大手航空2社が2019年冬ダイヤ(10/27~3/28)の概要を発表しました。
2020年東京五輪に向けた機材計画がほぼ固まったため季節要因の微調整にとどまっています。
[JAL]
新規路線はなく、増便も羽田-新千歳の季節増便(+1往復)にとどまります。一方オフシーズンとなる鹿児島-種子島・屋久島・奄美大島が各1往復減便となります。
また新機材としてエアバスA350-900型機が9/1から羽田-福岡、10/27から羽田-新千歳、来年2/1からは羽田-那覇にそれぞれ就航します。また国内線用のボーイング787-8型機が10/27から羽田-伊丹、12/20から羽田-福岡に就航します。これに伴いボーイング767型機の一部が座席改修に入る予定です。
[全日空]
こちらも新規路線はなく、季節増便や減便が中心です。1日6便の中部-福岡を2から3便に減便し、スターフライヤーに肩代わりさせる模様です。その分浮いた輸送力で中部-熊本線を1日2便から3便に増便させます。
全日空では座席を改修したボーイング777-200型機を国内線に投入するほか老朽化したボーイング737-500型機を引退させることになっています。MRJや737MAXと投入が遅れる機材が相次いでおり、さらに777の後継機である777-Xについても737MAXのトラブルにより就航が遅れると言われており機材更新が予定通り進まない状態となっています。
ダイヤの変更は両社とも微調整の範囲ですが、機材更新計画の進捗はJALがほぼ予定通り進行しているのに対し全日空は遅れが続いています。今回引退する737-500はMRJによって置き換えとなっていましたがいまだ1機も受領できていない状態です。ここまで無理して老朽化した機材を使い続けてきたものの限界に達しており無念の引退となりました。両社の機材計画の明暗が2020年以降どう影響してくるのか注目だと思います。
2020年東京五輪に向けた機材計画がほぼ固まったため季節要因の微調整にとどまっています。
[JAL]
新規路線はなく、増便も羽田-新千歳の季節増便(+1往復)にとどまります。一方オフシーズンとなる鹿児島-種子島・屋久島・奄美大島が各1往復減便となります。
また新機材としてエアバスA350-900型機が9/1から羽田-福岡、10/27から羽田-新千歳、来年2/1からは羽田-那覇にそれぞれ就航します。また国内線用のボーイング787-8型機が10/27から羽田-伊丹、12/20から羽田-福岡に就航します。これに伴いボーイング767型機の一部が座席改修に入る予定です。
[全日空]
こちらも新規路線はなく、季節増便や減便が中心です。1日6便の中部-福岡を2から3便に減便し、スターフライヤーに肩代わりさせる模様です。その分浮いた輸送力で中部-熊本線を1日2便から3便に増便させます。
全日空では座席を改修したボーイング777-200型機を国内線に投入するほか老朽化したボーイング737-500型機を引退させることになっています。MRJや737MAXと投入が遅れる機材が相次いでおり、さらに777の後継機である777-Xについても737MAXのトラブルにより就航が遅れると言われており機材更新が予定通り進まない状態となっています。
ダイヤの変更は両社とも微調整の範囲ですが、機材更新計画の進捗はJALがほぼ予定通り進行しているのに対し全日空は遅れが続いています。今回引退する737-500はMRJによって置き換えとなっていましたがいまだ1機も受領できていない状態です。ここまで無理して老朽化した機材を使い続けてきたものの限界に達しており無念の引退となりました。両社の機材計画の明暗が2020年以降どう影響してくるのか注目だと思います。