12月19日(日)
滋賀県の湖南アルプスで太神山と堂山に登った。太神山は20年以上前に登ったはずだが、余り記憶にない。
まずは太神山。田上小学校から舗装された林道を走り、車止めゲート前の空地に駐車する。人気の山域とあって登山者も多く、案内標識も十分すぎるほど整備されている。太神山不動寺の案内に従って行けば道に迷うことはない。ゆっくり登って1時間ほどで不動寺に着く。庫裏のような建物に年中行事が書いてあったので見ていると、中から寺の関係者が出てきて休憩していくように熱心に勧めてくれるので、言葉に甘えて中に入れてもらう。お茶と煎餅をいただき、寺の縁起について書いたものをいただく。お礼を言って急な石段を上がり、山頂を目指す。太神山山頂(600m)はすぐで、三角点もあるが展望はない。430MhzでCQを出すと、宝塚市のJA3VXB、堺市のJA3WPNから声がかかり山ランを終了する。下山は来た道を戻る。
不動寺本堂の木組みを下から見上げたところ
太神山山頂の三角点
2山目の堂山へは、鎧ダムからのルートを選択する。先ほどの駐車位置から少し戻った迎え不動近くに鎧ダム・堂山への案内板が立っている。天神川を渡渉するが、飛び石が置いてあり靴をぬらさずにすむのはありがたい。鎧ダムまではよく整備された道を登る。ダム湖には砂が堆積しており、地図にある湖はまったくない。園地のように整備されたところがあり、ここで昼食とする。ここまで約30分、堂山へはこのあとさらに風化した花崗岩と岩場の道を30分歩くと到着した。山頂(384m)からは東の金勝アルプス、北の琵琶湖と比良の山々、西の京都東山方面が一望できる。ここでも430Mhzで六甲山移動の山ランメンバーJN3KWDと交信できた。下山は新免方面の道を下り、途中の分岐で天神川ダムに下る。約40分で林道まで下りて、あとは駐車場所まで20分の林道歩きだ。
堂山山頂、三角点は見当たらずそれを模した石が置いてあった
堂山山頂から琵琶湖方面の展望
以上で湖南アルプスを後にして、帰りがけに南郷洗堰の東にある大日山に寄った。山の周辺を車でうろつき、瀬田川沿いに駐車できそうなところがあったので車をおく。山頂には寺や神社があり、西側からの荒れた参道を上がる。山頂(129m)は神社の裏側にあるが、樹木が茂っているだけで何の表示もない。標高が低いのでダメもとで430MhzでCQを出すと、大津市内をモービル移動中のJM3IMOから声がかかり3座目も簡単に終わることが出来た。
大日山山頂の神社、この裏手が山のピークだ