9月22日
言わずと知れた金沢駅の鼓門
木製で鼓がモチーフになっているそうです。
金属製の駅の外観とのコントラストが面白いです。
タクシーの運転手さんが「門だけでなく駅も観て欲しい」と言った意味が解りました。
この界隈が近代美術のような気がしてきました。
「風景の国宝」
最近知った言葉で、文化庁が定める「重要文化的景観」に選ばれた風景を指すのだそうです。
金沢にも指定された地域があり、今回は其処を中心に巡りました。
兼六園もその一つ
有名な二本脚の徽軫灯籠(ことじとうろう)
駅同様、金沢に来た~と感慨深くなりました。
花咲くガーデン巡りが続いたせいか、兼六園のような日本庭園を訪れるのが久しぶりで、何を見ても興味深かったです。
中でも松と灯篭
雁行橋またの名を亀甲橋、かりがね橋
沢山の杭に支えられた松が圧巻
下から覗いた松の幹
うねうねしていました
そして苔
兼六園って池が有名でそのイメージでしたが、苔がイイんだわ~
この日は雨が降っていたので、特に濡れた苔が綺麗でした。
たぶんもの凄く沢山の種類が生えているのでしょうけど、はっきり違いがわかる写真を
自然の水圧で吹き上がっている日本最古の噴水とか
翠滝の周りで大勢のスタッフが掃除をしていました。
アチコチでこうした光景が見られ、だから見ごたえのある庭園になっているのだと感じました。
サンザシの実が色付いていました。
兼六園 成巽閣 (せいそんかく)は13代藩主が母の隠居所として建てた建物
室内の写真はNGなのでありませんが、見どころ満載
謁見の間の欄間も素晴らしいですが、群青の間の天井に塗られたウルトラマリンブルーは必見
脈々と受け継がれる前田家の美意識を感じました。
中庭もいくつかありました。
松と灯篭と水音と・・・ここはつくしの縁庭園だったかな
歩き疲れて時雨亭でお抹茶を頂くことに。
庭には睡蓮が咲いていました。
お席が空くまで少し待ち、次女が一番の席(正客)に座り、私はその隣に
娘のお茶碗は赤楽かななどとその時は二人で話しておりましたが、後日それが何を意味するのか分かって・・・
私のお抹茶碗は九谷焼。
和菓子も美味しく、優雅なひと時を過ごしました。
兼六園、もっと見どころがあるのですが、何より雨が降っていたのと次を急いでいたので、この日はこの程度。
季節季節に訪れたい場所がまた一つ増えました
この日のランチは兼六園の茶店「堤亭」で
この古い建物に惹かれました。
築100年以上経つのだそうです。
室内にも時代を感じます。
治部煮が食べたくて
兼六園を後にして、急ぎ向かったのは東茶屋街。
続きは次回
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