旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

台北国際花博覧会☆見聞録

2011年01月10日 09時21分58秒 | ガーデンの旅~海外編

1月5日から8日まで台北へ旅行し、ちょうど開催中の「2010台北国際花博覧会」を訪れました。 

午前中早く到着したせいと、お天気が悪かったせいで、会場内はそれほど込んでいませんでした。
人気のパビリオンも30分待ちぐらい。食事もさほど並ばず頂けました。

メインの入り口(円山公園エリア)にある巨大な壁面緑化。ちょうど音楽のパフォーマンスが行われていました。

上海庭園は小さ目の回遊式庭園。バラが咲ける気候なのですね。

造形花垣には色とりどりのペチュニアの壁面がいくつも。

 

ベコニア等で彩られた花の海風景から眺めるリサイクル・ペットボトルで作られた「流行館Eco ARK」。
こちらは30分待ちで入場。ファッションショーで使われたドレスが飾られていました。
ペットボトルを冷やすためか、壁面には常時水が流されています。エコ発電によって循環させているようです。

この奥の百芸広場で中国演劇(京劇!?)のパフォーマンスを眺めた後、隣の美術公園エリアへ。

世界庭園エリアが、突っ込みどころ満載で面白く、楽しめました
アジアの国々が多く出展していましたが、特徴を強調した(デフォルメ)オブジェのような庭が多かったです。


「台湾の庭」は竹のドーム。シンプルでカッコイイ


フィリピンの庭。窓に飾られた星のオブジェが貝殻細工なのですよ。

 

日本からは3庭出展されていました。一国で3庭は珍しいかったです。
浜松市の「遠州之庭ー白砂青松」。

左:日本遠東亜交流中心「四季園芸福祉華園」。右:安藤龍二「龍之庭

 


会場内は非常に広く、隣の新生公園エリアは別会場とあって、バスで移動。

「未来館」内では多種多様の多肉植物

ヒヤシンス、百合、シクラメンなどの球根植物

 

蘭は入り口近くのパビリオンでバイオ栽培の過程なども紹介されていました。



「台湾の花」なのですね。素晴らしかったです

 

未来館で草屋根を登った後、閩南式庭園へ。
池を中心に東屋が点々とある回遊式庭園。庭内の花茶殿にはお茶屋さんが出店していて、色々試飲できました。

 

浜松の花博へ行った際もそうでしたが、博覧会となると規模が大きすぎて、全体的にザックリとした感じ。
その中で壁面緑化が印象的でした。

ぼちぼち休みながら約6時間かけて会場の3分の2は見て回りましたが、此処でギブアップ

この後「足つぼマッサージ」へ直行したのは言うまでもありません

 

明日は台北市の週末の花市場の様子などお届けします。