昨日は日生劇場へ山崎育三郎さん主演のミュージカル「Tootsie トッツィー」を観に行きました。
NHKドラマ「昭和元禄落語心中」で観て以来フアンになり、一度この人のミュージカルを観てみたいと思っていました。
ようやく願い叶って~なんと前から3列目の席をゲットできました
「Tootsie」は昔ダスティン・ホフマンが演じた映画を観たことがあり、ちょっぴりセンチメンタルだけどとても笑える面白い映画だったと記憶しています。
育三郎さんが、その主人公をどう演じるのかしらん~ワクワク
とにかく歌が上手くて、女性も演じられるほど多彩で、なんといっても衣装の早変わりには驚きました
他のキャストさんは気にしていなかったのですが、NHK「大奥 2」で徳川家定を演じた愛希れいかさんはじめ、テレビで拝見する俳優さんたちが出演していて、皆さん舞台でもお上手で、更に楽しく面白かったです
昆夏美さんのハッチャケぶりも良かった
やっぱりミュージカル、好きだな~
今年はミュージカルをもっと見たいわ。
先日のテレ東「新美の巨人たち」で田中道子さんが「帝国劇場」を訪れた際に発した「ここを建築としてみたことが無かった」という言葉に、ハッとしました。
私も日生劇場には若い頃演劇を観に出向いたと記憶しているのですが、建物に興味が無かったので、内装等さっぱり思い出せなくて・・・
なので今回はしっかり予習していきました。
日生劇場は昭和初期に活躍した建築家・村野藤吾氏が設計した「日本生命日比谷ビル」内にある劇場で、外観には花崗岩が使われているそうです。
床のアチコチに大理石のモザイクが見られます。
天井には幾何学模様の照明
一寸近未来的
ホールには彫像とガラスタイルの壁面
つややかに光っていて綺麗です。
大理石の階段に赤い絨毯が敷かれていて、紅白のコントラストに
驚いたのは螺旋階段の多さ。
細い金属の手すりに赤い絨毯が敷かれた階段が、上り龍のような
劇場のホワイエの天井は白の石膏の孔のあいたボードで、
壁は白い大理石のテッセラ張り
劇場の扉横の壁もタイル張りでした。
劇場は上演後は写真撮影OKだったので、場内をパチリ
最上階の席の背後の壁は木製タイルが貼られていて、天井に間接照明が当たっていたり、
曲線がうねるように見える天井にはアコヤ貝が貼られているそうです。
現代の劇場では考えられない曲線の多い場内で、びっくりしました。
建築というより芸術作品のような気がします。
このビルの竣工当時には、隣りにフランク・ロイド・ライトが設計した帝国ホテルが建っていたので、設計者の村野藤吾氏は意識せざる負えなかったのでは・・・
と想像しました。
ランチは劇場一階のカフェ「ア・ラティエンヌ」でオープンサンドを頂きました。
昨年から劇場に出向く機会が増えました。
折角なので、これからは建物もちゃんと見よう~と思います
名建築巡りは続く
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