JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

兵庫県加東市(JCC 2729)移動運用報告

2017-12-25 | 移動運用結果報告
12/23(土)に兵庫県加東市(JCC:2729)に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

昨年末に引き続き加東市と小野市を回ってみたいと思います。恐らくこれが今年の移動運用の締めとなるでしょう。

2つの市は加古川に沿っており、加古川線で行き来できますから便利です。昨年は新快速で加古川に行き加古川線を北上しましたが、今回は逆に谷川駅から加古川線を南下してみます。なので加東市が先となります。

バンドは7/50MHzです。


JR福知山線に乗ります。宝塚から三田・篠山口までは比較的本数が多いのですが篠山口から先は本数がぐっと減り大阪方面との直通以外はワンマン運転となります。途中人家のない渓谷沿いのルートを走り、ようやくまとまった集落となるのが谷川駅近辺です。

谷川駅は丹波市にあります。旧山南町の中心駅で近くに円応教という宗教の本部もあります。このため特急も一部停車しますが過疎化や高齢化、円応教の宗勢が鈍っている事情もあって乗客が減っています。かつては円応教の祭事のため毎月6日に大阪駅から臨時列車が出ていたのですが、それも随分前に取りやめとなっています。

加古川線はこの谷川が終点になっており、加古川方面に向かうことができます。西脇市までは1日8~9本と少ないのですが幸い接続がよく乗り継げました。お客が少ないので1両きり。明らかに鉄道マニアと思われるおっさんがカメラを首にぶら下げてウロウロしてました。

西脇市で加古川行きに乗り換えて滝野駅に到着。内陸のこの付近は兵庫県内でも朝方の冷え込みが強く、西脇で-2.5度まで下がっています。神戸から言えば5度以上低いことになります。

丘の上にある播磨中央公園に行きます。丘を登ると展望台があり東方面は開けています。六甲の山並みまで見通せますから山岳回折を利用できれば50MHzなんかも飛びそうですね。早い時間は誰も来ないだろうと思いますので10時15分に50MHzでスタートです。

2エリアまで飛ぶかと思って東方向のビームにしているものの京都が精一杯。標高がないためでしょうか。山岳回折を上手く使えてません。

体が冷えるので水筒に入れた熱いお茶を飲みながら進めます。

VFOを回してバンドで捜してみてもQRVしている局が少ないです。呼ばれなくなったので展望台から少し下がった場所で7MHzのアンテナを張ります。11時から後半戦のスタートです。

0エリアや1エリアの一部がオープンしています。元々加東市の移動運用が少ないため「加東市ファーストです」という方も結構いました。

ところが12時を過ぎると一気にCondxが落ちてきました。バンド内が静かで何ともなりません。こんな状態ですしペースも鈍ってきたので終了とします。


この展望台のさらに上には新西国三十三カ所の光明寺があります。

道標に従って山道を登ります。丁石があるので古くからの参詣道だったようですが結構荒れており使う人がいないのでしょうね。

途中で舗装された今の参詣道に合流。山門からは激坂となります。荷物を背負って登るので大変です。一番奥の本堂まで上り詰めてお参りし、こちらの塔頭・大慈院で御朱印を頂けます。

新西国三十三カ所は1932年に制定されたもので、近畿地方にあり西国三十三カ所から漏れた観音様を本尊とした寺院から成っています。今年11月に行ってきた川西の満願寺も札所の1つです。平安時代からあるとされる西国三十三カ所に比べるとマイナーで巡拝する人は少ないそうです。光明寺は静かなお寺ですが、気持ちよく御朱印を頂けました。

光明寺から下山しましょう。滝野駅から加古川方面行きの電車は毎時51分発です。昨年食べた紫川ラーメンに行きたいところですが時間に余裕がありません。より滝野駅に近い大橋中華そばにします。

大橋中華そばも播州ラーメンの名店で、のれんには「滝野名物」の文字があります。紫川ラーメンよりは甘さを感じないものの、スープに氷砂糖を入れて甘さを強めた播州ラーメンならではの味です。

1杯650円。麺は昔ながらの柔らかいゆで加減です。播州ラーメンは分量少なめなので時間に余裕がなくても食べられます。


ラーメンを食べ大急ぎで滝野駅に戻ったら51分発の加古川行きが到着。ぎりぎりでした。30分弱で市場駅に着きます。市場には白雲谷温泉「ゆぴか」があり、湯けむりアワードの対象になります。

が・・・Condxがダメでバンド内が静まりかえっています。小野市からは断念しました。1時間後の加古川行きに乗り新快速に乗り換えて帰宅。ぐるっと一筆書きで帰宅しました。


本日は合わせて30局でした。ありがとうございました。年内はこれで終了になりそうです。時間があれば自作アンテナの調整を兼ねて出てくるかも知れません。
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