JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

沖縄アマチュア無線50年記念アワードにハーフ賞が追加

2011-12-17 | シャック便り

先にお知らせした沖縄アマチュア無線50年記念アワードに新たにハーフ(1/2)が追加されたようです。詳細はこちら。こちらも無料で申請できます。

 

これは本賞申請要件である「6つ以上のエリア」ではクリアしにくいためと思われます。小規模離島のQSOが厳しかったのか、本日現在でも本賞の申請は6局のみにとどまっています。3つであれば沖縄本島(/OKA50)・宮古島(/MMY50)・石垣島(/ISG50)の比較的アクティブな3島だけで達成できます。

ハーフ賞については申請期間が来年1/1~6/30で本賞と異なりますからご注意ください。

 

なお、最新の情報によると粟国村と伊江村からの移動運用は以下の通りになっています。

・国頭郡伊江村移動 12/17~18 JR6YAA/IEJ50

・島尻郡粟国村移動 12/23~25 JR6YAA/AGJ50

また、伊江島からは12/23~28にJR6RL/IEJ50もQRVする模様です。どちらも難関の島ですから取りこぼさないようにしたいですね。

 

※JR6YAA/AGJ50ですが、現地荒天でフェリーが出航しておらず中止になったようです。粟国については今年は誰もQRVできなかった可能性が高いです。JR6RL/IEJ50も今のところ聞こえてきませんね。

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国際返信切手券・・・じゃなくての話

2011-12-16 | シャック便り

先日のARRL10mコンテストの後始末としてQSLの準備をやっています。国際返信切手券(IRC)やGSを揃えて封筒を印刷してと悪戦苦闘中です。少し作業をするとIRC・GS・封筒のどれかが尽きてしまい、また買いに行く始末ですHi ログの方は何とか受理されたみたいです。

 

こんな風に国際返信切手券はハムにとっておなじみなのですが、「特別返信切手券」というものがかつて存在したことをご存知でしょうか?これはかつて沖縄の日本復帰前にあった制度です。

復帰前の沖縄県では米ドルが使われており、郵便切手も琉球郵政が発行したドル表示のものでした。日本の郵政省(当時)が発行した切手は使えなかったのです。それでは沖縄の局にSASEを送りたい場合はどうするか?ここで出てくるのが特別返信切手券です。

日本の郵便局でこの特別返信切手券を買い、同封して沖縄に送れば現地で封書1通分の最低料金の切手と交換できたそうです。現物はこんな感じだそうです。価格は日本での定形郵便の最低料金と同額であったようで額面20円の他に15円のものも確認されています。もちろん1972年の沖縄復帰に伴い郵便事業は日本の郵政省に引き継がれましたから、この時点で特別返信切手券は役目を終え廃止されています。

 

ちなみに日本→沖縄への郵便料金は船便であれば国内と同じであったそうです。1972年5月当時は20円でした。そのころの沖縄での料金は5セント。1ドル360円で計算すれば18円です。その1年前(1971年)までは3セントであったようで、当然のごとく採算が取れず琉球郵政は大きな赤字を抱えていました。この累積赤字は本土復帰後郵政省に引き継がれ、解消されたのは何と2003年頃であったそうです。

円高の今、1ドル札は梅田の金券ショップで80円を切った値段で買えます(今日は78.6円だったと思う)。アメリカ→日本への航空便の最低料金は98セントですから国内の定形郵便より安い勘定になります。何とも不思議な感じですHi

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関西-福岡が250円とは安いですが・・・

2011-12-15 | シャック便り

3月から運航を開始する関西空港を拠点とする日本で初の本格的格安航空会社のピーチが目玉運賃を小出しにしながら発表しています。多分耳目を集めるためでしょうね。座席数は限られるものの関西-福岡の就航記念運賃が片道250円だそうです。

 

ありえないほど安いと思えるのですが、これには様々なカラクリがあります。現時点で分かっているのは以下の通りです。

・予約はネットだと無料だが、電話だと1区間1,050円の予約手数料が発生する。

・支払手数料という不可解な料金が別途必要。1区間210円。

・ネット、コールセンター、空港カウンターで様々な料金の体系が異なり、この順に高い。

・座席は指定できない。指定する場合は別途指定料金が必要(指定料金210円)。

・機内持込の手荷物(3辺115cm以内1個)は無料だが預け荷物は有料。最低料金は1個あたり1,050円。

・預け荷物は3辺203cm以内で20kgまで。それ以上は超過料金で最低1,470円必要。

・3辺203cmを超えるスポーツ用品は最低3,570円が必要。

・飲み物等機内サービスは全て有料。

・予約変更やキャンセルは事実上不可。

加えて市営地下鉄で早くて安く行ける福岡空港と違い、関西空港は時間と交通費が別途発生します。

他にも今までの航空会社では無料だったサービスが有料になっていたり、制約があるなど様々な相違点が出てきそうです。250円では実際には乗せてくれず、さらに少なくとも210円が必要です。これでもネットで予約と決済を済ませた乗客が座席を指定せず飲み物は持ち込み、荷物も預けない場合になります。

  

ちなみに使用機材はエアバスA320型です。日本では全日空やスターフライヤーで実績のある機体ですが、全日空の標準座席数が166席、スターフライヤーが144席であるのに対してピーチは180席です。かなり詰め込まれます。一応最前列と非常口座席を足下の広い座席として別に売り出すものの、当然840円の別料金がかかり、国交省から非常口座席には15歳未満や妊婦など乗せてはいけないとの指導がありますのでご注意ください。

 

この手の格安航空会社がハムの移動運用に使えるかですが、預け荷物の料金が発生しますから思ったより安くはならない可能性があります。しかも欠航時には他社への振り替えは(出資先の全日空も含めて)できませんから、下手をすると次の日になることがあります。そうなれば宿泊先を自分で見つけて自費で延泊となります。ですから時間に余裕がある方に限られるかも知れませんね。タイトなスケジュールで使う交通機関ではないように思っています。

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自宅のプリンタできれいなQSLを作るコツ

2011-12-12 | JF4CAD技研

最近はパソコンとプリンタでQSLをお作りになる方が増えています。しかしながら「画像をきれいに印刷できない」という話を聞きます。

そこで、画像入りQSLをきれいに作るコツをご紹介したいと思います。

 
[印刷設定は適切ですか?]
用紙と印刷設定の組み合わせが合わない場合、きれいな印刷結果にならないことがあります。念のため確認されてみることをお勧めします。

なお、プリンタのメーカーによっては「きれい」「標準」など印刷結果を選べる選択肢があります。

Qsl

これはインクの吐出量を変える設定で、「きれい」ですとインクを多めに使うようです。用紙と印刷設定の組み合わせが適切なら「普通」でも十分きれいに印刷できますしインクも節約できます。無理に「きれい」を選ばなくてもいいと思います。

 
[用紙を選んでいますか?]
QSLに使えるのははがきサイズの用紙です。もちろんこいうった用紙を使うのですが、これがピンキリで一筋縄ではゆかないのです。

一般的なインクジェットプリンタに使える用紙には「インクジェット対応」と「インクジェット専用」とがあります。これは、
インクジェット対応 インクジェットプリンタで使用しても問題がない
インクジェット専用 インクジェットプリンタで使用したときに最適な印刷結果を得られる
という意味です。

従って一般的にはインクジェット専用の用紙の方がきれいな仕上がりとなります。特に全面を画像とする場合、その違いは歴然です。

インクジェット対応とある用紙の多くは上質紙という紙で、インクジェット用の表面加工がされていないものです。この用紙で印刷したものを虫眼鏡で見れば細かなにじみが見えてくると思います。このため全体的に輪郭がぼやける傾向にあります。

Qsl_ 

一方、インクジェット専用紙は細かなにじみを防ぐ加工がしてあります。主なものではマット紙と光沢紙があります。

Qsl__2

こちらはマット紙です。上質紙とはだいぶイメージが違うと思います。

これらの比較表を作りました。

Qsl_2

上質紙で印刷する場合、にじみボケを目立ちにくくするため、題材を大きくくっきりと撮影した画像を使ってください。画像修正ソフトをお持ちの方は輪郭のシャープ加工をされた方が見栄えがいいと思います。専用紙では上質紙ほどの対応は必要ないですが、輪郭のシャープ加工を少し効かせてもいいと思います。

 
[画像の加工は適切ですか?]
画像を印刷する場合、解像度に注意する必要があります。通常はモニタに表示するために72dpi(1インチあたり72個のドットで構成される)の画像になっていることが多く、このまま印刷してしまうとギザギザの目立つ荒れた画像になることがあります。

印刷用の画像は300dpi前後に変換して使用するときれいに見えると思います。画像の変換を無料でやってくれるサイトやツールもありますから利用してみるといいと思います。いい紙を使っているのにきれいな印刷結果にならない場合、解像度が適切か確認してみてください。

 
用紙の選択と解像度の適正化で見栄えはかなり違ってくると思います。ぜひお試し下さい。

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ARRL 10mコンテスト2日目

2011-12-11 | シャック便り

今日もARRL 10mコンテストに参加してみました。

 

2日目の今日は朝のうち北米が大オープンしました。強力に聞こえる4レターコールの局(例えばKA1AとかW2AAとか)はもちろんのこと、6レターコールの個人局(WA3AAAとか)まで聞こえています。昨日よりよく開いています。バンドの外れでCQを出したらWから続けてコールが来る状態です。びっくりです。一方で南米方面は少し弱かったかな、と思います。

その後の太平洋方面は不振で、新しい局がほとんど見つかりませんでした。ZK2VとZM2Vという紛らわしい2局が出ていて少々混乱しましたHi  ZK2Vはニウエ、ZM2Vはニュージーランドです。今日も寒いため昼前で一旦撤収です。

 

夕方前に再度QRV。今日はUゾーンがガンガン聞こえています。そのうち東欧からヨーロッパが聞こえてきました。強そうな局を呼んだらコールが返ってきました。あとで調べたらサンマリノとか中東のドバイとかQSOできていたみたいです。こっちはダイポールに45Wのへっぽこなんですから、さすがにサイクルのピークなんでしょうね。ニューカントリーじゃなかったentityが増えましたのでSASEを出してみようと思います。

こんなに10mをやったのは初めてです。寒かったけど面白かったです。

 

あ、2日間で2人ほどアマチュア局の方が偶然通りかかって見に来ました。どちらも4アマの方でしたが、リアルに聞いていただくと「こんなアンテナでQSOできるんですか」とびっくりされていました。430MHzのFMくらいしかやっていないとのことですが、少しでもHFに興味を持ってもらえればと思います。今なら10WでもQSOできるんじゃないかと思います。

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ARRL 10mコンテスト開催中です

2011-12-10 | シャック便り

28MHz帯の国際的イベントであるARRL 10mコンテストが本日0900から月曜日の0859まで開催されています。

初日である本日はまずまずのCondxで、ダイポールでもアメリカ本土から南米、オセアニア方面が強力に入感しています。ヨーロッパや中東方面はこのアンテナでは苦しく、残念ながらQSOに至っていませんが、明日もチャレンジしてみたいと思います。

 

西海岸のビッグガンやオセアニア方面でしたら4アマの10W+フルサイズのダイポールでも十分いけるんじゃないかなと思うような強さです。波長が短いためフルサイズでも張りやすいと思いますからぜひチャレンジしていただきたいと思います。

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東芝府中グループの伊豆大島移動運用予定

2011-12-08 | シャック便り

伊豆諸島への移動運用でアクティブな東芝府中グループが伊豆大島(東京都大島町)に行かれるようです。

 

日時:12/10(土)9時頃~12/12(月)10時頃

バンド:3.5~1200MHz帯 RTTY含む各モード

 

伊豆大島在住の気象予報士さんによる就航予想によると、期間中は特に問題ない天候のようです。このサイトは付近に出かける際には非常に役に立ちますので覚えておくといいと思います。

 

先日は三宅島の移動運用があったようですし、最近は伊豆諸島への移動運用が活発になりましたね。私の方は来年のGW以降で計画しています。

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移動耳より情報

2011-12-07 | シャック便り

[たこフェリーの今後はまだ結論が出ず]
明石海峡で運航していた「たこフェリー」は高速料金の割引政策の影響で利用が減り、所有する全ての船を売却して運航を休止しています。このため自転車が明石海峡を渡ることができないなどの問題も出ています。

このたこフェリーを今後どうするかについて地元の明石市などが協議を重ねていますが未だ結論に至っていないようです。

これは、
・再開するなら新たに船の調達が必要
・廃止するなら港湾施設の撤去が必要
とのことで、どちらにしても費用がかかるためです。

会社には船を売って得た現金がありますが、再開するにも廃止するにも十分ではなく、明石市などの資金支援が必要になるそうです。このため将来を決められず行き詰まっているのが現状です。

安田産業汽船から小型フェリーを購入し、明石海峡大橋を渡れない原付や自転車のみ乗せるという話もあったようですが、反対も多く白紙に戻った模様です。

 
[沼津-土肥の定期航路が廃止か?]
沼津-戸田-土肥(伊豆市)の航路を運航している戸田運送船が今年度末で航路を廃止したいと地元に打診している模様です。

元々は伊豆箱根鉄道と競合運航していた航路でしたが、伊豆半島西部の道路整備が進み採算が悪化したために撤退し、地元の戸田運送船の単独航路になっていました。陸路より早いものの需要は長年減り続けており、会社はこれ以上の運営は難しいとしています。

 
[沖縄離島の観光情報ポータルサイトが発足]
沖縄県の離島のうち、本島・宮古・石垣を除く小規模離島39島を紹介したポータルサイト「DOR39」ができたそうです。旅先の印象を左右することが多い宿泊先や食事処の情報は小規模離島になればなるほど少なく、こういう口コミサイトは貴重な情報になると思います。

会員登録をすれば口コミを書き込むことができるようです。将来的にはこれらの口コミから評判の良いスポットを日本旅行沖縄がチョイスしツアーにする企画もあるそうです。

このような沖縄の離島に関する口コミサイトは個人でやっているものがいくつかありますが、中には管理人の一方的な見解を押しつけるようなサイトもあるのが現実で、公平かつ総合的なサイトが望まれていました。今回のがそのようなサイトになればいいですね。

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12月分QSL発送しました

2011-12-06 | QSL発送情報

12月分のQSLをビューロー宛発送しました。

・9/10の岡山県備前市鹿久居島移動の残り
・9/18の東京都新島村移動の全て
・9/19の東京都中央区移動の全て
・10/1の岡山県備前市大多府島移動の一部
を発送しました。

 

しかしながら
・10/1の岡山県備前市大多府島移動の残り
・10/8~10の福岡移動の全て
・10/16の大阪府池田市移動の全て
・11/3の大阪府泉大津市移動の全て
・11/6の兵庫県宝塚市移動の全て
・11/11~14の沖縄移動の全て
・11/23の兵庫県三木市移動の全て
・12/3の福岡市中央区移動の全て

はメール便の限界(厚さ2cm、約340枚)でも送りきれず、未発送のまま残っています。来月最優先で発送したいと思います。

 

滞留している枚数は少しずつですが減っています。順次発送していますのでご理解頂きますようお願いします。

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近着QSLより(12月)

2011-12-05 | シャック便り

先月常置場所からQSLを引き取ってきました。久々に「靴箱」でした。以前の靴箱より一回り小さくなっている気がします。

今回は5月の沖縄移動から7月の八丈島あたりまで届いていました。例年この時期はQSOsが多いのですが、今年は特に多かったです。ようやくチェックが終わりました。

 

いつも通り目に付いたQSLをご紹介します。

Qsl12_01

オーストラリアのアマチュア無線連盟であるWIAの100周年記念局VK100WIAのQSLです。ビューロー経由で到着しました。ちなみにJARLの設立は大正15年(1926年)ですからVKは随分早く設立されているみたいですね。

 

Qsl12_02

北海道余市町のJH8BZT局のQSLです。雪景色の余市です。余市は小樽の西にあり、冷涼な気候がウイスキーの本場であるスコットランドに似ているとしてニッカウヰスキーが最初に蒸留所を構えた土地です。現在でも余市はニッカの主力工場で無料で見学と試飲ができるほか、お土産用に原酒を売っています(原酒はススキノのニッカバーなどごく一部でしか飲めないので貴重です)。最近は北海道に行っていませんが、余市とニッカバーは必ず訪れる場所です。夏でも冷涼さを感じる独特の土地です。

 

Qsl12_03

長崎県大村市のJE6AVT局のQSLです。大村湾の美しい夕焼けです。長崎もすばらしい土地ですのでぜひお出かけください。

 

また届きましたらご紹介したいと思います。個性的なデザインのQSLをお待ちしています。

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