せっかく日比谷に出向いたので、日生劇場の隣の帝国ホテルも訪れました。
前回の訪問時はマム(菊)で埋め尽くされていたホールのフラワーアレンジメントが、今回は真紅のバラ
こちらが定番のようです。
ゴージャス
観てきたばかりの「Tootsie」の山崎育三郎さんの衣装のごとく、バラは赤くキラキラ光っていました。
目的は前回入店しなかった「オールドインペリアルバー」
フランク・ロイド・ライト設計の「ライト館」の面影を伝える東京で唯一の場所なのだそう。
バーカウンターの壁面は木製に見えたのですが、お話を聞くと石でできていて、当時は煙草を吸うことができたので、その煙の影響であめ色になったのだそうです。
歴史を感じます。
(余談ですけど、このカウンターに「厚岸」というウィスキーが置かれていて、ワンショット約7000円とか)
カウンターでオーダー後の待ち時間に「お好きでしたら~」と勧められた古い雑誌
きっと私のような建築フアンが沢山このバーにいらっしゃるのでしょうね。
記事と写真を眺めていると、当時にタイムスリップしたくなります。
店内奥の大谷石のレリーフは当時のままなのだそうです。
せっかくなので「ライト館開業100周年記念カクテル」をいただきました。
甘酒と豆乳とバーボンと卵白等、シャカシャカとシェイクする音がカッコ良いです。
(あっ10%割引券が写っている
)
金箔を乗せた記念カクテル
大変美味しくいただきました
帰りがけに入り口の角のスタンドライトが気になって伺うと、フランク・ロイド・ライトデザインのオリジナル製品なのだとか。
どなたかが寄贈したのだそうです。
店内の椅子もライトデザインに沿っていて、ピッタリ
二階のステンドグラスもライトのデザインっぽいです。
名建築の劇場でミュージカルを観て、その後名建築のホテルのバーでカクテルの飲んでと、この日も大満足の充実した一日となりました。
春になればガーデニングとガーデン巡りで忙しくなるので、冬は名建築巡り等で「美しさ」を感じに行きたいな~
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