卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

奥塩原元湯温泉 大出館

2014-01-28 00:02:41 | 温泉(栃木県)
やべっちFCで岡崎の試合のシーンだったかで、シュートした岡崎のVTRを見て解説の名波が「パンチ力がありますからね」と。
脚しか使えないサッカーでパンチ力って表現はやったらダメでしょ!?
唯一許されるとしたらキーパーのパンチングのみに限られますが。ま、どうでもいい話。





去年の栃木温泉巡りにてこちらの「奥塩原元湯温泉」の「大出館(おおいでかん)」に行ってきました。



場所は、奥塩原元湯温泉の山中にあります。




奥塩原元湯温泉は現在3軒の旅館があり、その中の一軒がこちらです。



今回は「まっとうな温泉」本にて無料入浴させて頂きました。感謝です!



玄関入って受付してから地階へ降りて行って右奥に進むと浴場が6ヶ所あります。

混浴「墨の湯」、混浴内湯、混浴露天、女湯内湯、女湯露天、貸切風呂です。


源泉は3本あり、「五色の湯(1号泉)」「御所の湯(2号泉)」「墨の湯(3号泉)」とあります。



まず名物の「墨の湯」浴室へ。

混浴の内湯で「墨の湯」と「鹿の湯」の2つの浴槽があります。


鹿の湯は42度の4人サイズ。

源泉掛け流しです。御所の湯源泉だと思います。

お湯は薄緑白濁、玉子味、硫黄臭と硫化水素臭あり。



墨の湯は36度の6人サイズ。

チョロ出しの源泉掛け流しです。

お湯は黒濁り、硫黄臭あり。

名前の通りの墨汁の様なお湯で、全国でも他に類をみない珍しい黒湯。
どこぞの黒湯と謳っている温泉は濃い褐色であるが、ここのお湯は黒色です。

とはいえ、年々色は薄くなってきているようで、特に大地震以降は顕著に薄くなったようだ。
何年か前にテレビで墨の湯が紹介された時はあまりの黒さに度肝を抜かしたものであるが、正直入ってみるとやはり薄くなったのは実感出来る。
それでも唯一無二の名湯には変わりない。



浴室に入る前に確認したら若い男性が1人だけいたので意外と空いててラッキーと思って断りを入れて撮影しようかと思ったところに、大人数がドカドカ入ってきて撮影どころか落ち着いても入れなかったのが残念である。

ちなみにこの画像は帰り際撮ったものです。
他の浴場入って最後にまた戻ってみたら最初に入ってた若い男性が自分と同じ考えで混雑から一時避難して空いてたので戻ってきてた様子。
そこで撮影を頼んで快くOKしてくれたのです。
彼も塩原周辺を巡ってたようで少しお話もできましたし、本当は湯に浸かってゆっくり話したかったが時間がなかったので残念です。


混浴ですが、脱衣場も狭いので女性にはかなりきびしいかと思います。
女性専用時間があるのでその時間に狙っていくといいでしょう。



混浴内湯は源泉が違う2つの浴槽があります。



シャワー付きカランは4ヶ所あります。



奥の「御所の湯」は40度の6人サイズ。

御所の湯源泉で、源泉掛け流し。


小さめの「平家かくれの湯」は38度の2人サイズ。

おそらく五色源泉を源泉掛け流し。



内湯続きの露天「岩の湯」は38度の6人サイズ。

五色源泉を加水掛け流しです。

お湯は淡い緑白濁で、玉子味、硫黄臭と硫化水素臭あり。


高台にあるので景色はいいです。



「五色の湯」源泉と「御所の湯」源泉は見た目も泉質的にもほぼ変わらない感じ。
日によって色が変わるので五色の湯といわれてるようですが、この日の鮮やかなエメラルドグリーン白濁は視覚的にも感動ものです。



女湯の内湯と露天もほぼ同じ様な造りなので無理して混浴に入る必要は無いでしょう。



ちなみに貸切風呂は空いてれば自由に入れますよ。



そんなわけで素晴らしい温泉でした。


客が多くて参ったが、それでも時間ずらしたら何とか撮影できたのでよかった。
人気の施設なのでまだ空いてた方だったかもしれないが。


墨の湯は思ったより薄くて残念だったが、それ以上にきれいなエメラルドグリーン白濁硫黄泉だったので結果的に良かったです。



オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆★(4.5)


泉質・含硫黄-ナトリウム-塩化物。炭酸水素塩泉[硫化水素型](低張性中性高温泉)
泉温・57.7度、50.9度、52.6度(源泉掛け流し、一部加水あり)
効能・リウマチ性疾患、糖尿病、

料金・600円
備品・ボディソープ、シャンプー、無料ドライヤー
施設・宿泊、日帰り

住所・栃木県那須塩原市湯本塩原102
電話・0287-32-2438
立寄時間・10:00~16:00
定休日・不定休(冬季休業あり)

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