪が多いため勝ち目はなくQRPでの参戦です。今回RCTさんは出てないみたいですね。

9時にスタート。6DのときみたいにEsで8エリアばっかりじゃないから有り難いです。あのときは漫然とCQを出している局も呼ばれ放題となり8はウハウハでしたよね。

GWの伸びる10時過ぎまででどれだけ稼げるかが勝負です。ロケーションのいいところですので3エリアのそれなりの山に登った局は全て聞こえており、もちろん5Wでも簡単にQSOできます。西の方も33(山口)なんかが聞こえておりマルチが稼げて面白いです。

なんですが・・・バンド内はとってもガラガラ。聞こえている局は確実にQSOできるもののその数が少ないという次第。2エリアの移動局や9のJE9KZK局がQSOできる強さで聞こえ、QRMがなくワンコールでQSOできるということは3エリアで出ている局が非常に少ないのでしょう。逆方向の6エリアも誰も聞こえてきません。昨年も私しか出てないので誰も出ていないと思われます。

50MHzに出ている局が少なく手詰まりとなりました。時折スズメバチも飛んできますから次のバスで下山することにします。発車まで時間があるためこいつを使うことにします。

430MHzの1/2λホイップです。先にご紹介の通り移動運用で遭難した際に使えるよう軽いホイップを入れるようにしています。このアンテナでもFT-817の5Wならそれなり飛んでくれますから試しに出てみましょう。

CQを出してみると25,27,31,35,36と呼ばれます。瀬戸内海の海上伝搬となりいい具合に飛んでくれます。スズメバチが邪魔ですよね・・・


帰りのバスは11時5分発。10時55分で切り上げました。

女木港に戻ってきました。高松行きの「めおん2」が近づいています。まだ高松に戻るのはもったいないですから港で7MHzに出てみたいと思います。海辺に7MHzのフルサイズダイポールを上げました。これなら海面反射も期待できますよね。

最初は普通の移動運用を考えていたもののコンテスト外の周波数は激しいQRMになっています。入り込む余地が全くありません。コンテストの強い局を呼んでみたいと思います。

正午を回るとQRVする局が減ってきました。7130kHz台が比較的空いてきましたのでここでCQを出してみます。

面白いことにQRMが少ないタイミングではどんどん呼ばれます。出力5Wでもフルサイズダイポールですし海面反射を活かせばLの局より強いSになりますし、モービルホイップや短縮アンテナを使っているMの局に勝つこともあります。とはいえHの局には負けますしQRMが激しいと力負けし厳しいようで、QRMの少ないタイミングで呼ばれる、という次第。普段はぱっとしないけど横綱が休場したら好成績を残す豪栄道関みたいですhi

帰りの船の時間となりました。片付けましょう。女木島からは7MHzで41局、50MHzで23局、430MHzで13局の計77局でした。

全市全郡コンテストのV/UHFは西日本では参加局が大きく減り非常に厳しい状態です。部門によっては成り立っているとは言いがたい状態で、人がいないから参加局が減る、参加局がいないから人が減るの悪循環に陥っています。スズメバチが出て満足にQRVできなかったこともあり来年以降どうすべきか悩ましいです。


高松行きの「めおん2」が到着。男木島出航時点で席がかなり埋まっていたようで座れただけでもラッキーでした。高松からは14時15分発の4社連合で神戸に戻ります。その前に高松駅前の「めりけんや」でうどんにします。暑かったので冷たいうどんがおいしいです。

あとはスーパー「エースワン」で酒とおつまみを買っておきます。もちろん保冷用の氷ももらっておきましたので車内で冷たい酎ハイが飲めますHi 高速バスだと飲んでもいいので有り難いです。

夕方に入りましたので阪神高速神戸線はおなじみの渋滞となってます。湊川から東が詰まっているようです。どうするかと思ったら「北神戸線・新神戸トンネル経由で三宮に向かいます」とのこと。このルートは混雑しないのでほぼ順調で三宮まで定刻より5分遅れでの到着で済みました。三宮からは新快速で帰宅しました。


2日間あわせて121局でした。皆様ありがとうございました。香川の離島移動は引き続き取り組みますのでリクエスト等ありましたらよろしくお願いします。
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