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旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

リニューアルされていた滝上町のハーブガーデン

2019年07月13日 11時43分06秒 | 北海道ガーデン巡り

7月4日(木)

陽殖園を歩き回ってすっかりお腹が減ったので、滝上町のハーブガーデンにあるフレグランスハウス内のカフェへ向かいました
7年ぶりにハーブガーデンを見てビックリ
前回は、とてもハーブガーデンとは思えないお粗末な印象でしたが、見違えるように綺麗になっていました。
お手入れ中の方に伺うと、数年前、北広島のガーデンデザイナーさんを招いてリニューアルしたそうです。
デザインの力って、ガーデニングの知識って、やっぱり凄い
ここまで変わるとは
これなら観光名所の一つと呼べるかも

写真奥の背景のこんもりとした植栽は「サクラバラ」で、ガーデンを囲うようにたくさん植えられています。

オベリスクの下にはバラも数種類植えられていました。

丘の中腹にもガーデンが作られていました。
以前を知るだけに、よくぞここまで整備したと感心。

スタキス(ラムズイヤー)とアルケミラモリスのコンビがこれほど立派に育つのは北海道ならではかも。
スタキスがしっかり宿根し大株になるのですから。


丘の上のフレグランスハウス周りにも煉瓦で作られたレイズドベッドにハーブがたくさん植えられて、丁度花盛り

丘からの眺めも気持ち良いです

 

7年前に訪れた時は団体のお客さんが入っていてランチ出来なかったけど、今日はほぼ貸切か
フレグランスハウス内でバジルパスタを頂きました
トッピングのバジルを食べちゃった後の写真ですが

ここで、陽殖園マニアという地元のご婦人たちに出会い、今回の訪問で見られなかった他の季節の写真を見せていただきました。
本当にいつ訪れても発見のあるガーデンなのだと感動
お名前も伺いませんでしたが、ありがとうございました
またきっと、お会いできると信じています。


3日の宿は滝上町にある「ホテル渓谷」
部屋には陽殖園の物語が書かれた本「武市の夢の庭」と、ハーブティーが置かれていて、滝上町らしさを感じましたかね~

夕食は軽めのセット料理をお願いしましたが、女性にはちょうど良いぐらい。
写真は朝食で、お弁当形式。
バイキング料理に飽きてきた私にはこの方が良かったかな

 

ホテルの裏側は渓谷で、遊歩道があり散策が楽しそうですが、今回は割愛

またの機会に歩きたいです。

ホテルのお客さんはこの時期は陽殖園を目当てに来た方が多いようで、ここでもマニアの方と楽しいお喋りができました


今回の北海道のガーデン巡りはこれにて終了
どのガーデンも北海道ならではの広さとデザインと植栽とで、それぞれに個性を発揮していて素晴らしく、様々な季節に訪れなくては勿体ないと思います。
開園中はいつ訪れても、必ず見ごたえと見どころと発見があるように作られたガーデンばかりなので、ハズレなし
是非、思い立ったら北海道のガーデンへ足を運んでいただきたい、と心からお勧めします。
更に私など冬の厳しさを肌で知っているので、極寒の雪深い地に在って、ここまで素敵なガーデンが存在することに敬意を表します

最後に滝上町のハーブガーデンの大規模リニューアルを見て、自分の実家の町の観光について、ちょっと考えちゃいました

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一瞬たりとも見過ごせないナチュラルガーデンの真髄か~陽殖園 2019.7.4

2019年07月12日 12時47分17秒 | 北海道ガーデン巡り

7月4日(木)

滝上町一泊し、オープン時を待って、この旅の一番の目的地「陽殖園」へ
前に来た時は母が生きていた頃で2012年7月4日
もう7年も前になるけど、同日とは

入り口で熊鈴を貸してもらい、いざ園内へ
用水池の枯れた木々の浮かぶ水辺と奥の斜面の背の高い淡い色合いの草花が、絵になります。
手前は五色柳かな。


案内図を見ながら歩き出すと、斜面にはエゾクガイソウやヤナギラン等が風になびいて咲いています。
この雰囲気を何とかお伝えしたく、スマホで動画を撮りました
熊鈴の音が聞こえるかな。

陽殖園 エゾクガイソウの咲く頃 7月4日2019 }


道沿いのピンクの花はクラウンベッチ
7年前より大きく育って存在感があります。

その中に咲く小さな花も見過ごせない


歩を進めるごとに変わる風景。
足元を見てばかりいると見過ごすから、頭上も見ないと
斑入り葉の大型のグラスの先に咲いているのは原種系のバラかしらん

ルピナスの咲く曲がり角。
ここは上りましょうか

園内には様々なウツギの仲間が咲いています。


小山の斜面に見える赤い枝は何

スグリの実だわ


小山の斜面にも色々な花が咲いてます。



小さな花、み~っけ


二股に分かれている道、どっち行く

林の樹木の木肌も個性があって面白い

 

あっ、開けた場所に出てきた
この中にも武市流の植物の仕掛けが一杯ね。

こんなところにセントーレア

木の枝で組まれたトレリスにバラが絡まって咲いている

ピンク色のレースフラワーとか

朱色のリクニスとか

アストランチアも

白花キキョウとミヤコワスレかしらん

どれも植えられた植物なのに、まるで自然に生えたように育っているのです。

白いウノハナも沢山咲いています。


見上げた先にピンク色のコーナー発見
目を凝らすとバラとクレマチスが、生えてます。

ムラサキセンダイハギ、生えてます

これは原種系のバラの実でしょう

そして花にいざなわれるように小道を行くと

トンボ池が。
黄色の花が咲くコウホネと小型のピンク色と白のスイレンと、勿論トンボが飛んでいます。

このトンボ池の風景を眺めて閃くミレーの絵画「オフィーリア」
流れる感じを伝えたくて動画を撮りました。

陽殖園のトンボ池 7月4日 2019

 

入り口で頂いた園内地図にマークを付けならが更に歩きます
武市さんが手ずから植えた草花に、チラチラ見られているような気がしてきます。
沢山撮った写真の中からほんの一部ですがご紹介。


2時間半ほど歩いて帰り道側から眺めるエゾクガイソウの斜面。
往路と表情が違うように見えるのは、私だけではないはず

 木にバラが絡まっている

エゾクガイソウと白花ヤナギランのコンビが機嫌よく踊る


入口にもどって武市さんのノートにコメントを書き、植物の名前を2種類伺いながら、他の訪問者の方々と談笑した後、また来ることを誓って帰路へ。
振り返って園を眺めると、ウノハナ越しに、そこにも素晴らしい風景が

「ここからの風景も素敵ですね。」というと、
「自分が一番好きな風景が見られないとね。」と笑っていた武市さん。
360度目を凝らして庭作りをしているのでしょう。

今回の滝上町では、ホテルやカフェや園内で、「陽殖園マニア」の方に何人も会いました。
皆さん、この庭が大好きで何度も通われているそうです。
その意味が分るというか「共感度ハンパナイ」です

自然のようでいて自然ではない、人が作った自然の庭~ナチュラルガーデンとはそういう事だと思う。
ずっと前から、そこに住んでいるかのような植物たち。
庭主の植栽の魔法に魅了されちゃいました。

私も通います
だって咲いている花より多い蕾たちが、気になって仕方がないのだもの

 

旅の締めくくりへ続く

 

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ブルーポピーに出会うダイナミックな庭~初夏の大雪森のガーデン 2019.7.3

2019年07月11日 12時41分33秒 | 北海道ガーデン巡り

7月3日(水)

上野ファームを後にして大雪森のガーデンへ
流石に山の中だけあって、里では季節が終わっていた花々に出会う事が出来ました

まずは「森の迎賓館」目指して奥へ奥へと足を運びます
風知草がソヨソヨと風になびいている通路の両側にはシラカバ(ダケカンバ)が植えられていて街路樹のよう。
これから雨が降るのかと思いきや、まさに今雨が上がったところのようでした。

訪問の目的の一つ、ブルーポピーをチェック
今年は沢山の花が咲いている時期に来られてラッキー
丁寧に支柱がされていました。

メコノプシス・ベトニキフォリアの水色は透き通るようで美しいです
寒い地方でしか出会えない「ヒマラヤの青い芥子」
このガーデンのウリでもあります。

この列には白花と藤色の花も見つけました。
同じ品種の色変わりのようです。


うっそうと茂る木々を眺めると、半分白い葉を見つけました。
来る度に気になって調べるのですが、名前はすぐ忘れちゃいます

少し下るともう一種類のブルーポピーが咲いていました
背が高いタイプです。

メコノプシス・グランディスは、花色の青に深みがあって花も大きめで存在感があります。
「気温が28度以上になると生きていけない高嶺の花」だそう。
一年に一度の逢瀬が、今年は叶いました
極寒の地の初夏ならではのお楽しみでしょうか。
雨上がりのブルーポピーは、一層美しいです。



まるで私のために雨が上がってくれたのか カムイに感謝
アルケミラモリスの葉に沢山の雨粒。

アヤメの花にも雨粒。

大雪森のガーデンの特徴は寒い地方ならではの植物を見られること。
花びらの裏が一部紫色のアネモネも綺麗に咲いて、

クリンソウも


ヤグルマソウは葉が特徴的なユキノシタ科の植物で、こちらが本来の「ヤグルマソウ」なんだとか。

大好きなムラサキセンダイハギ

このガーデンは広い林の中に在り、植栽のダイナミズムを感じられる数少ないガーデンだと思います。
ジギタリスがさほど大きく見えなかったり、

赤いルピナスの背景の奥行き感など~たまりません


今年もツインなフォトスポットができていました。
一昨年娘たちを立たせて、写真を撮ったっけ

林の奥から戻ってくると段々と花が多くなります。

「森の花園」が待っていてくれるのです。


高山植物コーナーは花盛りでした。

そして青々とした芝生から少し登って

カフェ「緑丘茶房」到着で小休憩
上川大雪酒蔵が経営しているのかな
メニューに甘酒系があり、期間限定の甘酒と善哉のコラボスイーツを頂きました。
メニューの名前を忘れちゃいましたが、味はGOOD
花や緑を眺めながら癒しの一時を味わえるのが、ガーデンカフェの素敵ところです。


ガーデンの奥には新しく「遊びの森」ができていました。
大きなリング状のブランコなど、子どもだけじゃなくて大人も楽しそう


大雪森のガーデンでは森で楽しめる仕掛けやイベントなど色々企画があるようです。
次回はそんな企画に合うように来られたら、また違った楽しみ方ができるかも。

夕方になって気温が下がってきたし、山沿いは急な雷や豪雨に注意との事なので、晴れているうちにと先を急ぎました

翌日へ続く

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爽やかな鮮やかさ~上野ファームの初夏  2019.7.3

2019年07月10日 12時31分40秒 | 北海道ガーデン巡り

7月3日(水)
レンタカーで道北のガーデンの旅に出かけました。
外せないのは上野ファーム。
春にシーズン券を買っているので気軽に出向けます。

7月ですけど北海道は初夏。
爽やかな風が吹くガーデンは最高です

アーチの先にはマザーズガーデン。
モリモリと花が咲いています。

スパイク状の花が大好きなので、林立する花風景には心ときめきます



バラがずいぶんと多くなっているみたい。
香りが良いし華やかですが、色合いが涼しげなので自然の風景に馴染んでいるのが好もしいです。

でも、私はクレマチスを推しますね。
モリモリ育つクレマチスは小枝で作られたオベリスクに2種類絡ませて、小山のように咲いて見ごたえ十分

薄紫色のスカビオサと白バラの爽やかコンビ

黄色のバーバスカムがアチコチでアクセントになっています。
スパイク植物、好きだわ

ギボウシとバーバスカムのコンビが新鮮


花色の取り合わせも好きですが、上野ファームは背景の樹木の配置も注目ポイントです

以前この季節に訪れたのは何年前だったかな~
このレンガの壁周りのバラとクレマチスの風景にボリュームが

サークルボーダーガーデンにもバラが沢山咲いていました。

でもクレマチスの風景が気になるわ

そして、こんなナチュラルな雰囲気に癒されます。

 

射的山の中腹からノームの庭を眺めた後

丘を降りてノームの庭へ
ここは ザ・ペレニアルガーデン

クガイソウの青い波

アリウム・モヒカンが広々とした風景のアクセントに

ストケシアにモンシロチョウが停まっていたので

この綿毛はアネモネ・シルベストリスの種。
足元で見つけて嬉しくなる


そんなノームの庭とミラーボーダーガーデンをスマホで動画に撮りました。
臨場感を出したくてBGMは無しで、私の足音とカエルや野鳥の鳴き声だけ。
立体感を感じていただければ、と思います。

上野ファーム 7月3日 2019


ミラーボーダーガーデンは、左右対称の美しさもありますが、斜めから見るとまた違った表情が見えて楽しいです。


北海道はこれから夏本番
上野ファームはどう変化するのでしょう。
是非、足をお運びください。


この日のランチはNAYAcafeで「ガーデン風タコミートライス」を頂きました。
野菜一杯で美味しかったです。


だんだん曇って来たけれど、お天気は持つだろうか・・・
心配しながら次のガーデンへGO

 

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初夏のオロロンガーデン その2 & 地元の花火大会

2019年07月08日 16時18分24秒 | 帰省~オロロンガーデン

春は球根花で一杯だったメイン花壇ですが、この時期はすっかり土が見え見えに。
少しでも賑やかに・・・とコキアの小苗を移植したり、新しい苗を植えました。

可愛らしいピンク色のニチニチソウや

青い花の咲くサンクエール・ディープブルー
上手く広がりますように


枕木の小道周りでも、スカシユリなどが咲いてきています。

手前の背の高い宿根草はエリンジウム
株が大きくなっていて嬉しい
これも涼しいところの方が元気に育つ植物みたい。

スカシユリなのかオリエンタル系なのか・・・ユリが次々咲いてきています。
今年は例年より一週間早いそうです。


小道南側ではカラミンサ

リクニス・コロナリア(フランネルソウ)は相変わらず良く咲き、こぼれ種から育ったキンセンカも咲き始めました。

一寸失敗だったのはこの斑入り葉のグラス
なかなかカッコ良く育ちません。
越冬が難しいのだろうか。

アリウム丹頂も色付いてきました。

ゲラニウムはこの時期はチラホラと


弟が知り合いの庭で余った芝生を頂いて庭に張りました。
これにはビックリ
かなりカッコ良くなりましたが、住んではいないのに管理はどうするのだろう・・・
とりあえず簡易スプリンクラーなどつけていました。
芝刈り、目土、肥料・・・と案外手間がかかりますが、北海道の西洋芝の管理は本州より少しは楽なのだろうか
とりあえず、色々指示してきましたが・・・

芝生の手前には亡母が好きで植えた小輪のナデシコと、野良生えしたカモミールに似た花や

亡母が気に入っていた多肉植物が咲いています。

柵側ではエキノプス(ルリタマアザミ)やヘリオプシス(ヒメヒマワリ)が出番待ち。


海側の板塀のクレマチスもどんどん咲いて賑やかに


その隣ではノリウツギが蕾を見せ始めていました。
これですよ~寒い土地ならではのお楽しみを持っている花は
白いピラミッド型の花が咲いた後、秋には綺麗なピンク色になるはず。

アナベルの黄緑色は咲き始めの様子です。

 

南側の板塀沿いにも宿根草。
右から斑入りアップルミント、ロシアンセージ、ブラックフェンネル、エゾクガイソウ
手前にはオオバンソウ(学名ルナリア・アンヌア)

エゾクガイソウが綺麗に色付いている様子を見たかったな

そんなマイ・オロロンガーデンの全景
黄色が多すぎるかしらん
でも、とにかく沢山の花が咲いていて、雑草も少なくて、気持ちの良いガーデンになって嬉しい
お手伝いありがとうね、姪ちゃん


亡母は野菜の方が多かったけど、この庭をいつも綺麗にして楽しんでいたので、引き継ぐ私たちもできるだけ綺麗をキープしていきたい。
ご近所の方々も各家の周りを綺麗に保持しているので、ウチだけ草ボーボーだったり、防草シートで覆われていたり、除草剤で土色にしたくない。
なるべく近所の方に迷惑を掛けず不愉快な気持ちにしないよう、家族で維持していきたいと考えています。

この度の帰省で、物置小屋の片づけやサンルームのリフォーム等もして、アレコレ片づけずいぶん綺麗になりました。
ガーデニング以外の作業も多く、ホトホト疲れた
亡母が生きていた頃は、ずいぶんとリラックスして時間を過ごせたけど、まだまだ家の片づけ等が残っていて、なかなか別荘のような気楽な時間が持てません。

それでも古家を残す意味は大きいと思う。
つまりは心の問題ですけど、維持できるなら続けていきたいです。

何せ夏の北海道は最高ですしね


滞在最終日の7月6日
町の南側の漁港で花火大会がありました。
地区の人たちを盛り上げよう~との志を持った方たちが毎年開いているそうです。
アットホームな花火大会で、浜焼きのテントやキッチンカーも来て、訪れる人たちを楽しませていました。
こうした取り組みって素敵
目の前で上がる大きな打ち上げ花火に驚きました。
その一部ですが動画に撮りましたのでご覧ください。

臼谷漁港の花火大会

 

今年の夏の帰省はこれでお終い。
次は秋にでも

 

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初夏のマイ・オロロンガーデン その1

2019年07月08日 13時07分48秒 | 帰省~オロロンガーデン

昨日帰宅しました。
家のPCはサクサク動いて編集も楽です

前回のアップからほぼ一週間後。
スカシユリが満開になり、他の宿根草も咲いてきて、昨夏区画整理した花壇は色とりどりになりました。

 

の写真の右側で八重咲きのフランスギク(仮)が満開に

フランスギク(仮)も咲き、白い花が庭を明るくしています。
この白い花たちはシャスタ―デージーとは違って茎がとてもしっかりしていて、花も大きい。
幾つも園芸種があるのでしょう。

先日アップしたピンク色のヤロー。
綺麗に撮った写真で見て欲しくて


家側から見た花壇

通路左側では赤いモナルダ(ベルガモット)が咲いてきました。

葉は黄緑色がかっており、赤いモナルダにもいくつか品種があるのでしょうけど、実家のモナルダは茎が太くしっかり立ち上がっています。


予定ではマトリカリアが咲くはずだったのですが根付かず土が見えていた区画に、春にスタキスを二株植えましたが、それでも寂しいので、野良生えしていたムスクマロウを移植してみました。
スタキスの茂り具合によっては、来年は引き抜かれる運命になるかも・・・ですが、今は色合いに

その隣ではアガスターシェ・ゴールデンジュベリーが蕾を付けていました。
咲くところが見たかったけど、宿根しただけで良しとしましょう。

隣のカリガネソウは、思ったより背が伸びなくてリシマキア・ファイヤークラッカーの陰に隠れてしまっています。
なんでかな~株分けが嫌いなのだろうか
それともこれから伸びるのだろうか

この列の一番南側に、春に種をまいたナスタチウムが育って、間もなく花を咲かせそう
ナスタチウムは庭のアチコチに種をまいたのに、まともに育っているのは数株でした。
でも夏中咲いて欲しいわ。
隣の緑のモフモフはこぼれ種から芽を出したコキア
どれぐらい大きくなるのかしら、ちょっと楽しみ

通路をはさんで向かい側でカンパニュラ・ウエディングベルが咲いていました。
瀕死の様相なの・・・株分けが嫌いなのかもしれないな~
来年に期待


そんな通路の西側はカラフル

一番手前の八重咲きのカスミソウのような花も、野良生えしている株は大きいのですが、移植株はまだ小さめで目立ちません
リシマキアに負けない花だと思うんだけどね。

先日アップした際に花が良くわからなかったシレネの仲間
ピンクは愛らしい

白は楚々としています
姿に似合わず、なかなかの強健種のようです。

家側から一枚
しつこいですが、この様子を見られるは、次は来年なので


春にスイセンとムスカリが咲き、その後はカマッシアとオダマキが咲いたであろう庭の東側は野良生えのダイヤーズカモミールの黄色が目立ちます。
秋にシュウメイギクが咲く予定。
白い花は野良生えのマトリカリアやカモミールに似た花や八重咲きの白花。
野良生えは強く生きていますね。

そんな中で移植したカンパニュラが一輪だけ咲きました。
こちらも来年に期待したい。

 

花壇の一番西側の列に植えた斑入り葉のホスタ(ギボウシ)が咲いてきました。
日向でもギボウシが咲くのは、北海道ならではかも

春はチューリップが咲いていた一角に、先日上野ファームで買ってきた宿根草を植えました。
背の高い株がカンパニュラ・サラストロで、低い二株がテウクリウム・ヒルカニカム
テウクリウムは大きくなる予定なので、いずれは株分けしようと考えています。


アスチルべは二株在るのですが咲いたのは一株だけ
それも花が小さい・・・
環境が合わないのか・・・水が足りないのか

春はスイセンが咲いていた列ではシラー・カンパニュラ―タのシードヘッドが残っていたので、そのままにしました。
秋に枯れ美など楽しめたらいいんでないかい

その並びに越冬する多肉植物
今年も花が咲きそうです。

 

そんなマイ・オロロンガーデンの東側半分

今は赤白黄色の花壇ですが、朱色のユリの花が終わったら、紫系の花が咲いてくるはず
そうやって季節とともに花色が変わり、庭の雰囲気が変わる・・・
その醍醐味を、姪や弟や義妹に強く感じて欲しいのだけど・・・
それがわかるまで、もう少し時間がかかるかもね。

草取りしながら、弟に言われた言葉に少しやり切れなさを感じたけど、理解してもらえなくても第一子長女のお姉ちゃんは負けない
いつか気が付くその日まで

続く

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アルケミラモリスがふわふわと~6月末のマイ・オロロンガーデン

2019年07月05日 18時34分30秒 | 帰省~オロロンガーデン

28日の夜に実家に着いて、29日は庭でスイセンやチューリップの枯葉や枯れ株を片付けたり、花が終わった植物の剪定などして過ごしました。
除草は姪と義妹が頑張ってくれていたので、ずいぶん助かりました

片付け終わった庭の写真を撮りました。
今年は例年より暑い日があったせいで花の先進みが1~2週間早いようです。
宿根草中心の新花壇を南側から見た様子。
銅葉はリシマキア・ファイヤークラッカー

スカシユリがこんなに沢山咲くとは
黄色いヤローも増えて立派に。

右側の八重咲きのフランス菊も しっかり根付いていました。

右奥ではピンク色のヤローとダイヤーズカモミールが咲いています。

 

家側から見ると

一番右手前で咲いたのはアストランチア・マヨール・ローマ
お気に入りなので嬉しい

その隣が背の高いシレネ
花が上手く写せていませんが、ピンクと白が咲いてます。

ペンステモン・ダークタワーズも咲きました。

西側から見た様子
上手くレイヤーになっているでしょうか

 

春にチューリップとスイセンで華々しかった花壇は、枯れた葉や株を引き抜いてすっきり
こぼれ種から芽吹いたキンセンカが真ん中あたりに沢山。

実はこの右下隅にアリウム・クリストフィーを二球植えていたの。
自宅の庭より大きく育っているのは、涼しいからでしょうか。

正面はアルケミラモリスの黄色い花がフワフワと沢山咲いて綿菓子のよう
この風景は北海道ならではだと思います。

 

アルケミラモリスの南側は枕木の細い通路
正面のこんもりとした植え込みはピンク色のゲラニウム
手前のマジェンダ色の花はリクニス・コロナリア(フランネルソウ)
着々と増えてます。

このラインにはアリウム丹頂を植えています。
花は小さいながら球根は増えたみたいで花数多し。

そんな庭を西側から見ると
ガーデンって感じ。

 

塀沿いのクレマチスが咲き始めたところでした。
ピンク色は昨秋除草の際根を痛めたせいか、例年より元気が無いです。
今秋はテコ入れしようと思います。

 

今日は7月5日 一週間ほどしか経っていないけれど、庭は変化しています。
明日も除草に励んで後日、さらに咲き進んだ庭をアップしたいと思います。

7月3&4日で道北のガーデンを旅してきました。
写真の整理がまったく追いつきません。
その様子も後日帰宅してからゆっくりと
お楽しみに

 

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花フェスタ2019札幌 拝見!

2019年07月03日 22時34分05秒 | 北海道ガーデン巡り

6月28日(金)

余市のニッカウィスキー見学後は、一路小樽に戻りレンタカーを返してJRで札幌へ
予定より早く札幌に到着したので、大通り公園で開催中の「花フェスタ2019札幌」を見に行きました。

花壇コンクールの作品で一番好きだった花壇。
ストーリーを感じます

花壇の隣に植栽の表があってわかりやすい



そのほかに気になった花壇をいくつかアップします。
公園の植栽の参考になりそうなタイプ

 

可愛いオブジェも

左右対称の花壇は、どうしても祭壇に見えて好きではないの
アンシンメトリーというか、不等辺三角形のデザインが好きかな。

北海道農業高校生ガーデニングコンテストは訪れる度に楽しんでいます
レベルが高くて、高校生とは思えないような大人っぽい作品が素敵でした。

ピアノのアイディアは可愛い

北海道で起きた自然災害で倒れた70年生のトドマツの根を使った作品は力強い。

今の高校生はきっと良いガーデンや植栽を見ているのでしょうね。
考え方もガーデンもレベルが高いです。
将来有望

ハンギングバスケットのコーナーは、いつも華やか。
月形のコテージガーデンの展示には「THE FINAL YEAR OF COTTAGE GARDEN」と。
梅木さん、お辞めになるようです。


歩く歩く

「リラの会」のガーデンは抑え目な色合いがナチュラルで好み


大通公園最西端のバラ園へ
ちょうど、つるバラが満開でした。
北海道は今まさにバラの季節

振り返ると札幌タワーも見えます。

中国の姉妹都市から贈られたマイカイは花色が二色
手前の花のほうが色が薄いです。


3年ほど前は、こんなに足が疲れなかったかも・・・
途中ベンチで休憩しながら見て回りました
面白かった

帰省の遠距離バスの時間に間に合うように、早めの夕食
それほどおなかが空いていなかったので、ラーメンを。
赤レンガテラスのフードコートのラーメン、美味しかったです。



ラーメン食べると疲れがとれる気がする

実家へGO

 

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二木~赤井川~余市巡り 

2019年07月02日 13時10分20秒 | 北海道ガーデン巡り

6月28日(金)

 朝食後ホテルをチェックアウトし、レンタカーで今回の旅の一番の目的地へ向かいました。
事前に電話で確認した際、見学OKだったのでうきうきとドライブした先は二木ヒルズのナチュラルガーデン 。
今月7日にオープンするワイナリー併設のガーデンです。
10時半ごろ着いて、受付で再度確認し、いざガーデンへ

できたばかりの大きな薔薇のアーチがありました。

のんきにガーデンへ入っていくと、ガーデナーさんに呼び止められ「此処はまだ入場禁止です」と。
どうやら受付と齟齬があったようです。
わざわざレンタカーまでしてやってきたのに・・・残念
泣く泣くガーデンを後にしましたが、せっかくなので、遠くから写真を撮りました

遠景からでも素敵な植栽のガーデンだとわかります。
なので、この蔓薔薇がアーチを覆う頃また訪れたいと思います。

 

次は「アリスファーム」へ
30年ぐらい前からアリスファームのお二人のライフスタイルは知っていたのですが、訪れるのは初めて。
当時良く雑誌で取り上げられていたし、初期の「BISES」誌の藤門氏のコラムを読んで、密かに憧れておりました。
アリスファームのカフェは昨年新しくなったそうです。

美味しそうだったのでマフィンと自家製ジンジャエールをいただき小休憩 。
マフィンが美味しかったのでお土産に買いました。

ベリー畑は見学OK
およそ100歳の栗の木の下にはデッキが。

摘み取りもできるファームのようなので、いつかここでベリー摘みができるといいな

アリスファームの後は余市町へ
大きなポットスティルが目印といえば・・・

「ニッカウヰスキー 余市蒸留所」
工場見学ツアーに入って説明を聞きながら歩いて回りました。
NHKの朝ドラ「マッサン」を観ていたので一度訪れてみたかったのです。

ウイスキーにスモーキーフレイバーをつけるためのピートに触ってみました。

ずらりと並んだポットスティル
石炭直火蒸瑠方式

ちょうど石炭をくべる作業を見ることができました。

旧研究室は創業者の竹鶴氏の奥様の名前を取って「リタハウス」と呼ばれているようです。

石造りの倉庫に並んだウイスキーの樽

 

他に会社成立時の事務所や竹鶴氏の旧住居など眺めながら、いちいち朝ドラを思い出しちゃって
マッサンとエリーの物語がここでつむがれていたんだな~なんてね

ウィスキー博物館の中には、リタさんの思い出の品が展示されていたり、

ドラマで使われた衣装なども見ることができました。
 

運転手なのでウイスキーの試飲はできず、美味しいアップルジュースを頂いて余市を後にしました。
これも聖地巡礼って言うのでしょうか。
楽しかったです
次は十勝かな

札幌へ続けよ

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