JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

松山・大分移動運用報告⑥

2018-05-30 | 移動運用結果報告
5/4(祝)佐伯→津久見→保戸島→津久見→佐伯→大入島→佐伯→宮崎空港→伊丹(続き)
11時4分に佐伯に戻ってきました。接続が短いので急いで佐伯港に向かいます。次の船は11時15分発なので約700mを11分で歩かなければなりません。


大入島は佐伯湾内にある島で、人口は約800人。漁業が主産業です。九州本土とは700mほどしか離れていません。

それなりの人口がいるため大入島観光フェリーによるフェリーが1時間に1本運航されています。他にも旅客船航路があるようです。

佐伯港(11:15発) → 大入島(11:22着) 大入島在島時間2時間38分
大入島(14:00発) → 佐伯港(14:07着)

フェリーの所要時間はわずか7分です。九州本土との架橋構想があるものの予算が付かず実現に向けた動きはありません。

佐伯港のフェリー乗り場に到着。船は「第8大入島」です。1999年に臼杵の下ノ江造船で建造された134t・航海速力9.5ノットの双頭型フェリーです。

対岸の石間港まで7分で到着です。

石間港付近でアンテナを設営できないか探してみましたが全然ありません。この看板から左方向は風が強く無理、右は石間の漁港が広がります。漁港を歩いてみてもいい場所がありません。


20分以上歩き、石間の漁港からさらに先に公園を発見。東屋があり、ようやくいい場所が見つかりました。

12時からスタートです。最初は18MHzから。まだ開いているようです。相変わらず1エリアなどは18MHzの方が安定して入ってきています。

このまま18MHzだけで終了でもいいかな、と思っていたのですが30分でCondxが落ちてきたようです。あと少し時間があるので7MHzのアンテナに張り替えてみます。

7MHzは3~6エリアの西日本が開いています。一気にパイルになりました。フェリーのある大入島でも移動局が少ないのか「大入島ファーストです」という局が多かったです。

帰りも結構な時間歩きになるため13時10分頃で終了となります。最後はショートQSOで急いでもらいましたがまだ呼ばれています。申し訳ないですが船の時間となり終了としました。大入島からは7MHzで54局、18MHzで15局の計69局でした。

20分以上歩いて14時発の帰りのフェリーに乗ります。


佐伯に到着。佐伯港からは他に大島(JIA:44-107)へも行けるのですが、休日は佐伯発7時55分、大島発17時15分しかありません。

在島時間が8時間以上となりどう考えてもバッテリが持たないので3往復になる平日でないと無理かなぁと思っています。


ホテルに預けてあった荷物を引き取り佐伯駅に戻ります。

佐伯から伊丹に戻りましょう。大分県には大分空港があります。大分空港へは佐伯発の「佐臼ライナー」という空港バスがありますが本数が少なく、大分発伊丹行きの飛行機も少ないため接続が悪く使いづらいです。

そこで佐伯から宮崎空港行きの特急に乗り宮崎から伊丹に戻ることにしました。佐臼ライナーも宮崎空港行きの特急も空港まで2時間少々なので所要時間では引き分け、宮崎発の伊丹行きは大分発より便数が多いので宮崎経由のほうが便利そうです。

佐伯15時10分発の宮崎空港行き「にちりん15号」に乗ります。ちなみに乗車券は津久見→宮崎空港で買っており佐伯は途中下車としました。これで少し節約になると思います。

「にちりん」は国鉄時代からある特急で日豊線を走破するロングラン特急でした。しかしながら区間により乗客数が大きく異なるため民営化後は分割され大分以北が「ソニック」、大分-宮崎が「にちりん」、宮崎-鹿児島中央が「きりしま」になっています。かつて博多-熊本-西鹿児島間の「つばめ」として活躍していた車両が九州新幹線の開業で都落ちしてローカル特急となっています。

次の停車駅は延岡で16時7分着。約1時間止まらないことになります。これだけの距離で普通電車の需要がほぼゼロというのもすごいですね。

佐伯のマックスバリュでこんな物を発見。こんなところで久留米ホットドッグを見るとは思いませんでした。電車のおやつにしますhi

ホットドッグを食べ終え一眠りしたら北延岡という駅を通過しているのが見えました。ようやく延岡に入ったようです。延岡では5分停車です。宮崎県北部の拠点都市だけにお客が乗ってきました。この後は延々と宮崎県内を南下してゆきます。


17時22分にようやく宮崎到着。もちろんこのまま乗っていれば宮崎空港駅に到着します。ここで難問発生。

このまま宮崎空港に行けば名物「ガンジスカレー」を食べることができます。宮崎駅で途中下車してしまうと空港で食べる時間がなくなってしまいます。

一方宮崎空港では宮崎名物日高の「なんじゃこら大福」を売っていません。宮崎駅の駅ビルには日高のお店があるので途中下車すれば買えます。

「ガンジスカレー」を取るか「なんじゃこら大福」を取るかの選択となります。今回の旅の予定を立てる際にどっちにするか決めきれず、結局どっちの案でも大丈夫なように予定に入れました。

思い切って宮崎駅で降りることにしました。後続の宮崎空港行きは18時11分発。ガンジスカレーを食べる時間はありませんが飛行機には間に合います。2回目の途中下車となります。

無事「なんじゃこら大福」をゲット。「いちご大福」「栗大福」「チーズ大福」は一般的ですが、これらを全部一緒にした巨大な大福が「なんじゃこら大福」です。1988年の発売以来30年間日高の名物として親しまれています。姉妹品で「なんじゃこらシュー」もあります。

宮崎駅は北海道の帯広駅によく似た構造で大きくはありません。中心市街地も橘通というメインストリートから僅かに広がっているだけです。


電車に乗り直し宮崎空港に到着。10分ほどで着きます。JALのカウンターで荷物を預けておきましょう。荷物が軽くなりました。「ガンジスカレー」はお土産のレトルトも販売していますので買っておきました。


19時5分発の伊丹行きJAL2442便に乗りましょう。E90です。疲れているので正直眠いです。定刻より5分早く20時10分に伊丹到着。荷物を引き取って帰宅しましょう。


4日間合計で7MHzで287局、18MHzで116局の計394局でした。ありがとうございました。今回回った島の多くが深刻な人口減となっており、商店や食堂がなく船の便数も少ないため難しい島ばかりでした。改めて離島の厳しさを感じました。

来年のGWは10連休となるらしいのでどうすべきか考え始めています。旅客船しかなく長年誰も行ってない島が他にもありますから検討したいと思います。
コメント
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