コメットから"怪"伸縮ポール新発売

岐阜の販売店CQオームさんのサイトによると、コメットから新しい伸縮ポールが発売されたようです。まだメーカーのサイトには出てないようです。

 

コメットはこれまでも伸縮ポールを手がけており、4.5mのCP-45をはじめ8mのCP-80Lなども販売しています。今回発売されたのは以下の２種類です。

 

・CP-20L　全長2m　縮長49cm　パイプ径14～30φ　重量490g　販売価格17,800円

 

・CP-30L　全長3m　縮長66cm　パイプ径14～30φ　重量620g　販売価格19,800円

 

伸縮ポールをお使いになった方なら誰でもお解り頂けると思いますが、タイトルに書いた通り"怪"伸縮ポールです。明らかに寸足らずですし、パイプ径も小さすぎます。無理すればパイプルーフ基台を取り付けてモービルホイップで使えるんでしょうが、一体どういう使用を想定した製品なのでしょうか？

 

価格も常識外れに高く、メーカーがどういう商品企画で作ったのか理解に苦しみます。

 

 

ちなみに私は「のぼりポール」というお店で大売り出しなんかの旗を出すのに使うポールを持っています。通常使っている4.5mHのポールに較べるとＳは落ちますが、補助用としてモービルホイップには使えます。工夫すれば八木のブームにも良さそうですね。

 

・のぼりポール　全長2.6m　縮長96cm　パイプ径15～22φ　重量350g　販売価格630円

 

 

CP-20L１本でのぼりポールが何本買えるかなぁ？という激しい価格差です。コメットの意図がさっぱり分かりません。いつもは新商品をブログで速報するＣＱオームさんもブログでの紹介すらしてないようです。

 

ちなみにこののぼりポール、珍しい３段伸縮型なので重宝しています。もし興味がある方は販売店をご紹介しますのでお知らせ下さい。

和歌山コンテスト表彰状到着

しばらく更新をお休みしていましたが、本日より再開です。

 

夏休みは常置場所に帰ってQRVしていました。50MHzは８エリアが僅かに開けただけでシーズンの終わりという感じでした。7MHzがそこそこできるので7で遊んでいました。

 

長期試験中のコメット製ブロードバンドアンテナHA750BLですが、7MHzでは結構使えることが分かり、面白いです。打ち上げ角の影響からか400～600kmあたりに強いようです。常置場所からだとその距離は０・１エリア付近になりますからQSO相手には事欠きません。50Wが必要だとかパイルには弱いとか欠点も多いのですが、考えようによってはこんな簡単なアンテナ、しかも調整不要で40mにQRVできるんですから便利かも知れませんね。

 

 

さて、今年4月6日に開催された和歌山コンテストの表彰状が届きました。この時の記録はこちら。

体調が悪く予定より早く下山したにもかかわらず、多くの方にお呼び頂き電信電話V/Uおよび電信電話28MHz部門の両方で優勝させて頂きました。画像はV/Uの方です。28MHzも同じデザインですので割愛しています。

 

表彰状は凝った用紙をお使いのようです。惜しむらくは平成の大合併以前の地図になっていること（今回QRVした紀の川市などは記載がない）。用紙の在庫の関係だと思われます。みんなでどんどん参加してたくさん表彰状が出れば新しいものに変更されるかも知れませんね。

 

表彰状の他にも最終スコアと各局のコメント集が同封されていました。

 

当日QSO頂きました皆様に改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

あ、ボンデン山の泉南市側にある展望台からQRVするというのが果たせてませんね。何とかこの秋に実現させようと思っています。その節はよろしくお願いします。

ハムフェアの出展団体発表

いよいよ来週（8/23～24）に迫ったハムフェアの出展団体が発表されました。

 

 

企業は昨年とあまり変わらない（マルドルがいなくなりましたが）感じです。私はアンテナとか周辺機器を中心に見てこようと思っています。

 

クラブ出展は白紙QSLをメインに、アンテナ（特に18/21/430MHz）のヒントを貰ってこようかと思っています。

 

23日の開場から出かけるつもりです。帰宅後レポートをまとめますのでよろしくお願いします、

 

 

明日から夏休みです。常置場所にも何日かいる予定です。

長持ちする凍らせタオルの作り方

暑い夏に移動運用をするのは熱中症の危険があります。暑さ対策で私が作った凍らせタオルをご紹介します。できるだけ長い時間効果が続くように工夫しています。

 

［用意するもの］

用意するものはこんな物です。

・タオル

　普通のタオルでもいいですが、普通サイズより長いものがあればベターです。

・保冷剤

　保冷効果を高めるには大きめのものを２個程度がベターです。

　もし手元にない場合はケーキを買ったときに付けてくれる小型の保冷剤をいくつか集めて

　使う方法もあります。

・フリーザーバッグ

　最近は100円ショップなんかでも手に入ります。

 

［準備］

①まずはタオルを水で濡らし、軽く絞ります。乾いたままより水をよく吸います。

②保冷剤を芯にしてタオルをたたみます。

③たたんだタオルをフリーザーバッグに入れます。

④水を少し足します。なじませるようにしてバッグの底に少し水が溜まる程度まで入れれば大丈夫です。多すぎると漏れたりフリーザーバッグに傷が付きやすくなります。

⑤このまま冷凍庫に入れ、凍るのを待ちます。

 

移動地まではこのような保冷バッグに入れておくと長持ちします。これもケーキを買ったりするとオマケにくれるときがあります。あるいは100円ショップで売っている保冷バッグを使う方法もあります。

 

［使い方］

この凍らせタオルは頸動脈なんかを冷やすようにすると効果があります。また、溶けてしまったときはバッグからタオルを取り出し、水を軽く絞って首に掛けるとさらに使えます。タオルが乾くまで涼しく使えると思います。

 

タオルや保冷剤は再利用可能、フリーザーバッグも２～３回使えると思います。

 

芯に巻いた保冷剤のおかげで冷たさが長持ちします。暑い時期ですのでお試し下さい。くれぐれも無理しないよう運用してください。

エネループに単１・単２が新登場

三洋電機が発売している一般向けニッケル水素電池「エネループ」に今まで販売されていなかった単１と単２が新登場することとなりました。ソースはこちら。あわせて単１～４まで使える充電器も発売されます。９月１２日発売開始予定です。

 

エネループは今まで単３と単４しかなく、単１と単２は単３にスペーサーという部品をかませて使うしか方法がありませんでした。スペーサーはサイズを合わせるだけの部品で容量は元の単３と同じ（2000mAH）ですから使い勝手がいいとは言えないものでした。

 

 

単１と単２は以下のスペックです。

［単１］

　容量：5700mAH

　重量：100g

 

［単２］

　容量：3000mAH

　重量：60g

 

単１の5700mAHという容量だとFT-817のHIモードで５時間前後使用できると思われます（SSB等連続キャリアを出さないモードで標準的な運用の場合）。午前９時からスタートさせれば午後２時頃まで運用できますから、休日の手軽な移動運用には実用的と思われます。しかも割と軽いので検討の価値ありです。

 

但し単１と単２のエネループにはPTCという電流保護素子が取り付けられており、この関係で直列で使える電池の本数上限が10本（12.0V）となるそうです。11本で13.2VだとFT-817ではHIモードで使うのに便利ですが、この使い方は仕様外となりますので自己責任になりそうです。

 

 

一方エネループの互換品もいくつか市場に出ています。秋月電子が数多く扱っているＧＰ社（私の使っている9000mAHのメーカー）もリサイコの商品名で出しています。このほど秋月でも取り扱いを始めたようです。ソースはこちら。単３で2100mAH（三洋は2000mAH）とほぼ同じような仕様です。

 

注目はその値段です。単３エネループの４本組は量販店では1,480円前後ですがリサイコは960円。エネループは時折かなり安い値段で売っている店もありますが、なかなか見つかりません。秋月のリサイコだと確実に手に入りますので便利かも知れませんね。

 

FT-817では８本（9.6V）を電池ボックスに入れて使うのが便利です。FT-817ND標準添付のFNB-85は同じ9.6Vでも1400mAHですから容量を1.5倍にできます。これも手軽に使えますので検討に値すると思います。こちらはL3モードでの利用になります。

 

 

一般向けニッケル水素は他にも中国のレクセルがe-keepの名前で発表しています。e-keepは昨年アマチュアを含め一部の方にサンプルで供給されたようですが、その後一般発売に至っていないようです（国内で販売しているサイトがどこにもない模様）。単１～単４に加え006P（角形）もラインナップされているだけに今後の動向が気になります。

京都府宇治市（JCC 2205）移動運用報告

8/10に京都府宇治市（JCC 2205）大吉山展望台に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

昨日から開催されているJARL奈良県支部のＪＡＲＬ奈良県支部 Ｖ・ＵＨＦコンテストにあわせ移動することにしました。例年８月の第２日曜（と前日の土曜）に開催されるのですが、今年は９・１０と早い方に来ましたので参加できることとなりました。このコンテストは28～1200（and UP）であり、バンド毎に土曜の夜と日曜の朝から昼で各１時間ずつと運用時間が決められています。毎度のことながら土曜日の夜は運用できないので日曜だけに絞ることとしました。

 

しかし１０日の午前１０時から発売開始のチケットがあり、一時はパスを決めていました。ところがこのチケットの発売が電話予約のみ（Web発売なし）となりましたので、この時間だけQRXすればＯＫであるため参加することとしました。

 

チケットを予約するためには携帯がつながる移動地でないとダメです。前に行った大和郡山の矢田山は確か電話がつながりにくかったためパスしました。電話がつながり奈良との相性を考えたら宇治市の大吉山が浮かびました。ここなら奈良まで高い山がなく、平等院の対岸で電話もつながります。ということで県外局で参加することとなりました。QRXもありますので、入賞狙いではなく普段お世話になっている奈良の各局に少しでもサービスできればとの運用です。

 

 

当日のお天気は晴れ。今日も暑くなりそうです。JR宇治駅で電車を降りると駅にこんなものが。

今日は宇治川花火大会の日でした。げっ、大学時代に宇治の研究室で建物の屋上から花火見物したのをすっかり忘れておりました。これは早帰りした方がいいですね。

 

宇治橋も花火対策で目隠しがしてあります。人が橋に溜まらないようにするためのものでしょうが、明石の花火大会事故以来この手の対策が厳しくなった感じがします。

 

登山路は木に覆われて日が差しません。おかげでそれほど暑くなく展望台まで到着しました。冷たいお茶を少し飲んで設営開始です。ここは東屋があるので日を除けながらQRVできます。

 

今日は28/50/144/430の予定でしたが、1200MHzも持ってきました。マルチバンドホイップRH999を使うことで430と1200のアンテナを共用させ、重量増加を防ぐとともにアンテナ交換の手間を減らしています。

 

 

ということで8時40分からスタート。1200MHzで１局QSOできました。ところが続かず、50MHzにQSYしてみました。Esが出ている模様です。

 

9時からは430MHz。マルチバンドホイップのせいか飛びが今一つです。20分ほどで新たな局が見つからなくなり50/144にQRVしてみました。144は山口県周南市・高知県長岡郡などができます。結構飛んでますね。

 

10時からはQRXしてチケット争奪戦です。チケッターは２つあるので交互に電話しますがどちらも電話が集中しているのか発信規制がかかり「しばらく待ってお掛け直し下さい」の繰り返し。あかんかもなぁと思いつつもリダイヤルを繰り返したらようやくつながり確保できました。

 

30分あまりQRXして再開。20分ほど参加して50MHzにQSY。３エレをテスト中のJO3FRH局がいましたのでコールしました。０エリアの移動局とQSOできているようで３エレの調子も上々のようです。

 

 

11時からは50MHz部門です。南ビームで固定しておけば奈良県がカバーできますのですごく楽です。QSO相手が奈良県内に限られますからQRVされている方は決して多くはないのですが、確実にQSOできます。全バンドで一番多い15局とQSOできました。

 

最後に12時から28MHz。これは毎度の144MHzのアンテナを使った代用でのQRVでしたが、意外とQSOできます。

意外にも12局とQSOできました。こういう時でないと28は使えないですから有り難いです。

 

 

奈良のVUコンテストですが、奈良県にはコンテストに使える移動地が多くなく、生駒市だけで３局が集中する状態でした。互い抑圧やカブリなどの影響を受けやすいはずで、運用は大変だと思います。影響を避けるためと思われますがJARLのメジャーコンテストでもめったに使われない144.400MHz付近や28.720MHz付近でもQRVする局もいました。奈良県内で運用しようとすると大変かも知れませんね。

 

今日は東屋の中で日をよけることができ、割と快適に運用できました（もちろん凍らせたタオルも持って行きました）。風も通り暑さはそれほど感じなかったです。コンテストが終わったので撤収し帰宅しました。早くも花火を当て込んだ夜店の準備が始まっており、キャベツを刻んだりしていました。

 

本日は28MHzで12局、50MHzで21局、144MHzで14局、430MHzで8局、1200MHzで1局の計56局とQSOできました。奈良のコンテストはどこにログを出すかは未定です。各局ありがとうございました。

8/10 京都府宇治市移動

8/10のＪＡＲＬ奈良県支部 Ｖ・ＵＨＦコンテストに合わせ京都府宇治市（JCC 2205）に移動運用します。

 

日時：8/10（日） 午前9時頃～午後1時頃まで

　　　　ただし午前10時から数十分の予定でQRXします。

　

場所：京都府宇治市 大吉山展望台(120m)からQRVの予定です。

　　　　コンテストは県外局での参加になります。

 

バンド：28/50/144/430MHz帯（SSB中心。430MHzはFM中心です。）

　　　　奈良のコンテストは以下の通りバンド毎に運用できる時間帯が決められています。

　　　　09:00～10:00　430MHz

　　　　10:00～11:00　144MHz

　　　　11:00～12:00　50MHz

　　　　12:00～13:00　28MHz

　　　　このスケジュールでQRVしますが、手が空いたときには他のバンドにもQRVします。

　　　　50MHzのアンテナは３エレです。

 

※当局の移動運用についてはこちらもご覧下さい。

※QSLカードについてはこちらをご覧下さい。

コメットの新アンテナ２種

コメットから新製品のアンテナ２種類が発表されているようです。まだメーカーのページには掲載されていませんが、ＣＱオームさんが紹介されています。詳細はこちら。

 

・CYA-718S（出荷済み）

　利得　20.2dBi
　耐入力　200W
　FB比　17dBi以上
　ブーム長　2.94m

　430MHz用の18エレ八木のスタックで、移動運用を意識し蝶ネジでの組み立てになっているようです。全体の重量や収納時の寸法等が不明なんですが、車を使っての移動にはいいかも知れませんね。

 

 

・CYA-2375 Light（９月頃出荷予定）

利得　7.6dBi（144MHz）　9.5dBi（430MHz）
耐入力　80W
重量　約1.0Kg

　144/430MHzのデュアルバンド八木で、144が３エレ、430が５エレ。かつて北辰産業で作っていたHS-FOX727の類似品です。この２バンドがメインの担ぎ上げなんかには向きだと思います。惜しむらくはフィールドデーに出荷が間に合わなかったことでしょうか。

 

50MHzがメインの私には垂直偏波である144/430の八木はスペース的に干渉し使えません。モービルホイップで飛ぶ製品が欲しいところです。そういえば一時144は水平偏波を使う動きもあったのですが立ち消えになりましたね。

フィールドデーコンテスト・その後

フィールドデーのQSL作成がようやく終わりました。

 

福岡離島移動・小野市移動とあわせてこの厚さになりました。横の単３電池と較べてやってくださいHi クロネコメール便の限界である8cmをオーバーしてます。ハムフェアに持って行きます。

 

 

印刷の間にログも作って提出しました。所属していたローカルクラブの会長から「コンテストはログ提出の締切までが本当の開催期間だ」と言われてますので、その教えを守り参加する部門やスコアはログ提出の締切まで伏せるようにしています。

 

ちなみにもう締切になっているコンテストでは、

・オールJA　X50Pで124×22=2,728

・6m and Down　PAで209×44=9,196　でした。ありがとうございました。

 

 

今回のコンテストで気になったのは３日の午後に３局ほど変調がおかしくなった局がおられたことです。暑さでリグにも過酷だったのかな、と思います。うちのFT-817もコンテストから離島移動までかなり酷使していますので、将来は予備機を調達した方がいいのかも知れませんね。

大阪府茨木市（JCC 2513）移動運用報告

8/3に大阪府茨木市（JCC 2513）竜王山に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

昨日からのフィールドデーコンテストに参加するため移動することにしました。私は相変わらず担ぎ上げ＆バッテリ運用のため徹夜での運用は行いません。２日目の早朝から午後までの運用です。

 

場所は昨年のフィールドデー、今年のオールJAでも移動した茨木市の竜王山にしました。ここは東西両方向に開け、頂上にある木製展望台のおかげでよく飛ぶ運用地です。さらにHFのワイヤーアンテナも張れて便利です。担ぎ上げが必要なため他の局とバッティングすることもないでしょう。

設備はいつもの50MHzの３エレ、144MHzの5/8λ２段ホイップ（28MHz兼用）に加え7/21MHzのZA-721Hも持ってきています。前の週の小野市で強化が必要になった暑さ対策は凍らせたタオルの水を増やして溶けるまでの時間を長くしました。お茶も１本は凍らせています。

 

ＪＲ茨木からいつもの6時40分発忍頂寺行き始発バスに乗ります。早朝の郊外行きですが何かイベントがあるのか座席が７割方埋まっています。珍しいです。渋滞に遭わないため途中で何度か時間調整をして終点の忍頂寺に到着です。

ここからの山道は坂がきつく、重い荷物が大きな負担になります。登る速度が遅いのでヤブ蚊が嫌な音をたてて近寄ってきます。カトリスって屋外用のはずなのに全然効かないです。20分あまりかかり汗だらだらで竜王山の山頂に到着です。今日も暑くなりそうです。ちなみに展望台の上はヤブ蚊が来ないので有り難いです。

 

お茶を飲んで設営開始です。50MHz一本勝負のオールJAと違い、マルチバンドですのでアンテナの設営に時間がかかります。ひとまず50MHzと144MHzのアンテナ（28MHz兼用）を設営しスタートです。ZA-721HはQSOの片手間でこそこそ準備です。

 

まずは50MHzから。ＧＷの伸びる朝のうちに稼げるだけマルチを稼がねばなりません。5Wに３エレでも１エリアまで飛ぶ移動地ですので片っ端から呼んでコールします。Esは出ておらずGWでの勝負です。２エリアは早々に埋まり、１エリアも東京・山梨などとつながります。今回は珍しく早い時間に９エリアができました。最初の１時間で東方向でかなり稼げました。

 

コールが途切れたのでZA-721Hを張り、試しに7/21MHzで使ってみます。何局かコールして問題なくつながることを確認。再び50MHzに戻り、西方向ビームでマルチを稼ぎます。高知が誰もいないようで、ついに見つかりませんでしたが愛媛・広島等を押さえられました。

 

10時から144MHzにQSY。こちらは最近局数が少ないですね。CQを出している局を片っ端からコールしてからあいた周波数でCQ。ところが続かず20分ほどで行き詰まりました。仕方ないので28MHzにQSYすると5局と数は少ないですが全部ニューマルチを取れます。

 

 

お天気は晴れて暑いです。QSOいただいた皆さんも暑い中戦っておられるようです。

先週の小野市移動で暑さにやられましたので、さらに対策を強化しました。まずはレジャーシートを２枚にして１枚をタープ代わりにしました。今日は風があるのでこれでも結構暑さをしのげます。

もう一つの秘密兵器がこれ。

水を含ませたタオルをフリーザーバッグに入れ凍らせたものです。前回１時間くらいしか効果がなかったので、芯に大型の保冷剤を２個入れ、さらに水の量も増やしました。これで午後２時過ぎまで持ちました。頸動脈を冷やすと効果があります。これらで意外と涼しく過ごせました。

 

 

バンド毎の状況は以下の通りでした。

［7MHz］

　混雑が激しいので呼び回り専門。5Wでも59+の局なら取ってもらえます。ほぼ全国開けており結構マルチが稼げました。

［21MHz］

　６エリア方面がほぼ時間中開けており結構稼げました。８もぼつぼつ。その割にQRVされる方が少ないのでCQを出すと意外と呼ばれました。特筆すべきは小笠原ができたこと。先方も5Wとのことでした。コンテストでの小笠原は10数年ぶりです。

[28MHz］

　相変わらずの代用アンテナ（144MHz用5/8λ２段ホイップを28MHzの1/4λ相当で使用）ですが６・７・８のマルチが取れ、近くもCQを出すことで結構QSOできました。意外と使えるバンドです。

[50MHz］

　Esは不調。８エリアがスポットで開けるものの後が続かず。珍しく富山が取れましたが、高知となぜか和歌山が取れませんでした。

［144MHz］

　QRVする局数が減っているのでしょうか。高知などが取れているので飛ばない訳ではないようですが、局数が伸びませんでした。最近コンテストでは同じ傾向がみられます。

［430MHz］

　QRVする局数が多いのでスコアが稼げます。アンテナを飛ぶものに取り替えればスコアが伸ばせそうですね。

 

 

いつもコメントでお世話になっているJO3FRH局・JS3OMH局をはじめ多くのお世話になっている方々ともQSOできました。皆さん暑さとも闘いながらのようです。

 

バッテリがまだ残っており暑さ対策が功を奏したのか過ごしやすかったので15時までに延長しました。さすがにラスト１時間は暑かったのですが、ラストまで頑張れました。

 

 

竜王山から撤収しJR茨木行きのバスに乗りました。涼しく寝て帰れました。

 

 

今回は7MHzで18局、21MHzで21局、28MHzで17局、50MHzで92局、144MHzで41局、430MHzで25局の計214局とQSOできました。運用時間が7時間ですのでほぼ30局/hというペースでした。6m and Downとほぼ同じペースで、この辺が今の私の実力なのかも知れませんね。

 

他の方に影響を与えてはいけませんので、スコア及びどこにエントリーするかはいつも通り伏せることにします。各局ありがとうございました。