JF4CADの運用日誌2.5

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鎌倉二階堂&小町大路御朱印巡り②

2023-02-25 | 御朱印めぐり
鎌倉の二階堂と小町大路の御朱印巡りの続き、杉本寺を後にして鎌倉宮に行ってみます。

杉本寺から10分ほど歩いて鎌倉宮です。1869年に創建され、後醍醐天皇の子で「大塔宮」と呼ばれる護良親王を祀っています。

護良親王は奈良の吉野で挙兵し、鎌倉幕府打倒に関与します。一時は征夷大将軍に任じられますが父の後醍醐天皇と対立、鎌倉に流されます。その後北条の残党が挙兵する中先代の乱が起きると北条方に担がれることを危惧した足利直義により殺害されています。護良親王を疎んじた後醍醐天皇は結果的に足利尊氏の軍事力に押されて建武の新政は終わることになります。

護良親王が幽閉された東光寺の跡地に創建されたのが鎌倉宮です。明治天皇は護良親王の功を高く讃え、自ら「鎌倉宮」と命名の上1873年には行幸し参拝しています。

鶴岡八幡宮ほどではないものの参拝者が多い神社ですからこのようにオリジナルのおみくじを出しているようです。

季節限定の御朱印もサンプルを出してアピールしています。

鎌倉宮の御朱印です。


鎌倉宮から山に向かって歩きましょう。二階堂は永福寺というお寺にかつて二階建てのお堂があったことが地名の由来で、一軒家に小さな看板を出した飲食店があったりするのが特徴です。

道の奥まったところに覚園寺があります。1218年に北条義時が薬師堂を建てたのが創建とされます。真言宗泉涌寺派のお寺です。

その後何度か焼け、とりわけ1830年に多くの建物を失っています。さらに1923年の関東大震災でも被害を受けて荒れ寺となっていましたが、この50年ほどで復興しています。

こちらの愛染堂までは無料ですが、奥の本堂は有料エリアとなります。有料エリアは撮影禁止になっています。

覚園寺の御朱印です。


覚園寺から鎌倉宮に戻り、バスの通る道を少し歩くと荏柄天神社があります。

1104年に雷雨とともに菅原道真の画が天から降ってきて村人がそれを祠に納めて祀ったことが創建とされます。関東では最古の天満宮とされます。鎌倉幕府の鬼門にあたるため、頼朝以下の鎌倉幕府に保護され、さらに江戸期には鶴岡八幡宮の改修の際に出た端材を利用する形で整備されています。

現在の本殿は1936年に完成しています。

荏柄天神社の御朱印です。


二階堂の御朱印巡りはここまで。小町大路に向かいましょう。続きます。
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