台北の高速道路下では、土日に花と雑貨の市が立ちます。
ちょうど帰国する日に見ることができました。
花市の入り口も壁面緑化されており、戸外では日本でもおなじみの草花が売られていました。
直径7~10cm位かな 真っ赤な蕪の鉢植え。
想像するに、まもなく訪れる春節の飾りではないかしら。
中国の方々にとって「赤」は縁起の良い色のようですし。
胡蝶蘭やカトレア、その他、日本のお店では余り見かけない様な種類まで、多くの蘭が売られていました。
しかも安い
1元(台湾ドル)=約3円ですから、この胡蝶蘭は一鉢300円
台湾の方々は、春節に向けてこの様な蘭の花で室内を飾るのだそうです。
一鉢もって帰りたいと思いましたが、帰国時の植物検疫を考えると、難しいだろうと思いましたし、ガイドさんにも「無理」と言われ、諦めました。
なんと、盆栽も多数売られていました。
盆栽は日本独自の文化だと思いますが、台湾でも流行っているのでしょうか。
値段が表示されていなかったので、いくらか定かではありませんが、普通に市民の市場に並ぶなんて、日本でもあまり目にしないのでは。
お国柄の違いはお寺でも発見
到着当日参拝したお寺には、境内に沢山の花かごが置かれていました。
願い事が叶った際のお礼や、供物なのだそうです。
カラスも野良猫も鳩もいない境内にも感心しましたが、花を愛で、親しむ文化あればこその「台北花博覧会」なのでしょうね。
この度は他に、台北101タワーや故宮を訪れたり、九份、野柳などを観光したり、士林の夜市でブラブラ食べ歩きや買い物をしたり、占いや足つぼマッサージなど、台北を沢山楽しんできました。
食事も「台湾料理 Tiwanese」はどれも美味しく、比較的薄味で日本人に受け入れやすいお料理ではないかと思います。
中でも九份の「阿味茶楼」(「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の屋敷のモデルとなった建物)で中国茶道を経験でき、とても嬉しかったです。
小さな菓子やドライフルーツなどを摘みながら、中国茶でのんびりお茶するのも良いですね。
台湾のお茶は良質で有名だそうです。美味しかったですよ~
新しく出来た羽田の国際線ターミナルからの出発だったので、神奈川県民の私にとっては海外がう~んと近くなったような気がしました。