今日は朝のうちに宮城県に入り、宮城県南部で移動運用です。宮城県南部は「仙南」とも呼ばれており、比較的温暖とされ農業が盛んなエリアです。
朝の新幹線で仙台に向かいます。仙台で乗り継ぐ電車の関係で「はやぶさ」を選んだのでたった40分で到着です。下手に寝過ごしてしまうと次は大宮なので怖いですhi
仙台で東北本線の白石方面行きに乗り、槻木駅で下車します。仙石線や仙山線は比較的短い距離で駅が設置されていますが東北本線は駅同士の距離が長いようです。
槻木駅に到着。柴田郡柴田町にあり、東北本線と阿武隈急行線の分岐点になります。
駅のすぐ東に阿武隈川が流れており槻木橋で渡ることができます。対岸には角田市と亘理郡亘理町の境があるため、両方を簡単に回ることができます。時間があれば槻木側の柴田町でもQRV可能なのです。
ではまず亘理町から。人口約3.3万人で、阿武隈川を渡る渡船場があったため「わたり」の地名になったとされています。いちごの栽培が盛んで東北では最も多い出荷量を誇っています。
阿武隈川の河川敷にアンテナを設営し9時30分にスタートです。今日もCondxがBFです。ドツボだった昨日より少しマシという程度です。岩手県よりも1エリアが近いため関東南部も聞こえてくるのが救いですが恐らくFBな設備の局に限られるのでしょう。
今日は曇っており北風もあって寒いです。1枚持ってきて正解でした。18MHzは相変わらず何も聞こえずです。6エリアが聞こえれば嬉しいのにいったいどうなっているのですかね?
その後も7MHzは大きく変わることなく11時で亘理町を終了します。38局でした。
少し歩けばお隣の角田市です。人口約2.7万人でJAXAの角田宇宙センターやアイリスオーヤマをはじめとした工場があります。オカルト批判で知られる早稲田大学の大槻義彦名誉教授の出身地です。
1958年に市制施行していますが、近年は人口減少が著しく亘理町と人口が逆転しています。この違いは亘理は常磐線で仙台に乗り換えなしで通勤や通学ができる一方、角田は阿武隈急行線で朝夕の2往復を除き槻木で乗り換えになるためとも考えられています。
再び阿武隈川の河川敷にアンテナを設営し11時50分に再スタートです。18は全然ダメ、7MHzしか使えない状態です。
今度はクラスタに載せていただいたので少しは呼ばれます。有り難いです。7・8と1・0が中心ですが時折3や9も聞こえてきます。角田市は人口が少ないので昔から珍市の一つになっており「角田市ファーストです」という方が意外多いです。
しかしながら午前中から使っているバッテリの電圧が下がってきました。補助バッテリの充電器が不調で完全に充電できておらず早々に使えなくなってしまい、奥の手(FT-817に内蔵させた単3のニッケル水素電池)を使ってしのいでいますが、CQを出すことが多いのでメインのバッテリも消耗してしてきました。
このため槻木14時40分の電車に間に合うよう14時前で終了としました。角田市からは52局でした。ようやく50局越えです。
槻木郵便局で風景印をもらって駅に着くとコンビニのニューデイズが休憩時間中で一時閉店していました(ワンオペらしく休憩時間中は閉店)。おかげで盛岡で朝食用に買っていた福田パンの残り半分しか手元にない状態で、これ以外に何も食べられず電車に乗る羽目になりました。
仙台駅の立ち食いそばで遅い昼食です。荷物を回収して宿に向かいます。
今夜は久しぶりに仙台市内泊です。17時までは風景印巡りができます。
一番町にあった老舗の書店・金港堂が前日で閉店してしまいました。出版部を持ち郷土の本も出していたのですが店の老朽化と出版不況に勝てず閉店となり地元ではニュースになっています。
イオンで白石温麺や笹かまぼこを買い、日本酒を楽しみに「源氏」に行ってみましょう。
あら、看板変えたんですね。カウンターの中も代替わりし、女将の高橋さんは先月惜しまれつつ引退されたそうです。凜とした東北美人でした。ただカウンターの中にお二方入られているので以前よりは注文を通しやすくなりました。代替わりして新しい歴史を重ねていって欲しいと思います。
本日は亘理町・角田市合わせて90局でした。苦しいCondxの中ありがとうございました。