ワシントン・アーヴィング著「アルハンブラ物語」を読了。
9月頃に読んだ本です。
旅行でグラナダにあるアルハンブラ宮殿を訪れる予定だったので、この「アルハンブラ物語」を読んでおこうと思いました。
1832年に初版刊行の本で、もう2世紀近く前の本なのですが、アルハンブラ宮殿の雰囲気がよく出ているとても良い本です。たくさんの逸話というか、民間に伝わっているアルハンブラ周辺を舞台にした短い物語が入っており、それが興味深いです。
裁きの門に刻まれている手と鍵の意味、アベンセラヘの間の名にもなっているアベンセラヘ家のこと、二姉妹の間にまつわる話、ヘネラリフェ離宮のすばらしさなどのほか、さまざまな民間伝説がおさめられており、アルハンブラに人々が住んでいた時代の風景が活き活きと感じられてきます。
アルハンブラはモーロ人が築いた城ですが、イスラムの王たちの話、いかにモーロ人の軍隊が華麗だったかなど、イスラム文化を知るのにも有益でした。
アーヴィングは実際にこのアルハンブラ宮殿の一室に住んで、敷地内を歩き回り、土地の人の話を聞き、アーカイブを調べ、この本を書きました。
彼が滞在した部屋のドアの上には、レリーフがありました(写真)。
アルハンブラを訪れる前にこの本を読んでほんとうによかったです。アルハンブラが倍楽しめた気分でした。
岩波文庫で読んだんですけど、岩波の古い文庫の中には、今読んでもよいものがありますね。格式があるというか、古い感じはするんだけれど、それがまたいいんです。
英語版は無料でダウンロードできるようですね。古い本ですから著作権はとっくに切れてますから。
体調は良好です。日曜日は久しぶりにBataviastadへ行き、ショッピングをしてきました。快晴で思ったより暖かく、ぶらぶら歩きながらお店を回るのによかったです。試着したりして、身体を動かしたので、疲れました。
9月頃に読んだ本です。
旅行でグラナダにあるアルハンブラ宮殿を訪れる予定だったので、この「アルハンブラ物語」を読んでおこうと思いました。
1832年に初版刊行の本で、もう2世紀近く前の本なのですが、アルハンブラ宮殿の雰囲気がよく出ているとても良い本です。たくさんの逸話というか、民間に伝わっているアルハンブラ周辺を舞台にした短い物語が入っており、それが興味深いです。
裁きの門に刻まれている手と鍵の意味、アベンセラヘの間の名にもなっているアベンセラヘ家のこと、二姉妹の間にまつわる話、ヘネラリフェ離宮のすばらしさなどのほか、さまざまな民間伝説がおさめられており、アルハンブラに人々が住んでいた時代の風景が活き活きと感じられてきます。
アルハンブラはモーロ人が築いた城ですが、イスラムの王たちの話、いかにモーロ人の軍隊が華麗だったかなど、イスラム文化を知るのにも有益でした。
アーヴィングは実際にこのアルハンブラ宮殿の一室に住んで、敷地内を歩き回り、土地の人の話を聞き、アーカイブを調べ、この本を書きました。
彼が滞在した部屋のドアの上には、レリーフがありました(写真)。
アルハンブラを訪れる前にこの本を読んでほんとうによかったです。アルハンブラが倍楽しめた気分でした。
岩波文庫で読んだんですけど、岩波の古い文庫の中には、今読んでもよいものがありますね。格式があるというか、古い感じはするんだけれど、それがまたいいんです。
英語版は無料でダウンロードできるようですね。古い本ですから著作権はとっくに切れてますから。
体調は良好です。日曜日は久しぶりにBataviastadへ行き、ショッピングをしてきました。快晴で思ったより暖かく、ぶらぶら歩きながらお店を回るのによかったです。試着したりして、身体を動かしたので、疲れました。