11月12月とバタバタ忙しい中で三本の映画を映画館で観ました。
コロナ禍でなければ、こんな風に感じなかったかも・・・
と思ったので、周りの環境とか情勢とかが映画の感想に大きく左右するのだと実感しました。
昨日観てきた「新解釈・三國志」
大泉洋ちゃんが出ていなかったら観に行かなかったし、観に行かなくても良い映画なのかもしれないと思う。
とにかくバカバカしくて・・・でも「ややうけ」レベルで面白かったです。
三國志を知らないので物語についていけるか心配でしたが、おふざけが過ぎているとはいえ、色々わかり易く解説されていたのでザックリ理解できました。
常々「戦国鍋テレビ」「戦国炒飯テレビ」など歴史のパロディを見慣れているので、違和感なく楽しめました。
これが福田監督の映画なのでしょうね.。
最近ムロツヨシに食傷気味なので孔明はつまらなくみえたけど、関羽や張飛はちゃんと演技していてとても良かったです。
もちろん劉備と曹操もね
趙雲の岩田くん、超カッコ良かったけど、福山雅治のテーマ曲はカッコ良すぎたかな
コロナ禍でなければ、これほど楽しめなかったかもしれない、と思います。
一時でも何も考えず笑えるって良いことだよね
テレビなら観終わった後CMやニュースですぐに現実に戻っちゃうけど、映画館は非日常空間だから少しの間何も考えずにいられるもの。
三國志って面白そう
次は「レッドクリフ」を観ようかな。
先週観てきた「ノッティングヒルの洋菓子店」
物語の始まりは悲しいけど、登場人物たちがその悲しさを各々の形で克服していく物語、かと思います。
お菓子はそのツールなのでしょう。
ロンドンの風景と、今や多民族国家になったイギリスの状況に、近年訪れたことがある者としてはとても納得がいきました。
特に亡くなったサラの母親ミミ役のセリア・イムリーの雰囲気が好きでした。
歳をとって顔にいっぱい皴があっても素敵な女性でいられるのね。
コロナ禍で沈痛な雰囲気の社会情勢に心が沈みがちになる中、この登場人物たちの前向きな行動に元気をもらいました
コロナ禍だから、一層心に染みる物語だと思います。
イギリス、また行きたいわ~
先月観た「おらおらでひとりいぐも」
原作を読んでいないから、主人公の心の中を擬人化したのは成功か否か分からないけど、違和感がぬぐえませんでした。
主人公は夫を亡くして一人暮らしの75才の女性。
物語の中では彼女の人生と現在とが交互に描かれ、現代日本の高齢者アルアルに自分の老い先を考えて一寸憂鬱になった。
顔に皴の少ない田中裕子だから見ていられたのかもしれない。
コロナ禍だし、後期高齢の一人暮らしの親戚に振り回されているさ中だったので、主人公の笑顔をすんなり受け入れられなかったです。
お客さんのほとんどが70オーバーの高齢者のようでした。
どう感じたのかな。
写真は「ノッティングヒルの洋菓子店」を観に行った横浜みなとみらいのランドマークタワー
周辺の並木は葉を落としていました。
ランドマークタワーのクリスマスツリー
今年も美しいです
「また、あなたとブッククラブで」も観に行きたいけど、今年の年末にそんな時間はあるだろうか
現状、映画は私にとって最も安全なエンタメでストレス解消かな。
私の老後はどんな風なのかしらん。
少なくとも手編みのラクダ色のベストは着まい
皴が沢山あっても、ミミのように明るいチェック柄のコートを着て凛として冬の街を歩こう
と、思うアラ還の私です。
ブログランキングに参加しています。
応援クリックよろしくお願いします。