9mm口径のパラベラム実弾という何とも変なネーミングのバンド「9mm Parabellum Bullet」(以下9mm)のライブに行った。
といっても実はファンでもないのが、本当の目当ては前座に「ミドリ」が出るので観に行ったのである。
今年のアラバキロックフェスでは、チャットモンチーが出演する日に9mmというよくわからぬバンドが出るので、一応予習しといていた。奇しくもミドリというわけのわからぬバンドも出るので、こちらも予習しといた。結局いろいろあってアラバキには行けなくなり、ある意味アラバキのリベンジになるのであった。
その春先から比べれば、9mmもミドリもお互いかなり人気も出てきたようである。ミドリなんかは今では大ファンになってしまったので、一応9mmの対バンの前座という形だが、ミドリ観たさについでに9mmも観ようということでチケット購入。
いろいろ忙しくて9mmの新作アルバム「VAMPIRE」をあまり予習出来なかったが、青森クォーターまでの行きの車内で何回も聴いておく。今までそんなに良いと思わなかったけど、聴いてたらなんか人気あるのもわかったきた。
クォーターに早めに到着するも、整理番号が199番と極めて遅いので、早めに行っても無意味だし、雨も降ってたから開場ギリギリに入る。友人の情報で、スピーカー前は大抵空いているとのことで、急いでいったら本当に空いていた。だから199番なのに一番前に行けた。でもほぼ真横ではあるが。
そんなこんなで前座のミドリ登場!!
ミドリはボーカル・ギターの後藤まりこを筆頭に、キーボードのハジメ、ウッドベースの岩見のとっつぁん、ドラムの小銭という編成の四人組。
まりこはライブではおなじみという、セーラー服で登場!目にはプロレスのAKIRAばりの変なメイク、というよりはマジックで書いたような、そして黒ガムテープで足をグルグル巻きにしたインチキ臭い格好である。
短いスカートをわざとめくっては、中のブルマをチラ見させ、ボルテージを上げる。
曲はほぼ知ってるのだけど、何せ曲名がよくわかんないので、何やったかわかんない。
一曲目からいきなりまりこダイブ!そしてデストロイーー!!の「ゆきこさん」。今時デストロイとはたいしたもんだ。キュートな歌い口から一気にスクリームするテンションの上げ方が異常。ほとんどの曲はCD音源すら何歌ってるのかわかんないのに、ライブでは尚更何歌ってるかわかんない。でもそれでもいい。もう詞などどうでもいい。演奏と叫びでいい。
まりこのパフォ-マンスといったらもう頭オカシイね。唾吐きまくり、ドラマーも困るほどのドラム叩きまくり、そしてドラムセット破壊。
そしてダイブならぬ観客の上を歩くという女の子の軽量ならではの新崎人生もビックリの荒技。
一番良かった曲は「あんたは誰や」である。かなりカッコよくてちょっと泣いた。パフォーマンスやりすぎてバテるギリギリで全てを振り絞ってロックを、パンクを表現する珍獣まりこ。何やるのかわからぬ不安さえ感じる狂気感が漂っていてそれも良かった。
最後はラブバラード「POP」で〆。いいだけ暴れまくって礼もしないで颯爽と帰る妖怪まりこはあまりにパンク過ぎてちょっと引いたところもあったけど、さすがに良かった。
前座だから30分位かなと思ったが、45分と嬉しいボリュームであった。
転換中にトイレ、そしてドリンク買いにいき、バーボンソーダを呷る。ま、いい感じになったところで、友人と離れて結構後ろで観る事にする。9mmのファンでもないので、一番前にいるのもどうかと思ったので、後ろでゆったり観ることにする。
そして9mm登場!
9mmはボーカル・ギター菅原、ギターの滝、ベースの中村、ドラムのかみじょうの四人組。
顔はほとんど知らなかったので、初めて観る。ボーカルはWAGE時代の小島よしおにそっくりです。
プロデューサーはチャットモンチ-でお馴染みのいしわたり淳治。チャットモンチ-に次いでの第二弾プロデュースが彼ら。
チャットモンチ-も9mmもここまで人気を博したとなると、淳治の力もかなり評価されたであろうか。
ライブは始まる。いきなりヘビネスな轟音を響き渡し、会場も盛り上がる。曲は大体予習してたので、耳に残ってた曲は体を揺らすくらいノッテしまった。
特にアルバムのリード曲「VAPIRE GIRL」はかなのキャッチ-でノリやすい。
全体的に曲はヘビーメタル、ラウドロックよりなのだが、ギターはかなりメロディアスで、サビの歌メロもかなり聴きやすいので、ファンが多く人気があるのも納得である。
メタルとかのヘビーサウンドのミュージシャンは大体独特のイメージを作っての格好をしてるけど、彼らは至ってカジュアルな服装で、あくまで音で勝負しているという姿勢が受けて取れる。
ギターもベースも飛び回り、アクションも派手で、ボーカルも盛り上げ方が上手い。実際自分もかなりノリまくってたし。
前半は新作、後半は1stアルバムからの内容だったような気がする。アンコールも二曲、ドデカイ音を出し、且つメロディアスな音、そして演奏もなかなか上手い。盛り上げに盛り上げて終了。
よく見たら1時間弱のすっきりとした早さで終わった。
ミドリ目当てだったけど、さすがに9mmの力が凄く、ミドリファンの自分でさえ、9mmが文句なしに主役であった。でもミドリの驚愕のパンクライブも凄まじく、是非とも次回は前座ではなくメインで、ワンマンで観てみたいものであった。なかなか楽しかったです。
といっても実はファンでもないのが、本当の目当ては前座に「ミドリ」が出るので観に行ったのである。
今年のアラバキロックフェスでは、チャットモンチーが出演する日に9mmというよくわからぬバンドが出るので、一応予習しといていた。奇しくもミドリというわけのわからぬバンドも出るので、こちらも予習しといた。結局いろいろあってアラバキには行けなくなり、ある意味アラバキのリベンジになるのであった。
その春先から比べれば、9mmもミドリもお互いかなり人気も出てきたようである。ミドリなんかは今では大ファンになってしまったので、一応9mmの対バンの前座という形だが、ミドリ観たさについでに9mmも観ようということでチケット購入。
いろいろ忙しくて9mmの新作アルバム「VAMPIRE」をあまり予習出来なかったが、青森クォーターまでの行きの車内で何回も聴いておく。今までそんなに良いと思わなかったけど、聴いてたらなんか人気あるのもわかったきた。
クォーターに早めに到着するも、整理番号が199番と極めて遅いので、早めに行っても無意味だし、雨も降ってたから開場ギリギリに入る。友人の情報で、スピーカー前は大抵空いているとのことで、急いでいったら本当に空いていた。だから199番なのに一番前に行けた。でもほぼ真横ではあるが。
そんなこんなで前座のミドリ登場!!
ミドリはボーカル・ギターの後藤まりこを筆頭に、キーボードのハジメ、ウッドベースの岩見のとっつぁん、ドラムの小銭という編成の四人組。
まりこはライブではおなじみという、セーラー服で登場!目にはプロレスのAKIRAばりの変なメイク、というよりはマジックで書いたような、そして黒ガムテープで足をグルグル巻きにしたインチキ臭い格好である。
短いスカートをわざとめくっては、中のブルマをチラ見させ、ボルテージを上げる。
曲はほぼ知ってるのだけど、何せ曲名がよくわかんないので、何やったかわかんない。
一曲目からいきなりまりこダイブ!そしてデストロイーー!!の「ゆきこさん」。今時デストロイとはたいしたもんだ。キュートな歌い口から一気にスクリームするテンションの上げ方が異常。ほとんどの曲はCD音源すら何歌ってるのかわかんないのに、ライブでは尚更何歌ってるかわかんない。でもそれでもいい。もう詞などどうでもいい。演奏と叫びでいい。
まりこのパフォ-マンスといったらもう頭オカシイね。唾吐きまくり、ドラマーも困るほどのドラム叩きまくり、そしてドラムセット破壊。
そしてダイブならぬ観客の上を歩くという女の子の軽量ならではの新崎人生もビックリの荒技。
一番良かった曲は「あんたは誰や」である。かなりカッコよくてちょっと泣いた。パフォーマンスやりすぎてバテるギリギリで全てを振り絞ってロックを、パンクを表現する珍獣まりこ。何やるのかわからぬ不安さえ感じる狂気感が漂っていてそれも良かった。
最後はラブバラード「POP」で〆。いいだけ暴れまくって礼もしないで颯爽と帰る妖怪まりこはあまりにパンク過ぎてちょっと引いたところもあったけど、さすがに良かった。
前座だから30分位かなと思ったが、45分と嬉しいボリュームであった。
転換中にトイレ、そしてドリンク買いにいき、バーボンソーダを呷る。ま、いい感じになったところで、友人と離れて結構後ろで観る事にする。9mmのファンでもないので、一番前にいるのもどうかと思ったので、後ろでゆったり観ることにする。
そして9mm登場!
9mmはボーカル・ギター菅原、ギターの滝、ベースの中村、ドラムのかみじょうの四人組。
顔はほとんど知らなかったので、初めて観る。ボーカルはWAGE時代の小島よしおにそっくりです。
プロデューサーはチャットモンチ-でお馴染みのいしわたり淳治。チャットモンチ-に次いでの第二弾プロデュースが彼ら。
チャットモンチ-も9mmもここまで人気を博したとなると、淳治の力もかなり評価されたであろうか。
ライブは始まる。いきなりヘビネスな轟音を響き渡し、会場も盛り上がる。曲は大体予習してたので、耳に残ってた曲は体を揺らすくらいノッテしまった。
特にアルバムのリード曲「VAPIRE GIRL」はかなのキャッチ-でノリやすい。
全体的に曲はヘビーメタル、ラウドロックよりなのだが、ギターはかなりメロディアスで、サビの歌メロもかなり聴きやすいので、ファンが多く人気があるのも納得である。
メタルとかのヘビーサウンドのミュージシャンは大体独特のイメージを作っての格好をしてるけど、彼らは至ってカジュアルな服装で、あくまで音で勝負しているという姿勢が受けて取れる。
ギターもベースも飛び回り、アクションも派手で、ボーカルも盛り上げ方が上手い。実際自分もかなりノリまくってたし。
前半は新作、後半は1stアルバムからの内容だったような気がする。アンコールも二曲、ドデカイ音を出し、且つメロディアスな音、そして演奏もなかなか上手い。盛り上げに盛り上げて終了。
よく見たら1時間弱のすっきりとした早さで終わった。
ミドリ目当てだったけど、さすがに9mmの力が凄く、ミドリファンの自分でさえ、9mmが文句なしに主役であった。でもミドリの驚愕のパンクライブも凄まじく、是非とも次回は前座ではなくメインで、ワンマンで観てみたいものであった。なかなか楽しかったです。