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旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

グレートディクスターとマーメイドイン

2018年06月22日 13時07分41秒 | ガーデンの旅~海外編

6月14日
いよいよ公共交通機関を使ってガーデンを巡ります。

まずはグレートディクスターへ。
この日だけお天気に恵まれず、冷たい霧雨が降る中の見学となりました。

有名なガーデンライターでもあった故クリストファー・ロイド氏のプライベートハウス&ガーデンで、亡くなられた後も引き続き守り公開されているようです。

この少し傾いた家は15世紀半ばに建てられた物。
室内の見学は14時からだったので、11時ごろに着いた私たちは、雨の中それまでは待てないので断念

 


ウォールガーデン内の鉢植えの植栽。
コンテナをまとめて置いていると地植えのようです。

初めて訪れたグレートディクスターの印象は「トピアリーとメドウ
個性的なトピアリーの点在するガーデンの下草がメドウ(草原)になっています。
入口にもメドウが広がっていて、このガーデンがいかに「メドウ」に力を入れているかがわかります。
それは昨春に受講したグレートディクスターのペリーロドリゲス氏のセミナーでも強く訴えられていたので、とても気になっていました。

この花は、この地域の自生種だそうです。
私たち日本人には「メドウ」という考えは今ひとつピンときませんが、現在のイギリスでは一つのムーブメントのようです。


可愛い


植栽も、初めて見る組み合わせで面白い
色だけでなく、形や質感などの違った植物を組み合わせています。

ロングボーダーガーデン
一つ一つの植物の塊が大きいです

その中でも、赤い色がチラチラと目立ていました。
イレギュラーだけど心地良いリズムのある・・・って言うのでしょうかね~色の組み合わせが印象的でした。

真紅のポピー

一番気に入ったのは大きな黄色い花の植物。
ジャイアントフェンネルだそうです。
「でも毒があるので、フェンネルだけど食べられないんだよ」と、ガーデナーさんが教えてくれました。
沢山のガーデナーさんが作業していて、「こうして素晴らしいガーデンは守られているのだな~」と感心

サンクガーデン(sunk garden)
この辺りで雨が強くなり、上手く写真が撮れていませんが、沢山の植物が綺麗に咲いていたんですよ


行き方
ロンドンの地下鉄でチャリングクロス駅サウスイースタン高速鉄道でアッシュフォード駅ローカル線に乗り換えライ駅
ライ駅から344番のバスで20分ぐらい。
バスの運転手さんに「グレートディクスターへ行きますか?」と訊いたら、「バスが停留所に近づいたら叫んであげるよ。」と言ってくれたので、安心して乗っていけました。
イギリスのバスは停留所の名前を事前に予告しないので本当に困りますが、初めてのバス旅だったので助かりました。
感謝感謝


 

バスの時間が多くないので、もう少しガーデンに滞在したかったけど諦めて、ライの街を散策
雨だったので、あまり回れなかったのですが、雰囲気だけは

観光案内所によって街の地図を貰い、マーメイドインを探しました。
以前ライを訪れた際に、そのホテルの玄関前だけチラ見だったので、次回は店内もじっくり拝見したいと思っていました。
丁度ランチタイムだったでの、ラッキーにもランチしました

レストランの窓にはめ込まれたステンドグラスは、このホテルの象徴かな
ライオンの顔の人魚

築600年の建物の中身はリアルアンティーク
落ち着きがあって、素敵です

サーモンBLTサンドを頂きました
カトラリーが銀食器で~本物~
美味しかったです

3年前、またいつか訪れたいと願っていた異国のレストランに、こうして来られるなんて
自分の幸運に、密かに感動しました。

この度のイギリス旅行ではグーグルの路線検索が大活躍
スマホの位置情報をONにして置けば、日本語でもアクセス方法が提示されます。
長女は英語版の乗換案内なども使い調べていたので、思いの外上手くいきました。
バスに乗っても降りるバス停までの距離や道のりがスマホの画面で見られるので、バス停の名前が分らなくても、なんとなく想像がついて運転手さんに訊くと当たってたり
ロンドンの人々は観光客に慣れているようで、インフォメーションが親切で、それが何より助かりました。
オリンピックのせいでしょうかね~
東京もこうなると良いな~なんて、2年後に思いを馳せたりしての、旅となりました。


続く

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